1991年製の車はすでのクラシックカーの領域 その2
RICOH GR
今までパワーウインドウが作動しなかったり、トランクのダンパーが
バカになったり各種センサーが壊れたりと10年を超えた車体にあるある
の交換部品などは問題なくパーツ供給できていたのですが、そろそろ
外装系のパーツがホンダ本体の倉庫から枯渇しつつあります。
例えば今回の例、「トランクに水が溜まるトラブル」なんかがまさに
このケース。リアトランク内に水滴が出るようになってしまったので?
と思い調べたらトランク内のカバーの下にある車載工具を格納している
場所に大量の水が・・・・
こりゃトランクの防水モールが劣化したか?
と修理に出したのだけど原因はそこじゃありませんでした。ホンダの
工場の人もシャワーテストを繰り返してもなかなか原因がわからなか
ったのですが、最終的に突き止めた原因は
リアガーニッシュの取り付け部分の経年劣化による防水機能の崩壊
でございました。ところがこの「リアガーニッシュ」の部品がもはや
在庫がないとのこと。パテ埋め修理でもやはり完全防水ができないとの
ことで部品取り用の廃車から中古部品を調達していただきました。
フラッグシップカーのNSXだからメーカー対応は万全!と思っていたNSX
ですが『カー・SOS 蘇れ!思い出の名車』 や『名車再生!クラシックカー
・ディーラーズ』のようなクラシックカーならではの部品探しの世界に
突入してしまいました。
中古車市場ので相場は上がっているようですがその分今後の維持も決して
楽ではない状況でもあるのです。
(それでも外車のスポーツカーに比べるとまだマシですけどね)
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