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2016/03/14

Shigの異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて 紫電改を愛するようになったか その3

0314
RICOH GR

デザイン的なアプローチから話を始めてきたけど、あまりノープランで書き始めたのでちょっと今後のアプローチを要素的に記しておきます。

紫電改の偏愛を構成する要素
 → デザイン要素
 → ネーミング要素
 → 時代背景要素
 → 環境要素
 → 僕自身の天邪鬼要素
 → その他

別にこれを順々に書くわけじゃなく、これらの要素が入り乱れてこれから書きますよ、という感じ。じゃあ、話を進めるね。

こういった素晴らしいメカデザインにまみれて幼少期を過ごしたのはその後のミリタリー関係への嗜好に大きく影響を与えたことは間違いないだろう。

とはいえエンタープライズ号やサンダーバード2号のような奇抜なデザインではない軍艦や飛行機に関してはその嗜好が表面化するには若干の時間を要する。

紫電改に初めて接したのは何だったろう・・・・・僕の記憶では

Tak
紫電改のタカ

では・・・・ない。これはずっと後。周りにこの漫画を持っている子がいなかったし床屋には「銭ゲバ」と「ゴルゴ」しかなかったし、買うお金もなかった。

実は最初に接したのは

Tub
太平洋の翼

これを夜の映画番組ではなく昼辺りに観たのが最初のように思う。(多分小学校1年くらい)当時の小学校低学年と言えば

戦艦は大和、戦闘機はゼロ戦

というくらいしか認識していなかった。なので実は第一印象としては

「しでんかい・・て何?なんだゼロ戦じゃないのか(がっかり)」
「でも映画の中ではゼロ戦より強いとか言ってるや」
「ゼロ戦より太くて不格好。なんか変」

だったと思う。でもね、いろいろ引っかかってずっと心に残っていたのも事実

しでんかい(どんな字を書くのかわかっていない)って、なんか響きがカッコいい

太くて不格好 → ん?でもなんか → いや、ブサカッコいいか? 

と、いうわけで

「なんやわからんけど、かっこいい名前と気になるフォルムの
           ゼロ戦じゃないやたら強い飛行機を映画で見た」

というのが記憶が心の底に残りながらしばらく時は過ぎるのであった。

つづく

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