イントレピッド TBF アベンジャー
Leica M7 + Summilux 50mm f1.4 ASPH.
今では「アベンジャー」といえばマーベルの「アベンジャーズ」を連想してしまうのだろうが、やっぱり僕はこっちの方。
イントレピッドで数々の名機を見た中で一番衝撃だったのはこいつだ。
とにかくでかくて分厚い。
艦爆や艦攻がイメージより大きいのはロンドンの航空博物館で体感していたのだけど、こいつはそのイメージよりずっとでかかった。日本の大戦後期の艦攻「天山」と比べても
<天山>
全長 10.86m
全幅 14.89m
主翼面積 37.202m2
自重 3,223kg
<アベンジャー>
全長 12.48m
全幅 16.51m
翼面積 45.52m²
自重 4,788kg
確かに攻撃力はどちらも1000㎏級魚雷の一本かもしれないが、防弾能力は桁違い。攻撃機にとってこの防御力という要素はでかい。当時のアメリカには油も含む資源に関して躊躇なくつぎ込んだまさに米帝設計思想。
アメリカを象徴するでかくて頑丈なメタボ機体。こんなやつらと・・・・いや、もう言うまい
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コメント
同意します。僕もここで初めてヘルキャットとTBFを見たとき、「ええー、レシプロ艦上機ってこんなにでかいのー⁈」と目を丸くしました。2000馬力エンジンの直径の太さときたら、絶句ものです。あと、スペックで知ってはいましたけど、この機体の下にも機銃ついてるのが見れて、やっぱりでかいなあ…としみじみ。
投稿: モリトラ | 2014/06/25 23:27
アベンジャーってブッシュ大統領(父)が海軍時代に乗ってた艦上攻撃機ですよね?
私はイントレピッド博物館には行ったことがなくて、ワシントンD.C.のスミソニアン航空宇宙博物館と、バージニア州ダレス空港隣の航空宇宙博物館別館を見たことしかありませんが、本当によくもまあ、こんな国を相手に....と思いましたねえ。
投稿: なおねこ | 2014/06/26 19:59
>モリトラさん
やっぱりそう思われましたか。でっかいっすよねー>アベンジャー。こいつを乗せる空母も・・・・そういうことです。
>なおねこさん
パパブッシュの話は知りませんでした。戦闘機ではサンダーボルトなんかもでかいっすよね。でも仮に日本に資源が抱負にあったとしてもこういう設計思想にはなっていなかったかと思います。
投稿: Shig | 2014/06/27 23:14
余計なことながら、「宇宙戦艦ヤマト」に登場した、ドメル艦隊の「雷撃機」も思い出しますね。
投稿: Tajiri | 2014/06/28 07:49
>Tajiriさん
ドメルの雷撃機もぶっとい感じですよね。銀英伝の艦載機もまた違った大きくていい感じですけどね。
投稿: Shig | 2014/06/28 09:12