機械式時計のオーバーホール その2
Leica MP + Summilux 50mm f1.4 ASPH.
オーバーホールに出すタイミングは難しいものです。調子が悪くなれば修理を兼ねてタイミングが計れるのだけど、そうそうベストなタイミングでは壊れてくれない。
そういった意味では去年のラバーベルトのブルガリアルミクロノはいいタイミングでベルトがブチ切れてくれたのでついでにOHをしちゃったという稀有な例です。
さて、みなさんは機械式時計のOHをどのくらいのタイミングでしていますか?ちなみにメーカー推奨は3年です。極端な例としては
・メーカー推奨通り3年毎にOH
・大きく遅れだしたり壊れるまでOHしない
たしかに調子が悪くなってから修理がてらOHしてもすでに手遅れということもさほどないでしょうから後者を選ぶ人を僕は否定しません(通常OHより部品交換等の上乗せはあるでしょうが)。ここからは「愛」の度合と現実的な判断は個人差です。ちなみに僕個人の基準としては
OHは6年に一度
ということにしています。いくつかの時計を年数別にOHしてみての時計屋さんからの反応をもとにしています。最高で7年間を空けたことがありますが、時計屋さんに聞いたところ大きな摩耗や消耗の様子はないとのこと。よほどの環境や使用方法が特化していなければ3年というのはメーカー事情もあると判断。ということで6年毎です。これが長いか短い(こたーないか)かは個人の感覚の差でしょう。前回の記事と同じ終わり方ですが
単にケチだからじゃないかって?うーん、否定できませんw
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コメント
構造や使用頻度にもよりますが
私もだいたい5年毎です。
ただOHは返却までに時間が掛るので
大型連休を挟まないタイミングで出しています。
投稿: やすべい | 2015/02/12 15:18
>やすべいさん
明日の記事になると思いますが先日OHに出したシードゥエラーは一ヶ月くらい掛かりました。まあ他の時計もあるので穴埋めに他の時計を買うまでには至りませんでしたけどw
投稿: Shig | 2015/02/12 22:51
自分もいつもタイミングに悩まされております。
付ける度に時間調整をしたらいい、
という甘えが出てまいり、
いつも後回しに・・・
投稿: とまり木 | 2015/02/16 10:09