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2023/04/27

シン・仮面ライダー

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満を持して「シン・仮面ライダー」の2回目を観てきた。

なぜ2回目をここまで引っ張ったのか、それは飢餓状態ぎりぎりで観に行くのがいいの
では?と感じていたから。

1回目見た時は正直自分としては消化不良で感想を聞かれても明確に言葉にできなかった。
でもその後「レッツゴーライダーキック!」が頭の中を駆け巡り続け、自分の中でどん
んと仮面ライダーの占める割合が増えてゆくのだ。

世の中の評判はあまりよくない。

  ・CGがちゃち
  ・画面の暗い戦闘シーンがある
  ・シーンがブチ切れ
  ・セリフが棒

映画をそういう見方をするならそうなのであろう。そういったもやもやはNHKのドキュメ
ンタリー『〜ヒーローアクション挑戦の舞台裏〜』を観れば少し理解できるのではないだろ
うか。あのドキュメンタリーは庵野のパワハラ気質ばかり取りざたされているけど庵野が
何にこだわっているかが理解できればすべてもやもやは氷解するのである。

上に書いた「評判のよくないと思われている部分」もすべて理由があり、それを初見で表面
だけ語ってしまうか、その意味を咀嚼するかで評価は変わってくる。

 

また、平成ライダーしか知らない世代とエンタメが限られていた当時の少年時代に初代仮
面ライダーを観ていた世代とは立ち位置が違うという壁はどうしても超えられないので仕
方がない。

2
回目の方が100倍感動した。感情移入もした。カッコよさに涙した。登場人物(怪人を含
めて)すべてのやりきれない思いに涙した。正直すべてが素晴らしかった。庵野作品ではい
まだに「シン・ゴジラ」が僕の中では最高峰ではあるのだけど、そのゴジラにしても「庵野
解釈」にアグリーできな部分がいくつかある。ただ、「シン・仮面ライダー」に関しては一
番僕にシンクロしすべてにおいてアグリーなのだ。

全然他の人には薦められない。でも全否定していないなら2回目を是非観て欲しい(配信
が始まってからで十分)。この映画は映画論的に語るものではなく不器用な庵野のエキセン
トリックな思いを感じる映画なのだ。

Don't think! Feel!

 

庵野がドキュメンタリーの中で言っていた

 

「殺陣なんて段取りなんで、そんなんいらない」

 

というのがこの映画の本質なのである。きっとBlu-rayも買うだろう、次回観る時もぎりぎ
りまで飢餓感を引っ張りながら少年に戻って3回目を観よう(感じよう)と思う。

Fi
フィギュアも買っちまったぜ


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2023/04/22

鞆の浦、尾道旅行

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Leica M9-P + Summilux 50mm f1.4 ASPH.

コロナのおかげで長い間封印してきた旅行ですが満を持して同居人と一泊旅行に。

※台湾有事気配やウクライナ侵攻、デモやストライキなんかで海外旅行はまだし
ばらくお預け

 

鞆の浦は歴史上いろんな舞台となったところだけど今回は初めて。せっかくなの

で古民家を改修したお宿に宿泊。夜はスタッフもいない「民泊」スタイル。こうい

ったお宿もたまにはいいもんです。

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テレビがないのでさらに日常から脱却できる

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照明は最低限なので子供のころの田舎の親戚のウチに来たみたい

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古民家ベースなので真冬とか真夏は大変そう

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二日目は多分5回目くらいになる尾道。初めての尾道は大学時代のサークル十数

人で行った「時をかける少女ロケ地巡りツアー」。竹原を含めた各所ロケ地を巡っ

たけど一般観光地には行かなかったようなw。実はそん時のツアーに同居人も

いたワケで・・・・(ホンマに長い付き合いです)。

 

当時はまだビデオカメラとかなかったので映画好きのメンバーが撮った8ミリを

 「映画:時をかける少女」のテーマ曲に乗せて編集したものが時を経てDVDに焼かれ

て手元にあったりします。(昔のメンバー、サンクス!)

 

と、まあこういった感じの思い出の土地は歳をとっても何度も訪れてしまいますなぁ。




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2023/04/17

ハンターカブ来る!

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
※これはまだ街中に置いてあったハンターカブです

やれトライアンフだの、やれドカティだの検討しながら結局注文したのはハンターカブ。

その注文が2021年の9月。その後なかなか納車されずそのうち新型まで発表されたので
注文も新型に切り替え。待ちに待って(実は注文したのを忘れかかっていた)やっと先日
バイク屋に納車されたと連絡が。

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こちらが納車された僕のハンターカブ。光の加減でメイン写真の街中ハンターカブと色が
同じように見えるけどこちらは新色のダークシルバー。

本来なら嬉々として乗り回しているはずなんだけど・・・。バイク屋からの帰り道少し
遠回りした乗って帰ったところ

怖い、怖い、怖い!

車の流れには乗れないし、タイヤが細くて不安定だし、足つき悪くてびっくりだし、
変速シフトが通常バイクと反対だし・・・・

不安定な二輪は自転車で慣れているつもりだったのだけどモロに車と同じ車線を走る
のは危険度が全く違う。慎重に走ることはいいのだけど今は恐怖心の方が上回って
いる。まあ、ぼちぼちと慣れてゆきますわ。

 

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2023/04/05

ブロック長

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

京都は自治体ごとの活動が比較的活発である。とはいえウチの町内では「青年団」
やら「婦人会」「老人会」などアクティブな活動があるわけではないのでまだマシ
かもだけど。

 

とはいえ町内は10件から20件で構成される「組」があり5組ずつ構成されるブロ
ックが10ブロックくらいで自治体が構成されている。「組長」は年単位で順繰りに
回ってくるし、「ブロック長」はブロックごとの組長から話し合いで決まる。

 

組長の仕事は市から配られる自治体新聞を自分の組の家に配ったり、町内会費の徴
収や寄付を募りに回ったり回覧板の管理をしなければならない。

 

ブロック長は各組長に配布する新聞を部数をまとめて配布したり、・・・(以下中略)
まあ、いろいろ大変なのである。

 

そんでもって新参者の僕がなんだかんだで「ブロック長」を引き受けることに
(サラリーマン時代と違って時間的余裕があるので別にいいのだけどね)。

 

「ブロック長」に決まった旨を同居人に報告すると、彼女は目をキラっキラっさせながら

 

同居人「そかっ!「ブロック長」に決まったんか!よっブロック長!ええ響きやな。

    これからは貴方を「ブロック長」って呼ぶことにするわ!

 

Shig 「へ?  ( °◇° )

 

それ以来ことあるごとに

 

同居人「ブロック長!ご飯できたで!降りてきや!」

同居人「今度の日曜日兵庫県立美術館行きたいねんけど、どやブロック長!」

同居人「これから貴方の好きなアジのフライ定食を「ブロック長定食」って呼ぶわ」

 

ああ、早く任期の1年が早く過ぎないだろうか・・・・(役割が嫌なわけではないのに)




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