時計熱再び 〜G-Shock狂乱期 その1〜
RICOH GR
「シードゥエラー Ref.16600」を購入して以来すっかり時計そのものには満足してしまい、しばらく一本君の時代が続くことに。そしてそうこうするうちに「G-Shock狂乱期」がやってくるのです。
あの時代はもうお祭りでしたね。レアものはどんどんプレミアムで値がつり上がりイルクジ-フロッグマンなんか最高で45万円までの値がついたものです。
樹脂でくるまれたデジタル時計で定価3万円(当時)くらいのものがプレミアム価格で45万円。馬鹿げた値付けだとは思うけど本来「価値」というのはこのように危ういものなんです。逆に45万円のものが3万円でも売れないことも当然ある。
砂漠での水の値段が青天井なように物欲飢餓状態時についた最高値が45万円ということ。これで買う人がいる限りその時点の適正価格というものなんです。僕はそれ自体は否定することはないし、むしろ人の物欲値を計るには面白がって見ています。
後は自分の価値としてどう捉えるか。ちなみに僕は「プレミア値」では決して買わないといルール内で「G-Shock祭り」に参加しました。
結構楽しかったっすよ、宝探しみたいで。基本的には新モデル発売時の抽選に参加したり、発売時に並んだり、G-Shockサイトで知り合った人との情報交換やダブったモデルの交換など正攻法でもそこそこのレアモデルは手にすることができましたしね。
※ちなみに現在の相場を調べてみたら、当時のレアものは大幅に相場が下落(というよりほぼ二束三文)。でもここ数年での限定もので一部プレミアになっているモデルもあるようでそのモデルはいまだに堂々と50万円以上で取引されていました。恐るべしG-Shock!!
つづく
| 固定リンク
コメント
イルクジモデル、フロッグマン、
懐かしい響きでございます。
価格は需要と供給のバランスで成り立っているのならば、
当時の価格で売買が成り立つのも真っ当な価格だったと思い返しております。
投稿: とまり木 | 2014/12/17 06:04
>とまり木さん
当時は自分が欲しいと思う気持ちや仲間に自慢する価格として45万円でも見合ったということなんでしょう。さて、その人たちが今はどう思っているかは・・・・まあ、よくあることですw
投稿: Shig | 2014/12/17 21:43