RICOH GR1v
モノクロ自家現像
写真を趣味にしていてあのプリント作業を「面白くない」と思う人はほとんどいないんじゃないだろうか・・・。今までも「楽しいよぉ~」と聞かされてきたけど、なるほどね・・・という感じかな。
僕がリバーサルが好きな理由は何度も書いてるけど「オリジナルの所在が明確であること」。街のプリント屋さんに頼んだプリントも、スキャンして液晶画面に映し出されたモノクロ写真も胡散臭くて「オリジナル」としてのポジションが取れなかった。
でも露出を整えて自分で焼いたプリントは「オリジナル」とは違うかもしれないけど胡散臭さのない明確な出発点という印象。この辺りは気持ち的にもすっきりしたかな。
さて、自家現像から自家プリントという工程。時間もたっぷりあって仕上げるイメージも明確で、準備と片づけの手間もいとわない程のモチベーションがあって、プリントという最終出力への明確な到達点があって・・・・。いやあ、随分条件が厳しいことで(w。
同居人はポジオンリーで撮っている時も最終出力はダイレクトプリント。んなもんでモノクロを始めても「現像⇒プリント」とセットでイメージしている。でも、僕はやっぱりそうじゃない。あくまでメインはカラーポジ。
とはいえ僕もモノクロプリントをこれっきりにする気はない。実際楽しかったし、まだまだ覗いて見たい世界。道具も全部揃えなくても貸してもらえそうなアテもあるしレンタル暗室だったある。
まずはお友達から・・・ってな付き合い方だって不真面目じゃないと思うんだ。
だから勝手かもしれないけど、フィルムや現像、プリントの環境はこれ以上厳しい状況になって欲しくない。せめて今くらいのバランスで留まってくれないかな。
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