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2013/12/07

チンクエチェント顛末あれこれ その3

20131207
Leica M9-P + Summilux 50mm f1.4 ASPH.

車に興味のない人を置いてけぼりにしながら話はまだまだ続きます。
※ときどき休憩をいれますね

さて、次なる検討項目はエンジンです。500のエンジンには

・直列4気筒 SOHC 8バルブ 1200㏄
・直列2気筒 8バルブ マルチエア  インタークーラー付ターボ 900㏄
・直列4気筒 DOHC 16バルブインタークーラーターボ 1400㏄

の3タイプが用意されています。絶対ではないけれどこれだけを比べてしまったらあまりに普通な「直列4気筒 SOHC 8バルブ 1200㏄」をあえて選ぶ理由は特にはありません。他の条件を満たして後はエンジンだけ、ということになったら考えることにしましょう。

■直列2気筒 8バルブ マルチエア  インタークーラー付ターボ 900㏄

パワーを求めるエンジンではありません。ネットでは燃費も15㎞/Lくらいで大したことがないとの書き込みもありますが僕にとって燃費なんて一度も気にしたことがないのでこれらは無視。

肝心な点は旧チンクエチェントの2気筒エンジンへのオマージュである点。早速試乗してみました。そりゃ、味という点で旧ミニのキャブレターエンジンと比べてはいけません。でも現代のエンジンとは思えない面白い感触。2気筒ではあるけれど交互にバランスを取って回るのではなく同時に回るので実質900cc単気筒。国産も含めこんなバイクみたいなエンジンはありません。これはまぎれもな愛すべき変態エンジンでしょう。

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■直列4気筒 DOHC 16バルブインタークーラーターボ 1400㏄

こちらはアバルトのチューンエンジンになります。さらにチューンした180馬力の「695 マセラティエディション」や「トリブートフェラーリ」「限定595」まで存在しています。現実的には135馬力or160馬力ものになるでしょうか。本来こちらのエンジンも試乗しないと公平な判断はできないのですが、ことこれが「アバルトのみのエンジン」となると単にエンジンの問題だけではなく

フィアット対アバルト

という全面対決になりますので今回のエンジン単体対決では保留とさせてもらいます。

 

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コメント

4輪での単気筒のようなツインって響きにやられます。僕も趣味を生かしての現行車での欲しいNO.1はチンクチェントなのでレビューが楽しみです。
さて、どの形態に落ち着くのかも目が離せません!

フレンチは実際所有すると、ザンス感とは程遠い愛すべき代物でしたよw

投稿: Shimanosu | 2013/12/08 02:47

私としてはやはりツインエアオススメです。
エンジンの味付けとは別ですが1.4は回転半径大きいです。
コンパクトボディが泣いてます 汗。
しかし個人的にルックスはアバルトがベストです 笑

投稿: TAKAHASHI | 2013/12/08 18:28

>Shimanosuさん
記事の方もすでに最終局面ですw
まだフランス車に乗ってない身からするとやっぱりフランス車はお洒落感が半端ないんですよね。いずれ乗ってみたいものです。

>TAKAHASHIさん
今回はどの選択をしても次ぎの一手があるような気がしています。この後は実感を持っての選択にしたいものです。今はどちらも想像の範囲内なもんでw
またどこかのイベントでお会いできればいいですね。

投稿: Shig | 2013/12/08 21:32

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