2006/05/10

とりあえず帰国報告

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RICOH GR DIGITAL 28mm f2.4

先ほど無事自宅に戻ってまいりました。

今回も完全個人旅行ということもあり、「東洋の河童」と「怪しい髪型の貧相なアジア人」が織り成すスリリングでエキサイトな旅でありました。

トルコというところはそれはもう素晴らしいところで私にとっては「パラダイス」としか言いようのない国でした。すでに

「またいつか行きたいなあ」ではなく「さて次はいつ行こうか(戻ろうか)」

というくらい第二の故郷と呼んでも差し支えない存在になっています。

さて今回のトルコ撮影旅行ですが撮影枚数は以下のようになりました。

 ■撮影フィルム本数・・・・・・42本
 ■GRデジタル撮影毎数・・・約900枚

観光、記録、押さえ込みで約2500枚といったところでしょうか。実質滞在日数は9日でしたが、国内を地元長距離バスの乗り継ぎで移動したために丸々一日移動の日もあったりで正味撮影可能日数が7日弱だったことを考えるとかなり精力的に撮ったのではないかな?と思います。

さあて、デジタルはともかく肝心のMP+ノクチルックスでのトルコの写真はどんな感じで上がってくるでしょうか。駄作、凡作の山を築いた感触がぷんぷんしますが、目一杯楽しみながらじっくり撮影できたと思っていますので、少しでもまともな写真があればワタシ的には十分満足です。

イスタンブールのホテルを出発してそろそろ24時間になります。現地では気力で歩きまわりましたが、そろそろ疲労もピークのようです。詳細は追々記事にしてゆくとして今日はひとまず休息を取ることといたします。

トルコ旅行、本当に最高な旅でした

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RICOH GR DIGITAL 28mm f2.4

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2006/04/29

Road to Turkey  ~では行ってきます~

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Zeiss Ikon + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

随分トルコ旅行をネタにブログを書いてきましたが、とうとう明日の早朝出発です。今の心境はもういまさら焦ってもどうにもならないという

試験日前夜の受験生

って感じですかね。
心配していた現地の気温なんですが、なんと昨日の時点でイスタンブールの最高気温が18℃まで上がってきています。うーむ、どうなっているのやら。
相変わらずカッパドキアは寒そうなので重ね着対策で乗り切ることにします。

最終的に持ってゆくフィルム本数ですが

 ■Shig・・・・・70本
 ■同居人・・・・60本

モノクロスナップ、広角撮影ではGR-digitalが主役ですからフィルムはこれだけあれば多分十分かと・・・・(多すぎ?)

現地の天気も晴天ばかりとは限りません。サフランボルでは雨の予報です。雨が降ってしまうと撮影ペースはがっくり落ちてしまいますが、以前にも書きましたがフィルム残数を気にしての撮影はしたくありませんのでこのまま行きます。
※いまさら10本くらい減らしても嵩も重さも大して変わりませんし

さて、トルコに行っている間のこのブログですが、自動更新で写真だけでもアップ・・・・というのも考えたのですが、短期間の旅行ならともかく10日以上も本人不在で写真だけアップというのも「更新のための更新」という感じがしますので当ブログは

5月10日までトルコ旅行中につき更新はお休み
※次回更新は5月11日(予定)

と、させていただきます。

とにかく無事帰国することを最優先に目一杯楽しんでまいります。写真の出来は・・・・その時の運次第ということであまり期待しないでくださいね←すでに言い訳が入っている。

では皆様、行ってまいります。

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2006/04/28

ただいま準備中

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

いつもそうなんですが、やっぱりカチカチ山のたぬき状態になっています。

と、いうことで今日は写真のみ。

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2006/04/27

Road to Turkey  ~もしかして寒い?~

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

もうじき5月というのにここのところ妙に寒いと思いませんか?
通勤電車でコート姿を見ないので寒がりな私も無理をしてスーツのみで通勤していますが、本音のところコート着たいくらい寒いです。

シリアやイラクに隣接しているトルコは「暑い」というイメージがありますが、気候は日本と同じ感じだそうです。「日本と同じ」じゃちょっと大雑把過ぎますね(笑)(北海道と沖縄では相当気候が違いますから)。具体的にいうと「イスタンブールと東京が同じくらい」のようです。

ところがここ最近のトルコの気温をチェックしてみると

 ■カッパドキア・・・・・0℃~4℃
 ■イスタンブール・・・・4℃~10℃

なんですかこれは?

4月末なのに日本の冬並みじゃないですか。すっかり初夏気分でTシャツ中心の服を用意していたのですが、ここに来て大幅な見直しが必要なようです。(ホッカイロや手袋もいるかも)さすがに重衣料はリスクありすぎなので、重ね着で対応するのが得策のようです。

しかし寒いとは想定外やったなぁ。

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2006/04/25

Road to Turkey ~ポートフォリオ~

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

半年も前から入念に準備を進めてきた同居人とは違って、私といったら残り一週間を切ったころからおもむろにカメラ関係以外の具体的準備を始めだしております。

海外旅行はやっぱり異文化とのふれあいと異国の人とのコミュニケーションでしょう

と、いうことで撮影をしながらの旅でも何とかコミュニケーションをとる方法はないだろうか(言語以外で)・・・・と思案しておりました。

できるだけ人物を撮るときは声をかけて撮りたいということもありますし、細かい説明をトルコ語ではできないので基本的に「Adim fotografci(私はフォトグラファーです)」で通そうと思っています。そこでさらに会話が進めるために

簡単なポートフォリオを持っていってはどうだろうか

と、考えたわけです。もちろん本格的なヤツじゃありません。ブック形式ではなく軽いバインダー式で持ち運びやすいもの。大きさもはがき大くらいで。

こんなの撮ってるんですよ

と見てもらうことで、そこからコミュニケーションもとれるんじゃないかと・・・・。日本では照れくさくてできないこんなやり方も、海外なら恥ずかしがらずにできそうな気がします。それに写真って国境を越えて見てもらえるものだし。

「今頃から作るんかいっ!」て声も聞こえてきそうですが、ええ、がんばって作ります。しかし思いつくのがホントに遅いよね。

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2006/04/23

Road to Turkey ~チャレンジ~

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Zeiss Ikon + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

とうとう出発まで一週間を切ってきました。
(「そろそろ出発せいっ」という声が聞こえてきそうですが・・・)

トルコでの撮影でチャレンジしようと思っていること

素直に撮る
普段の撮影も気張っているわけではないのですが、日常の街角を撮影することが多いので何気なく歩いている時の視点より若干「色」だの「モノ」に反応するようにフィルターをかけて歩いている場合が多いです。
さらにその特徴にメリハリをつけるべく「構図」などに変化をつけたりしているわけですが、今回のトルコ行ではそういった要素は要素として取り入れながらもっと自然体に取り込んでもいいんじゃないか?と思っています。
文化が違うわけですからサプライズがあった場合素直に対応した方が表現としてよくなるかも・・・と思うのです。まあ、これは日常の日本での撮影でも同じなんですけどね。「素材を殺さない撮影」。下手なこねくりまわしはいらないような気がします。

ポートレート
日本だとかわいい子供がいたとしても、おいそれ勝手に写真は取れません。親に了解を得ようとしてもだいたいが不審がられてしまいます。これが海外にいくとまったく逆で、子供に「撮っていい?」とか聞くとだいたいが喜んで撮らせてくれます。もちろん親御さんがいれば了承を得ますがだいたい好意的に対応してくれます。
小心モノの私はポートレートはなかなか照れてしまってできないのですが、海外では思う存分撮れそうな気がしています。ノクチを使ってのポートレート、結構今回の旅行のテーマなのかもしれません。

記念写真も撮る
前回のベルギー行の時に足りなかったのはこれ。絵葉書的な記念写真はついつい敬遠してしまいますが、今回はこれにもチャレンジしてみようと思います。ストレートな風景写真でその場の空気を写し取るのも簡単ではないはずです。折角の海外、普段意識しないこういった視点でもチャレンジしたいです。

おまけ 「放っておいても撮っているであろうもの達」
 ・自転車、リヤカー、バイク、自動車
 ・古ぼけた看板、標識
 ・セルフポートレート、ネコ
 ・壁のしみ、ドア、蛇口、その他錆びたもの、廃屋、etc.

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2006/04/22

東洋の河童

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Zeiss Ikon + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

2年前ベルギーアントワープは雨でした。傘派の私に対してカッパ派の同居人、冷たい雨の中での撮影でした。アントワープは芸術の街、ファッションブランドもここから生まれたものも少なくありません。
その中のひとつに「ドリスバンノッテン」というブランドがあります。本家本元のお店に入るのを同居人はちょっと楽しみにしていたのです。ところが・・・・。

アントワープでの「ドリスバンノッテン」はあまりに豪華で店員もお客も身長180cmを越えようかというモデル体型(&お洒落)。それに引き換えこちらは日本人体型のカッパ姿。

同居人 「きぃーくやしい!チビの東洋の河童は入れんじゃないの。河童やで河童・・・」

アントワープの雨の中、私たち東洋の河童はお店の前で佇むしかなかったのです。

時は移り2年後の日本

Shig  「トルコは雨少ないんだよなぁ」
同居人 「日本に比べて4分の1くらいらしいよ。で、梅雨もないし」
Shig  「ほんなら雨具いらんか・・・」
同居人 「でも向こうには100円傘もないやろから折りたたみの傘持ってゆくよ」
Shig  「え、カッパちゃうのん?」
同居人 「カッパはもうええ。もう東洋の河童の屈辱はかなわん」
Shig  「今度は別にブランド店行くわけじゃなし・・・その上『カッパドキア』やで?」
同居人 「カッパ・・・・ドキア・・・かぁ」
Shig  「カッパドキア行ってカッパ着んとどうすんねん。カッパでカッパ」
同居人 「そやなあ。カッパドキアはやっぱりカッパやなぁ」

もうベタベタな関西のノリでカッパドキアでカッパということになりました。同居人の判断基準はだいたいこんな感じです。

※でも多分雨は降りません

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2006/04/17

Road to Turkey 旅程確定

20060417
Zeiss Ikon + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

今回のトルコ旅行のプランはすべて同居人が立てたものです。ホテルの手配も一部旅行会社に頼んだものもあったのですが、基本的に現地のホテルと直接メール(英語)でやりとりしながらの決定です。(私は後ろで見ていただけ)

手間はかかるようなのですが、金額的にお安く上がったり送迎などのサービスも細かく設定できたり、希望するビューポイントの部屋が取れたりと直接交渉の方がいいプランに仕上がるようです。(私は後ろでカメラをいじっていただけ)

行程は
イスタンブール(新市街)→サフランボル→カッパドキア→イスタンブール(旧市街)

今回は観光ベースではなくあくまで撮影ベース(イスタンブールに5日もいながらトプカプ宮殿はパス)。街角、路地裏(安全レベルで)、バザール、ネコ、子供たち・・・・と被写体メインでのコースどりを想定しています。

ちょっとホテルにもこだわってみたのですが、最後まで悩んだのが「フォーシーズンズ」。憧れのホテルということで検討したのですが、GWということもあり、かなり割高。そこに3日間も泊まる勇気はさすがになく断念、もう一段リーズナブルなところに。ただ、前半の新市街では「チュラーン パレス ケンピンスキー」、カッパドキアでは「洞窟ホテル」と一応希望するホテルで確定いたしました。(私は後ろでニンテンドーDSをしていただけ)

現地での移動(飛行機、バス、トラム)を含むすべてのプランを単独で構築し、トルコ関係の書籍を30冊以上も買い込み、トルコ語まで習いに通っている同居人の横で「どんな写真撮るかな~」「どんなレンズにするかな~」「向こうで何から食べるかな~」と呑気に任せっぱなしにしていた私は、同居人からの「旅行プラン構築顧問料」が書籍実費とともに請求されるのではないかと日々怯えております。(最近目が語ってる目が・・・・)

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2006/04/14

Road to Turkey 暇つぶしグッズ

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Zeiss Ikon + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

一番暇をもてあますのが成田での待ち時間と飛行機の中でしょう。現地でのホテルはだいたい疲れきって爆睡コースなので・・・・

<本>
 ■『第三の時効』 横山 秀夫 (著)
 ■『ダ・ヴィンチ・コード(上・下)』 ダン・ブラウン (著),
  ※こういう時のために読まずに我慢してきました。

<ゲーム>
 ■『えいご漬け』 ニンテンドーDS
 ■『famicon wars』 ニンテンドーDS
 ■『マリオカート』ニンテンドーDS

<モバイル>
 ■W-ZERO3
  国内でのネット接続&サイト巡回用
 ■fujitsu FMV
  GRDバックアップ用&原稿覚え書&記録用(書けるかどうかは不明)

まあ、飛行機の中では基本的にビールやワインを飲んだくれているんですけどね。ぎりぎりまで飲んでしまうと着いた時ふらふらになってしまうので適当にしなけりゃいけませんが・・・。

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2006/04/12

Road to Turkey リスクヘッジ

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Zeiss Ikon + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

トルコへは2台のボディーを持ってゆきますが、持ち歩くのは常にどちらかの1台。当然もう一台はホテルの荷物の中に置いてゆきます。

メインレンズをノクチルックス50mmと決めていますがサブのレンズのズミクロン35mmをどうするか・・・です。35mmレンズを交換用として携行するなら本当の意味でリスクヘッジになっていません。もし手持ちのバッグを紛失してしまったら、ホテルに残ったのはボディーだけになってしまいます。

これが銀座とかだったら「だってレンズないんだから買わなくっちゃ」と嬉々として物色しますが、トルコにそんなディープなお店があちこちにあるとは思いません。本当にリスクヘッジするならズミクロン35mmは残りのボディーと一緒にホテルに残すべきなのです。

となると本当の意味でも撮影は「ノクチルックス一本勝負」になってしまうわけですね。ここで「いやあ、やっぱり交換レンズは欲しいよね」となってしまうと、結局以前のように気が付いたらレンズやらボディーやらが増殖してしまうことは火を見るまでもなく明らかというものでしょう。しかし・・・・・

と、いうことで「ボディー1台+ズミクロン35mm」はホテルに置いておくとして、一本だけバッグに忍ばせようと思ってます。

RICOH GR21 f3.5

ホテル待機サブとしてプラナー50mm、携行サブとしてズミクロン35mmという組み合わせも考えましたが、そうやってしまうと「どう使う」というあたりが散漫になってしまう危険性がありました。(軽いとはいっても使わないレンズとしては重い)

で、「RICOH GR21」を選んだ理由ですが、

 ■広角はGRDに任せるとはいえ銀塩でボスフォラス海峡を撮ってみたかった
 ■超広角ということで使用する場面が明確
 ■広角がいらない時はホテルへ置いていけるくらいのポジショニング
 ■なんといっても小さくて軽い。面倒なのでフードもいらない。

悩むとしたらファインダーを持っていくかどうかくらいでしょうか。持ち歩くかどうかは別にして「21mm」「35mm」「50mm」の3本ってバランスが取れたような気がします。
基本的にこれを最終決定にしたいと思います。

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