実戦的なアドバイス
SIGMA DP1 Merrill
アドバイスとはだいたい自分よりずっと経験のある人から受けるものだけど実は「実戦的なアドバイス」とは実はそうではないことが多い。
確かに経験者の的確なアドバイスは素晴らしいのだけど「なるほど!」と思ってもよほどの窮地で受けたものでない限りその場では役に立っても実はあまり定着しなかったりする。
では忘れられないほど心に残るアドバイスとは?実は
アドバイスを受けたくない人からの屈辱的なアドバイス
だったりする。普段から気に入らない人からアドバイスが出たときは一瞬
お前からは言われたくないよ!
と感情的になってしまうのだけど、冷静に振り返るとそれが的確なアドバイスだったりすることがある。これは結構悔しいし屈辱だ。
一番アドバイスを受けたくない人間から明確に課題点を指摘され的確にアドバイスされてしまった
これは結構心に残る。二度と同じ過ちはしないように目いっぱい意識する。こういった逆説的な刺激の方がより実戦的なのだ。失敗からの方がよく学べるというのと同じかな。
ただね、聖人君子じゃないからさ、嫌な人から何か言われるとそれが本当に正しいか正しくないかといった冷静な振り返りがない場合も多々ある。ま、人生日々修行ということでw
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コメント
わが身を省みて凄くよく判る、すっと腑に落ちるお話でした。
他山の石にせず、今後に生かせればと存じます。
投稿: EAP_P | 2012/12/27 23:54
>EAP_Pさん
いえいえ、そんなにたいそうなことではないんですが、ありがとうございますw
ただ、最近は失敗に対しても淡白になりつつある自分がいて「これが老いというものか?」と感じることも多くなってきたような・・・・
投稿: Shig | 2012/12/28 13:29
成功哲学は、聞いたあとで「でも、同じ事をした人は他にもいたはずなのに、なんでその人だけが上手く行ったんだろう?」という(ある意味ひねくれた)視点を持たないと単なる特殊なノウハウで終わってしまいますので、むしろ失敗学の方が大事だなあ最近と思います。
投稿: エンゾー | 2012/12/28 15:07
>エンゾーさん
成功からくるマーケティング論はだいたい後付け。真似してもほどんど意味がないものばかり。そんな論理が確立されていれば世の中成功者だらけですよね。
投稿: Shig | 2012/12/29 23:12