なんでアバルトなん?
Leica M9-P + Summilux 50mm f1.4 ASPH.
もし乗り換えるなら最後のガソリン車になるだろうと考えた時いくつか譲れない条件があった。
もしそれが揃わないなら無理して乗り換える必要もないかな、と。
1、屋根が開くこと
これは最初の車である「ユーノスロードスター Vspecial」に起因する。この時オープンカーの
楽しさを知ってしまったがゆえに完全オープンではなくともキャンバストップレベルの車に乗り
たかった(サンルーフではちょっと物足りない)。これでぐっと選択肢は減るのだが・・・
2、さすがに2シーターは厳しい
もう一台が2シーターなので基本生活の足としても使うためもう一台2シーターは厳しい。
このため必然的にフィアットクーペやアバルト124、ロードスター、ホンダ660、などが
除外されてしまう。
3、自宅車庫に入るサイズ
本当は自分の家を作る時はNSXともう一台、さらにバイクの入る車庫が欲しかったのだけど
京都という土地ではよほど郊外に出ないと予算内で手に入る土地はなく、結局自宅車庫は旗
竿地の竿の部分を車庫として使用することしかできなかった制約でもある。
(NSXは相変わらず近くの駐車場を借りている)そのため乗り降りを考えると軽もしくはコ
ンパクトカーがせいぜいで、この制約からしてももはやロードスターや124でも厳しいのである。
4、外国車の魅力
もう一台が国産であるということもあり、クラシックミニ、Fiat500sを乗り継いできたため
に普段使いの車はいい意味でもクセのある趣味車、国産以外という気持ちも強いのである。
5、できればパワーに余裕が欲しい
もう動体視力的にもスピードが出る車は逆に怖い。とはいえ絶対的パワー(この場合トルク)
がある車だと街乗りでも非常に楽なのである。ツインエアエンジンは面白いエンジンではあっ
たけどできれば次はもう少し余裕をもって走ることができる車であればいいな、と
ここまでの条件だともう選択肢はないに等しい。最終的に車種で迷うことはなくなった。
アバルト595c、そして最後の車であれば妥協は許されない。色はアバルトならではの色
「グリジオカンポボーロ」一点。ところがこの条件で程度のよい中古を探すとこれが関西
圏、中部圏でまったくといっていいほどタマが出ないのである。
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