M9-P導入によるドナドナカメラ
Leica M9-P + Summilux 50mm f1.4 ASPH.
迷走していたデジタルカメラ群もM9-Pによって少し落ち着いてきました。
今まで迷いつつ購入したカメラの何台かは存在意義を失い手放すことになりそうです。放出予定の最右翼はこちらの2台↓
◇ EPSON R-D1
◇ Fuji X100
私は本来カメラをあまり手放す方ではないのだけど、これまでもほとんど使わなかった実績から今後のことを考えると仕方ないかと。
<EPSON R-D1>
まあ、モロ被り。1年半ほど所有しましたが持ち出したのは5回くらい。見事に手に馴染みませんでした。いや、悪いカメラと思ったことはありません。針式表示やシャッターの巻上げ、コクのある絵・・・むしろ印象は良いカメラです。でも使わなかったのには大きな理由があります。
・焦点距離が変わることへのぬぐいきれない違和感
・覗いて萎えるファインダー
撮影時に重要なこの2点の要素で引っかかってしまっているのでもう仕方ありませんね。手持ちのMマウントレンズの使えるレンジファインダーカメラとしてとりあえず所有していましたがもう手元の置いておく理由が全くありませんので手放すことにします。次のオーナーにはもっと使ってもらってね。
<Fuji X100>
斬新な機構で結構思い入れを持って買ったカメラでした。このカメラも非常によくできたカメラだったと思います。でもこの1年ほとんど電源を入れませんでした。その理由は・・・・・
・購入理由に高感度に強く夜の撮影用にという期待もあったのだけど、
あまりにデジタル処理によって無理くり作られたような色表現に冷めてしまった。
・AEが自分の感覚が合わずストレスが溜まった。
・つまみ類やクリックの感触があまりに軽く撮影時にテンションが上がらなかった。
上記2台はデジタルで撮る方が便利なシチュエーションでのメインカメラと期待して購入したもの。どちらもサブ以上に優秀だとは思いますがM9-Pが来ちゃあね。
カメラやレンズとの出会いはご縁とタイミング、ということで・・・・
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コメント
こんばんは
僕もR-D1sを使っていた口ですが、いつも撮れる範囲がファインダーフレームと大きく違うことがやはりストレスでしたね。あ、あと、巻き上げ(=シャッターチャージ)を忘れていい瞬間を撮り逃すのも。ん?これは自分のせいか?^^
X100はカメラ店でいじっただけですが、やはり二重像でピント合わせができないのが違和感ありすぎでして、結局今に至るまで手を出してません。
投稿: yoss70 | 2012/10/11 22:20
>yoss70さん
この2台で再確認したのはやはりファインダーの相性ですね。
僕の場合は巻き上げシャッターは好きでした(同じく巻き上げ忘れもしましたが)。
投稿: Shig | 2012/10/11 22:41
こんばんは。同感です。1年回で三回しか出さず、170枚しか撮らずオークションに出しましたが、あまりの安さに出品を辞めました。・焦点距離が変わることへのぬぐいきれない違和感(そのとおり!)
・覗いて萎えるファインダー(今、M9−Pと見比べましたが、私はそうかんじませんでした。何故でしょう?)、シッター音があまり好きではないですが。
X100は全くの同感です。写真に興味のない妻専用となりました。
投稿: 自由時間 | 2012/10/11 22:42
>自由時間さん
ファインダーに関しては「萎える」は言い過ぎだったかもしれませんが私はやはり暗いように感じます。裏では同じコシナのイコンのファインダーがすばらしいだけに残念でした。それとフレームと実際の撮影範囲がかなりズレるのもストレスでしたね。
投稿: Shig | 2012/10/12 07:59