項羽と劉邦
HASSELBLAD 500C/M + Planar 80mm F2.8
撮影:同居人
WOWOWでやっている中国歴史ドラマ「項羽と劉邦 King's War」を毎週録画して見ている。
最初の頃はあまりにストーリーが冗長に進むので適当に見ていたのだけど始皇帝が死んだ頃から段々と盛り上がってきている。毎週土曜に二話ずつ放映されるのだけどネットで見てみると全80話とのこと!こりゃ長く楽しめそうだ。
そんな中、先日の回で「馬鹿」という言葉の由来となった有名なシーンがあった。
秦の2代皇帝・胡亥に権力というものを見せつけるために宦官の趙高は宮中に鹿を曳いてこさせ『珍しい馬が手に入りました』と皇帝に献じた。皇帝は『これは鹿ではないのか』と尋ねたが、趙高が左右の廷臣に『これは馬に相違あるまい?』と聞くと、彼を恐れる者は馬と言い、彼を恐れぬ気骨のある者は鹿と答えた。趙高は後で、鹿と答えた者をすべて殺した、というシーンだ。
ほほう、これがあの逸話だな?と見ていたらなんと答えに窮した廷臣のひとりがこともあろうに
廷臣 「なんと馬鹿馬鹿しい」
とつぶやいたのだ。おいっ!脚本家!つーか日本語訳したヤツ!この逸話の最中にこんな台詞はないだろう・・・・それともワザとか?まあ、どちらにせよ興ざめしちゃうよな、まったく。
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