フライトジャケットの季節 ~MA-1編~ その2
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f0.95 (4th generation)
本来指向的には「本物」を収集したい。でもいかんせん衣類、いかんせんビンテージ。車や時計などの金属マテリアルはともかくこと衣類においいて古着は生理的に駄目。まあ、百歩譲っても使用感なしの超美品が限界。さらにMA-1はドライクリーニングならOKという説とそれすら素材感、ワッペンのことを考えるとNGという説が飛び交う世界。古着ノークリーニングなんてありえない。
MA-1自体一度ブームになって認知度も高く、マニアも存在する。その中でどういうポジションを取るかは意外に難しいもの。僕の中でフライトジャケットが盛り上がってるけどそれはあくまでフライトジャケットというカテゴリーに対してであってMA-1単体の盛り上がりではない。それと、若い時ならともかく一旦過去にスルーしておきながら今更うんちくを全面に出して語るのもちょっと照れくさい。
と、いうことで僕の出した答えは2つの方向。
<方向その1>
「真性マニアの方と張り合う気は全くありませんのよ。
あくまでファッションで着ておりますのよ、おほほほほ」スタンス
純粋にファッションとしてのMA-1
もう、パっと見でオリジナルおよびレプリカではないと分かるものです。気軽に着るためのMA-1はこっちの道を。それにね、正直言ってMA-1デザインって結局は作業着なのよ。な、もんで基本ダサい。ネットとかで見ると「彼女にダサいから着るなと言われた」「ミドリガメかいっ!って突っこまれた」なんて話もちらほら。
まずはそういったダサいMA-1が少しでもかっこよく着られたらそれでいいじゃん!ってのが僕のひとつの答え。
じゃあもうひとつの答えとは?
つづく (こんな話がまだ続くんかい)
| 固定リンク
コメント
昔流行ってましたねー。ちょうど我々が、社会人3年目ごろでしたっけ? 確かに最近すっかり見かけなくなりましたね。
この間行った築城のお祭りでは、場所柄この手のフライトジャケット着たおっちゃんだらけでしたが、もちろん私の眼力ではホンモノとレプリカの区別はつきませんでした、ええ。
投稿: エントロピーM | 2013/11/14 22:36
ご無沙汰してます。
実は僕も先日ユニクロのMA-1を試着してみて、「MA-1てありかも。」と思っていた矢先の記事でドキドキしていました。
ただ、10年ぐらい前にマッコイズのタンカースを買って思ったのですが、レプリカって丈が短い&お腹周りのリブがキツイのダブルアタックですぐお腹が出ちゃうんですよね。
このお腹が出ちゃう丈の長さが微妙でトップガンがはやっていたころはシャツなんかパンツインの時代だったから全然問題なしだったのですが、今のご時世下に着るものも悩みますよね。
投稿: パンヤ | 2013/11/15 12:04
>エントロピーMさん
築城なら真性マニアの人が多そうですね。本物、レプリカ、MA-1風、なんて一般人からしたらどうでもいいことのなのでほぼ完ぺきに自己満足の世界でしょうね。僕から見るとビンテージのジーンズもそんな世界です。
>パンヤさん
フライトジャケット(タンカーも)は実用とファッション性はトレードオフのような気がします。サイズに関しては記事にもいずれ書こうと思っていますが真性マニアからはもうぎりぎりサイズでいかに着こなすかがテーマのようです。専門店で進められたサイズはもうパツパツでしたよw
投稿: Shig | 2013/11/15 15:12