フィアット500 車高考 その2
Leica M9-P + Summilux 50mm f1.4 ASPH.
正直フィアット500の車高の高さは僕の中で現時点ではかなりマイナス面が多い。
・最低車高が高く、さらにシートの厚みも厚いので路面状況が腰で把握しにくい。
・街中でのサスの効き方自体に不快感はないものの高速道路では車高の高さが影響してか
かなりフワフワ感が強く出る。
・座面が高く目線も高いため右はピラー、左はバックミラーが邪魔をしてコーナーの
出口が見えにくくて怖い
でもこれらの解決方法がないわけではない。サスをがっちり硬めて車高調でぎりぎりまで車高を落とし、フルバケットシートに換装すれば多分十数センチは視点が下がり雰囲気的にもかなりスポーティーになるだろう。かといって現状も悪いことばかりではない。ミニや国産車に比べて
・乗り込みやすく普段使いにストレスがない
・渋滞時気分的にラク
・シート自体のクオリティも高く腰への負担がかなり軽い
今までにないプラス面もあるしこれらの要素が
街中をきびきび気持ちよく走ることができる
という要素をスポイルするものではないのだ。実用車でありながら「スポーティーな味付けにしたい」という方向に向かって今回の想定外の車高問題は大きなキーとなるポイントだと思う。悩ましい問題ではあるけど、むしろこれがベストポジショニングへの突破口にもなるんじゃないかな、とも思うのだ。
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