招かざる客 〜その1 事件は出張時に起こった〜
Leica M7 + Summilux 50mm f1.4 ASPH.
だいたい悲劇(喜劇?)というのはタイミングの悪い時に起きるものです。
その日は僕がたまたま東京出張の日。疲れていたので早めにホテルに帰って休んでいたところ、普段はメールでやりとりする同居人から直電が・・・・・
<第一報>
同居人 「あのな、帰ってきたら部屋が荒らされてるの。最初は空き巣かと思ったんやけど
荒らされ方が中途半端やし、カーペットに糞らしきものがあるんで
きっとネコやと思う。なんでネコが?まだ家にいるかな・・・・」
すべての状況は分からないまでもとりあえずネコトラブルであることは確かなので緊急警戒レベルはマックスではありません。ただ、同居人は極度の動物嫌い、さらにネコは大の苦手ときているもんでこちらが思っているより本人にとっては深刻な状況のようです。
Shig 「まずは家にいるかどうかは各部屋音を出して確認すればネコなら
必ず逃げようとするかパニックになると思うのでまずは確認しな」
<第二報>
同居人 「各部屋見たところ物音もしないし見かけないのできっともういないと思う。
ウンチの始末をするわ。かなんなあ」
Shig 「詳しい話は帰って聞くのでとりあえずもう入ってこないように
ちゃんと戸締りしといてね」
僕は誤解していました。ネコは同居人が風通しのために開けっ放しで出かけた裏口の蛇腹式網戸の下をくぐって侵入。台所を荒らし、記念にウンチをしてそのまままた網戸をくぐって出て行ったものとばかり・・・・・・
<第三報>
同居人 「あのな、あのな、ネコがまだウチにいてん!
どないしょ!あわわわわわわ」
こんなタイミングでネコ好きの僕が東京のホテルにいて、ネコ、いや生き物に対してまったく耐性のない彼女がひとりでこの状況に直面している。さて離れた東京から木の棒&布の服のレベル1勇者をどう中ボスに立ち向かわせるのか・・・・・あーやれやれ
つづく
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