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2013/07/01

気になったので調べてみた

20130701
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

とあるドラマで

「犯人はナイフを逆手に持っていたんじゃないか?」
「だとするとプロの訓練を受けた奴だな」

というくだりがあった。別段ナイフを振り回すことなんか現実には絶対ないけど、もし自分がナイフを持って攻撃するならやはり無意識に普通に順手持つだろうな・・・・逆手だと攻撃しにくくないか?じゃあ何故逆手がプロのやり方なんだ?とちょっと疑問に思ったので調べてみた。

ナイフでの格闘で印象的なのはなんと言ってもこのお方。

Seg
沈黙&暴走シリーズのスティーブン・セガール様

まあ、ピンチらしいピンチもなく無双しまくるセガール様なんだけどナイフ格闘シーンは随所に出てくる。僕のイメージでは彼が逆手持ちのイメージリーダーなんだけど、実は映画を見返してみると「逆手一辺倒」ではない。状況において順手に持ち変えていたりする。

それぞれのメリットデメリットは以下の通り。

<順手持ち>
・突きを中心とした中間距離での攻撃力は高い。
・ただ、至近距離およびマウント状態になると防御力、攻撃力が半減

<逆手持ち>
・中間距離では攻撃力低下
・しかし至近距離およびマウントでの防御力、攻撃力は高く攻撃パターンも豊富

ナイフを格闘と組み合わせて考えてみるとわかりやすい。ボクシングの構えでナイフを順手で持つとどうなるだろう。ナイフの切っ先は自分の方を向いてしまい格闘とナイフ攻撃は融合しない。

逆手に持つと素手での攻撃を前提に手首の防御をナイフがしてくれる状態になる。一旦相手の懐に飛び込んだ場合は逆手に持ったナイフはストロークの行きも帰りも攻撃可能。

格闘との融合の訓練をし、また相手の懐までもぐりこめる技術あって初めて威力を発揮するナイフの逆手持ち。だからこそ「プロの仕業」と言わしめたのだろう。

先端恐怖症の僕とってはどうでもいいことなんだけど・・・・・・

Ichi
ま、座頭市は別モンなんですけどね

 

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コメント

ナイフを逆手に持つのは、特殊部隊の使い方です。現実問題、訓練された人間同士での格闘戦で急所を一突きするのは難しいわけですが、それならば手数を繰り出して、どれかひとつが致命傷になったり行動不能に陥る怪我になれば、敵の無力化という目的は達成されます。
それには、わざわざ踏み込んで胴体を狙うより、もっと自分に近いところにある相手の手の動脈や筋を狙ったほうがリスクが低く効率的です。そんな戦い方の場合、逆手のほうが簡単かつ素早く何度も深く刺すことが出来、効率がいいのです。(つまり、斬るのではなく刺すことを優先した構え)

・・・・と、ぼぼぼぼ僕の知り合いが言ってました。(もう遅い)

投稿: エンゾー | 2013/07/02 21:34

>エンゾーさん
セガール様がやっていたように実戦では順手、逆手をスイッチングする技もあるようです。要は臨機応変に使い分けるのがよいようです。調べると刃が逆に反った逆手専用ナイフもありましたが確かに戦闘力はアップしそうですが普通の生活では・・・・・・

投稿: Shig | 2013/07/03 23:26

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