時計熱再び 〜機械式時計への目覚め期 その2〜
RICOH GR
機械式を探して最終的に選んだのがロレックス「シードゥエラー Ref.16600」。
ロレックスとライカってイメージと実際という関係性では似ているような気がしている。正直手にする前はロレックスもライカも「金持ちが見栄で使ってる感」が強くて敬遠していた。
でもどちらも使ってみるとモノとしての納得感が凄まじい。いろんな時計メーカーの時計を使ったり触ったりしているのだけどロレックスの「操作感」「質感」の安定度はずば抜けている。それは高級品というより実用時計としての評価に通ずるものだ。
ライカもそう。飾って楽しむものではなく写真を撮るという行為に対してカメラマンのモチベーションを上げ、安心感をもらたしてくれる「操作感」と「質感」。どちらも「性能」という言葉では言い表せない感覚的なものだ。
ちなみに「シードゥエラー Ref.16600」を検討するときに当時候補に挙がった別な時計といえば
・ブライトリング ナビタイマー
・オメガ スピードマスター(手巻き)
・IWC マーク15
ロレックスの他モデルは候補には挙がっていない。当時はまだロレックスに偏見を持っていて唯一候補に挙がった「シードゥエラー」が気になったのはロレックスの中でも超オーバースペックの異端児に思えたからだった。
結局、ナビタイマーは友人に先を越され、スピードマスターはお店の人の「人類の歴史を腕に巻けますよ」というセリフで買う気をなくし、マーク15は一本目のチュチマとミリタリー系でバッティング。で、えいや!と買ったのが「シードゥエラー」。
今ではロレックス自体値上がりしてしまってとんでもない価格になっているけど僕がこれを買った時期では新品でも35万円程度だったと思う。(それでも僕にとっては超高級時計であって買うまで何度躊躇したことか)
今でも「シードゥエラー」は主力であり、信頼している時計のひとつである。そしてこれが基準となってこの後の時計遍歴も続いてゆくのである。
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コメント
>それは高級品というより実用時計としての・・・
おっしゃるとおりですね。
僕にとってはweekdayは毎日欠かさずしている実用時計そのものです。(笑)
ライカもロレックスもとんでもなく豪華な装飾品のようなものもあるけど、ほとんどのモデルは実用的でかつ安心感が満足感を与えてくれる優れたものですよね~。
投稿: M | 2014/12/03 13:20
ロレックスそうでしたか!
私も何となく敬遠してきたのですが。。
私はナビタイマーを愛用しております♪
もし今後、もう一つ腕時計を買えるとすれば、
パティクフィリップのシンプルな5296R-010というのに興味あります。
投稿: らっぱ@たか | 2014/12/03 18:57
「シードゥエラー」を選択されるなんて渋いですね
普通ならサブマリーナーに行きますから
当時(96年)私もパーペチュアルデイトSSを購入しましたよ
懐かしいです(今も元気に時を刻んでいますが)
使い込むほど味の出る時計っていいっすよね~
投稿: やすべい | 2014/12/03 19:03
ロレックスの魅力がライカと通ずると目に致しますと、
今まで永遠していた心、
揺らぎます。
サブマリーナではなく、シードゥエラー
という点が尖ってます。
投稿: とまり木 | 2014/12/03 21:50
>Mさん
使って初めてわかるということはありますよね。まだまだ先入観によって敬遠しているモノがあるかもしれません。ま、あくまで使うものに限りますけど。
>らっぱ@たかさん
ナビタイマーはブレスレットもいいですよね。ナビタイマーとシンプルパテック、最強コンビじゃないでしょうか。
>やすべいさん
人気は確かにサブマリーナの方が当時高かったですね。まだロレックスにテレを感じていた僕はあえて不人気だったシードゥエラーを選んだのかもしれません。小さいデイト窓も締まった感じで好きでしたし。あれから二十年弱、手首にも馴染んでいい感じです。
>とまり木さん
こればかりは個人差があるので感じ方は何ともいえませんが、モノとしての完成度は確かかと。世間でいうような自慢するものではなく自分自身がどれだけ気に入るかだけで判断するものでしょう。でも随分お値段が上がってしまって勢いではそうそう買えませんよねぇ。
投稿: Shig | 2014/12/03 22:35