2024/01/01

あけましておめでとうございます!

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CONTAX T3


あけましておめでとうございます。

本来年末に掲載する自分写真ですが大したことではないのですが諸々ございまして一か月ほどの

ブログの穴と年末恒例のイベントをすっとばかしてしまいました。申し訳ございません。

去年もすっかり金髪の1年で写真も金髪だらけでございます。もう金髪にして丸2年ほどになりま

すので今年は少し色でも入れようかな・・・・と。

今年は同居人の写真も掲載するようにしてもう少し更新をしてゆこうと思っております。すでに


超低空飛行ではありますがしぶとく続けてゆこうと思っております。

引き続きよろしくお願いいたします。

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2023/11/10

小説・映画・Audible  その2

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Leica M9-P + Summilux 50mm f1.4 ASPH.


小説を朗読するので基本的には限りなくオリジナルの小説である。ラジオドラマと違って効果音も入らないしほとんど登場人物のセリフはナレーターひとりでこなしている。

 

とはいえ、セリフはそれなりに感情をこめて読む場合が多くそこに文字とは違った演出が入ってくる。この部分が非常にデリケートなのである

 

 -感情を込めた朗読の功罪

   →ただ、そこには演出が入るので原作を昇華させる場合とスポイルしてしまうリスクがある

   →作品によってはドキュメンタリー風に淡々と読んだ方がよい作品もある

   →感情を込める普通の場面では良いのに絶叫場面で本当に絶叫して一気に白けることもある

 

 -ナレーターのスキルの問題

   →明らかにスキル不足のナレーターでは作者が気の毒になる(文字のままなら公平なのに)

   →ナレーターの好みが大きく影響する。レビューも賛否両論極端に分かれているケースあり

   →男性のナレーターが女性のセリフを読む時、女性のナレーターが男性のセリフを読む時の影響が大きい

   →俳優が映画やアニメの声優をやると外れることが多いが、ナレーターはうまくこなしている俳優が多い

 

 -読むスピード

   →Audibleでは読むスピードを細かく調整できることもあるのだろうけどデフォルトがあまりにゆっくりしゃべりすぎ

   →できればスピードを変えずに本来の声の調子で聴いてみたい

 

上記のような「原作の本」からはどうしても演出などの外部要素が入ってしまってはいるけどAudibleは映画やドラマほど原作本来の要素がスポイルされる可能性は低く限りなく原作本の読んでいる感覚に近いと感じている。なので僕としてはたとえAudibleで聴いたとしても

 

「あの本読んだよ」

 

と言い切っていいと思っている。少なくともこのサービスによって本来なら読んでいない可能性の本も読んでいるわけで僕にとっても作者にとっても悪い事では全然ないと思う。

 

Audibleは合わない人には合わないかもしれないけど、もし食わず嫌い(今までの僕)なのであれば最初は無料だし是非試してみてください。

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2023/10/16

小説・映画・Audible  その1

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Leica M9-P + Summilux 50mm f1.4 ASPH.

小説からのメディア展開に関して感じたことをつらつらと書いてみる。

 

映画のノベライズとかではなく、原作が「小説」の場合あくまでオリジナルは小説である。

そのオリジナルの小説が評価されての映画化(ドラマ化、アニメ化含む映像化)では賛否両

論になる場合が多い(どちらかというと否が多くなるもんだが)。

 

小説は読者の頭の中でイメージされるものなのでどうしても個々にイメージの差が起きて

しまいよほどのことがない限りマスとしてオリジナルを超える(もしくは同等)ことは難しい。

 

ただ、例外として音や映像といった小説にはできない表現を加えることで原作のイメージ

をさらに広げてそこにサプライズがあった場合「小説もよし、映像化も別な意味でまたよし」

といったこともたまには起きる。まあ、よい例が「アンドロイドは電気羊の夢を見るか(映

画:ブレードランナー)」、「2001年宇宙の旅」「シャイニング(スティーブンキングは気に

入らなかったようだけど)」あたりだろうか。

あえて邦画で選ぶなら「砂の器」「犬神家の一族」

 

 

ここまでは映像化作品個々に対してはそれぞれの好みはあろうとも映像化の功罪に対して

の感覚にはあまり差はないと思う。さて、問題なのは最近ハマっていて月に10冊から15

冊は読んでいる(聴いている)オーディオブックAudible

 

朗読という小説のメディア展開のひとつではあるのだけどこれはこれでいろいろと作品へ
の影響があったりするのである。

 

                     つづく

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2023/08/21

「劇場版ツルネ -はじまりの一射-」

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RICOH GR

先日たまたまWOWOWでやっていた「劇場版ツルネ -はじまりの一射-」というアニメ、高校時代弓道に明け暮れていた青春時代を思い出しすっかり見入ってしまった。

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最近のニッチテーマ系のアニメは侮れない。アニメとしては未経験者にもわかりやすいように作ってあるので問題ないのだけど、経験者が観てもかなり唸るくらいきちんと描かれているのだ。

 

弓道という武道はその他の武道とは大きく異なる点がある。まずは「立ち合いがない」という点である。相手と組み合うなどの直接的な駆け引きはなく、すべて自分との闘いである。

また、流派によって所作は違うが基本的に弓を引いて矢を放つという一連の流れは同じであり、他の武道のように多くの技があるわけではない。ひとつの技を極めてゆくという非常にシンプルなものだ。

 

そしてスポーツ性は非常に低い。アーチェリーや射撃と違って的のどこに当たっても点数が同じである。なので高段者になると当て数だけの優劣はかなり際どいものになるし、段級審査も単に沢山当てられるかという基準ではない。精神性や姿勢、動作が重視される。(まあ、これは高段者になると他の武道とも共通する点ではあるけれど)

 

精神的な部分も含めて自己をどこまで高めることができるかは他の武道と同じであろうが、それを組み合いではなく自己だけで表現するものだ。そうすると空手の「形」競技と似ているかもしれない。

 

資本主義社会はどうしても市場争い、他社との競争社会である。「いいものを作ればそれでよい」「自分だけを純粋に高めてゆければそれでよい」というわがままな概念は通用しない。そんな社会に染まってしまっていた僕はこのアニメで弓道時代を思い出すまで、そんな他人のことなんかまったく考えず純粋に自分の技と精神のみ鍛えていた時代があったことをすっかり忘れてしまっていた。

 

会社務めを辞めて今でも自営業として社会に関わり続けているとはいえ組織でない分、自分中心に考えてもいい立場でもあるし年齢でもあると思っている。他人に勝つためではない「目指す何か」に向かって純粋にまだまだ切磋琢磨してゆこう・・・・そんな気持ちにさせてくれるアニメでもあった。京都アニメーションさんグッジョブである。




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2023/07/10

飼い猫との関係

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

子供の頃の実家で猫を飼っていた。

 

飼っていた、というか例えると「サザエさんちのタマ」のような関係だ。

基本的に放し飼い、なので家で排泄の手間が一切掛からない。排泄したくなると猫は「

に出せ」と騒ぐし排泄と近所のパトロールが終わると今度は「家に入れろ」と外でにゃあ

にゃあいうわけだ。下手すると食い扶持すら外で調達してくることもある。

 

遠出をして何日も帰らないこともあるけど基本的には帰ってくる。心配なのは交通事故く

らい。住宅地といっても岡山の田舎なので空き地は沢山あるし、そもそも野良猫や野良犬も

山ほどいたので外での「排泄はエチケット違反」というわけでもないいい時代だった。

 

大の猫好きだ。猫と暮らしている人を見るとかなり羨ましい。でも、やっぱり今はもう飼え

ないな、と思う。以前のような「放し飼い」が出来ない状態で猫を飼うイメージがまったく

わかないのである。

 

家猫とはそういうものかもしれないけど猫の自由を奪ってまで自己満足のために飼うのは

猫との関係を思うがゆえに僕には一歩踏み出せないでいるのだ。




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2023/06/22

Audibleの残念ポイント

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Leica M9-P + Summilux 50mm f1.4 ASPH.

とうとうAudibleでの読破ペースが月17冊に・・・・

 

今までの読書スタイルだったら一生読んでいなかったと思う本にも出合えているしライ

ブラリーにも20冊以上読みたい本が控えている。

 

これほどライフスタイルを変えたAudibleだけど残念なポイントもしっかりある

 

1、ナレーターの合う合わない

一番の問題はこれ。すべてプロのナレーターなのでクオリティは問題ないのであるが

表現の仕方にかなり好みが出ると思う。あまり淡々と語られると臨場感はないし、と

いって感情をこめすぎたらこれはこれで癇に障ることもある。

また男性が女性のセリフを言った場合気にならない人とオカマチックに聞こえて気に

なってしまう人がいる。もうこれは作品以前の問題になってしまうのでどんなに良い

作品でもナレーターによって生きる場合とおじゃんにしてしまう場合がある。

 

2、寝落ちした後が厳しい

一応タイマーが付いているので寝落ちしても延々と語り続けられるわけではないので

よいのだけど、翌日どこで寝落ちしたか探すのが本と違って結構大変。聞き覚えのあ

る部分を音声で行ったり来たりは30秒単位のスキップではなかなか手間だ。

 

3、読み飛ばしができない

冗長な表現部分なんかをささっと読み飛ばしができないのがもどかしい。早く先が

知りたい時も自分のペースではなくナレーションのペースに合わせなければならな

いので結局本を読むより絶対的に時間がかかる。(再生ペースは設定できるけど

あまり早くするとナレーションの良さがスポイルされる)

 

と、まあAudibleもいいところばかりではないのだけど、それを差っ引いてもやっぱ

り最高のコンテンツだと思う。これらもどんどん良い作品に出合えればと。




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2023/05/25

Audibleライフになったワケ1  リーズナブル

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Leica M9-P + Summilux 50mm f1.4 ASPH.

電子書籍になっても本の値段はそんなには変わらない。読み放題の「kindle unlimited

も小説などはかなり限られているので、僕の場合ビジネス書籍系や雑誌系での活用しかし

ていない。紙であろうとデジタルであろうとコンテンツの値段に大きく差をつけると本の

販売にかなりの影響がでるのであろう。

 

ところが同じ読み放題(聴き放題)であるAudibleのコンテンツといえばである、小説類

がかなり充実しているうえに新刊単行本まで音声化されている。そもそも最初Audible

に否定的だったのは

 

文字をデジタル化するのは簡単だろうけど本一冊をナレーション録音するなんて

手間がかかるのでそんなにコンテンツ量は多くないだろう

 

と、先入観で思いこんでいたからである。ところがどっこい今現在でも結構な本がどんどん

Audible化されていて読みたい本が読んでも読んでも(聴いても聴いても)追っつかないの

である。(多分Audible の場合、根本的にビジネスモデルが違うと判断されたんだろうな)

 

Audibleに入会して約1か月、すでに8冊を読破(聴破)。単行本しかない本も含まれるの

で本代にすると軽く1万円は超えている。それを一か月1500円で済むのである(今は無料

期間なのでさらにタダ

 

少し聞いて外れならそこで止めればいいし、聴き放題はとにかくお金を気にせずに読書三

昧できるのである。確かに本を読むという行為と聴くという行為は違うかもしれないけど

今まででは触れられなかっただろう作品に出あえるのは新鮮だ。

 

芥川賞の「コンビニ人間」なんかもAudibleがなかったらお金を出してまで読んではいなか

っただろう。こういったハードルを下げてくれるAudible、すっかり読書生活が変わってし

まったのである。






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2023/05/16

目からウロコのAudible

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Leica M9-P + Summilux 50mm f1.4 ASPH.

通勤中が本を読む時間であった僕は自宅での仕事になってから本を買って読むという

機会がめっきり減っていた。

 

電子書籍は便利ではあるけどやはり端末で読むことは馴染み切れなかったし、

「朗読で本の聴く」というオーディオブックのサービスも

 

ガキじゃあるまいし読み聞かせられてもなぁ~

 

なんて勝手な思い込みでもっと受け入れにくいものだった。要は本のデジタル化は変

化した僕のライフスタイルに何の影響も与えなかったのである・・・・つい最近までは。

 

ところが去年末から乗り換えたアバルト595に装備されていたCarPlayが思いのほか

便利で車内の過ごし方が音楽を聴くだけではもったいなくなってくる。かといって運

転中にYouTubeや配信動画を観るわけにはいかない。

 

オーディオブックでこの時間を以前の読書の時間に使えないか?

 

というのが大きな転機だった。幸い入会から2か月タダというのだから気に入らなけ

れば即退会すればよい。

 

そうして僕のAudibleライフがスタートしたのである。

 

                             つづく

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2023/04/27

シン・仮面ライダー

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満を持して「シン・仮面ライダー」の2回目を観てきた。

なぜ2回目をここまで引っ張ったのか、それは飢餓状態ぎりぎりで観に行くのがいいの
では?と感じていたから。

1回目見た時は正直自分としては消化不良で感想を聞かれても明確に言葉にできなかった。
でもその後「レッツゴーライダーキック!」が頭の中を駆け巡り続け、自分の中でどん
んと仮面ライダーの占める割合が増えてゆくのだ。

世の中の評判はあまりよくない。

  ・CGがちゃち
  ・画面の暗い戦闘シーンがある
  ・シーンがブチ切れ
  ・セリフが棒

映画をそういう見方をするならそうなのであろう。そういったもやもやはNHKのドキュメ
ンタリー『〜ヒーローアクション挑戦の舞台裏〜』を観れば少し理解できるのではないだろ
うか。あのドキュメンタリーは庵野のパワハラ気質ばかり取りざたされているけど庵野が
何にこだわっているかが理解できればすべてもやもやは氷解するのである。

上に書いた「評判のよくないと思われている部分」もすべて理由があり、それを初見で表面
だけ語ってしまうか、その意味を咀嚼するかで評価は変わってくる。

 

また、平成ライダーしか知らない世代とエンタメが限られていた当時の少年時代に初代仮
面ライダーを観ていた世代とは立ち位置が違うという壁はどうしても超えられないので仕
方がない。

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回目の方が100倍感動した。感情移入もした。カッコよさに涙した。登場人物(怪人を含
めて)すべてのやりきれない思いに涙した。正直すべてが素晴らしかった。庵野作品ではい
まだに「シン・ゴジラ」が僕の中では最高峰ではあるのだけど、そのゴジラにしても「庵野
解釈」にアグリーできな部分がいくつかある。ただ、「シン・仮面ライダー」に関しては一
番僕にシンクロしすべてにおいてアグリーなのだ。

全然他の人には薦められない。でも全否定していないなら2回目を是非観て欲しい(配信
が始まってからで十分)。この映画は映画論的に語るものではなく不器用な庵野のエキセン
トリックな思いを感じる映画なのだ。

Don't think! Feel!

 

庵野がドキュメンタリーの中で言っていた

 

「殺陣なんて段取りなんで、そんなんいらない」

 

というのがこの映画の本質なのである。きっとBlu-rayも買うだろう、次回観る時もぎりぎ
りまで飢餓感を引っ張りながら少年に戻って3回目を観よう(感じよう)と思う。

Fi
フィギュアも買っちまったぜ


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2023/04/22

鞆の浦、尾道旅行

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Leica M9-P + Summilux 50mm f1.4 ASPH.

コロナのおかげで長い間封印してきた旅行ですが満を持して同居人と一泊旅行に。

※台湾有事気配やウクライナ侵攻、デモやストライキなんかで海外旅行はまだし
ばらくお預け

 

鞆の浦は歴史上いろんな舞台となったところだけど今回は初めて。せっかくなの

で古民家を改修したお宿に宿泊。夜はスタッフもいない「民泊」スタイル。こうい

ったお宿もたまにはいいもんです。

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テレビがないのでさらに日常から脱却できる

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照明は最低限なので子供のころの田舎の親戚のウチに来たみたい

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古民家ベースなので真冬とか真夏は大変そう

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二日目は多分5回目くらいになる尾道。初めての尾道は大学時代のサークル十数

人で行った「時をかける少女ロケ地巡りツアー」。竹原を含めた各所ロケ地を巡っ

たけど一般観光地には行かなかったようなw。実はそん時のツアーに同居人も

いたワケで・・・・(ホンマに長い付き合いです)。

 

当時はまだビデオカメラとかなかったので映画好きのメンバーが撮った8ミリを

 「映画:時をかける少女」のテーマ曲に乗せて編集したものが時を経てDVDに焼かれ

て手元にあったりします。(昔のメンバー、サンクス!)

 

と、まあこういった感じの思い出の土地は歳をとっても何度も訪れてしまいますなぁ。




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