フライトジャケットA-2 V.HILTSモデルの憂鬱 その2
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
服の修理なんてあまりしないし最近の服のブランドは作ったら売りっぱなし。生地や部品なんか残ってないから「ウチじゃ扱えないので一般の市建て直し屋に行ってくれ」と拒まれた経験しかなかった。
でもこの手の革ジャンは「ブランド」=「工場的メーカー」なのでもはや服というより職人が手作りした工芸品に近いものがある。実際にこのジャケットは「大脱走」でのヒルツのジャケットを完全再現しただけでなく、戦闘機乗りのジャケットが受けてしまうやれ具合を新品時からダメージ処理しているもの。
やはりこういったものは作った人に直してもらう以外にない。実際左袖だけと思っていた虫食いも小さいながらも右袖と裾のリブにもあったそうで、これを機会にすべて交換してもらうことにした。修理期間は最長3か月、長めに感じるかもしれないけどこれも手作りものだから仕方ない。
お気づきかと思うがタグホイヤーのモナコといいハンター仕様のMA-1といいヒルツのA-2といい三つ子の魂は百までということでスティーブマックイーンづくしなのである。
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