Type-R
Leica MP + Summilux 50mm f1.4 ASPH.
昨日の記事でCIVIC Type-Rはありと書いたけどこの方向を完全に満足しているわけではない。
本来のHONDAのType-RにはNAエンジンの高度なファインチューニングによる走行性能アップに神髄があったはず。ターボを付けてハイパワーで勝負する他のスポーツモデルと違うアプローチに共感を覚えたものだ。
かといって今のミニバン全盛の時代、そんなこといってマニアックな数字で表現しにくいモデルを出しても商売にはならない。ま、それが現実なんだろうな。
僕が鈴鹿で試乗させてもらったNSXのType-Rは本当の素晴らしかった。馬力こそ同じだけどエンジンレスポンスは格段に上がり素晴らしい吹け上がりを見せていた。足回りもハンドルを切れば切るだけ曲がっていくような感触だ。
でもそんな感触の違いより明確な馬力表示と記録。これが今のマーケティングなんだろう。これはメーカーの問題というより消費者の変化が大きいのだろうけど、なんか楽しくないよねぇ。
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コメント
そう、そこなんですよね・・・
ただ馬力などスペック重視で出してくるクルマもありだとは思いますが、僕もフィーリングを楽しめるクルマが好きです。^^
そんな意味で新しいマツダのロードスターはどうなんだろ?って見ています。LAの友達は既に見れたそうで欲しくなったと言ってました^^
投稿: H.O | 2015/07/08 00:05
確かにさびしい限りです。
ホンダエンジン=「精密機械」みたいなイメージありますよね
昨今ダウンサイジング・ターボが流行なので仕方が無いのかな
まぁミニバン全盛の時代タイプRやS660、二輪のRC213V-S のようなキチガイが
出てきたので良しとしましょう。
投稿: やすべい | 2015/07/08 15:49
>H.Oさん
ロードスターも二代目は同じような過ちをしたような気がします。
でも巡り巡って今回の新型は初心に戻っていい感じのようですね。
>やすべいさん
ホンダはNAのイメージが強いですがターボ自体も本来は得意とするところ。
なのでターボで追求するモデルがあってもいいと思います。
でもNAファインチューニングのアプローチとは別な名前でやって欲しかったと思うのです。
投稿: Shig | 2015/07/08 21:48