山本山
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
ビリヤードにはいろいろと隠語というものがあります。
中にはここに書けないくらいの下品なものもあるのですが、今回はその中では比較的上品なやつをひとつご紹介
ポケットでもスリーでも起こる現象ですがやはり玉数の少ないキャロム系でよく出くわすパターン。
手玉を白とすると三つの玉が左右対称になってますよね。この場合手玉を他の玉に当ててスリークッションさせて残りの玉にあてに行く場合、赤からでも黄色からでも、そして右からでも左からでもOK。まさに
上から読んでも下から読んでも山本山状態
こうなると撞き手はまず自ら「おー山本山やな」と言うのがお約束だったりします。
ところが、これが試合中となるとそういうことを言える雰囲気ではありません。でもそういう状況だからこそ実は観客なるものが存在していて一斉に
観客A (山本山やな・・・・)
観客B (山本山・・・・)
観客C (山本山じゃん・・・・)
観客D (山本山かあ・・・・)
観客E (お、山本山・・・・)
観客F (山本山や・・・・)
と心の中でつぶやくのです。
ああ、みんな心の中で山本山をつぶやいているんだろうな・・・・。
そう考えると僕は何か感動すら覚えるのです。そうするとやはり欲が出てしまいます。ここは是非スリークッションをオリンピックの競技にして全世界で放映してもらいたい!
そして僕は夢見るのです。オリンピックでこういうシチュエーションがくる時を。その時全世界がTVの前でつぶやくのです!
OH!YAMAMOTOYAMA!
そんな日が来ることを楽しみに待ちながら僕は毎日を生きています。
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