初USJ 〜ゾンビナイト編 2〜
Leica M9-P + Summilux 50mm f1.4 ASPH.
そこそこの人数のゾンビが会場を徘徊して驚かせるということは知っていたのだけど、まさか夕方6時半からスタートして閉演の9時まで延々続くとは予想していなかった。
んなもん、延々やったら飽きるやろ
というのが最初の印象。ところがどっこいこれは言葉では正確に言い表しにくいのだけど、
街の様相をベースとしているUSJならではの非日常的な空気感の出し方が絶妙!
これには提供側(USJ)とお客の間に暗黙の了解がすでにあって、お客も知らない間に「参加者」にもなれるし、「観覧者」にもなれる。ところが・・・
・まず、ゾンビが当然本物ではないことを全員が認識しいている
・全員ではないがそれを最大限楽しもうと来園している人達がいる
・ゾンビの役者がとんでもなくプロフェッショナル
※これに関してはまた裏話書きます
・スヌーピーのエリアとかハリーポッターのところとか世界観が違ったり
子供専用の場所にはゾンビはでない
・ゾンビが徘徊している大通りでも「歩道」を歩いている人は絶対
脅かしにこないのでそこを歩けば「観客」になれる
※この無理強いのなさが絶妙
・積極的に脅かして欲しい人は売り物として光るネックレスも売っている
・ただ脅かしているだけではさすがに飽きるので「スワットによる
避難誘導」など参加型イベントも定期的に起きる
・一時間に数回ゾンビによるダンスが始まり、この時は盆踊りのごとく
観客も一緒に踊ることができる(このノリが凄くいい)
そうこれは盆踊りならぬ「阿波踊り」なのだ。
踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損々 ...
踊るだけでなく、悲鳴をあげたり逃げたりするのも自然と参加してしまうのだ。この空気感の演出は提供側と受け手の微妙な間が必要になる。それでもあの規模でやってしまうのだ、USJは。
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コメント
ゾンビナイト、面白くなっているんですね!
一度行ってみたいけど週末しか行けないし、凄い人だろうし・・・。
友人に働いていた人が居るんですけど、(彼女は誘導の警官役してた)
たまにゾンビに暴力を振るう客が居て大変だといってました。(^_^;)
投稿: inamoku | 2017/10/26 07:49
>inamokuさん
いろいろとバージョンアップしてるようですね。結構臨場感があるので「あくまで演出」という前提を忘れる人もいるかもですね。
投稿: Shig | 2017/10/29 21:52