道具と腕前
Leica M7 + NOCTILUX-M 50mm f0.95 (4th generation)
使う道具が結構なお値段になる趣味はその技術と金額のバランスが崩れたケースだといろんな意見が発生してしまいます。
<高い技術力+高価な道具>
まあ、普通です。高い技術を持った人が高価で高性能な道具を使いこなす姿に皆、憧れるわけです。
<高い技術力+貧相な道具>
このパターンはさらに尊敬を集める傾向にあります。
ビリヤードの神様、マジシャン・エフレンレイズのキューは長年フィリピンのノンブランドキュー(推定15ドル)だったのは有名な話。ファンはそのギャップにまた酔ってしまうのです。
<未熟な技術力(初心者含む)+やたら高価な道具>
えー、わかりやすくいうと「やっかみの対象」になりますw
この傾向は2chなどで顕著なのですが、要は
「下手な奴は初心者用の安い道具でも使っとけ!高価で高性能な○○○なんか100万年早いんじゃ、ボケ!」
ってなやつです。気持ちはわかるんですけどねー、やっぱりそう言っちゃやっぱりヤッカミにしか聞こえません。どんなに高価な道具でも買える人は買えばいいのです。ただ、それをひけらかしたり、他の人の道具をけなしたりするのは論外。でもそれは技量の高低とは別の問題でしょ。技量の高い人だってしちゃいけない。
それに実は一番贅沢なのは安くて初心者向けの道具からじわじわいいモノにステップアップしていくことだったりします。少しずつその値段なりの良さを実感しつつ、時には迷って高くて違う方向性のものも買ったりして時間をかけて徐々に最終的に極みに達する・・・・
おいおい、ここまでくるのに幾ら掛かってんだよw。最初からこれ買っとけば予算は何分の一ですんだんじゃね?・・・・と、いう感じ。
なのでケチな僕は一生行くな・・・と思った趣味に関してはあまり回り道をせずに一気に本丸を攻めることが多いです。ま、これは効率的ではあるのですが風情のないやり方なのかもしれませんね。
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コメント
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投稿: 弥二郎 | 2012/07/20 22:32
一番贅沢なステップアップコースを辿った末に、未熟+高価に至った僕は冷や汗が止まりません。爆 しかし、おっしゃることはまさに御意。これからは節約のため、いきなり本丸を攻めるようにしたいと思います。( ̄▽ ̄)
投稿: yoss70 | 2012/07/20 23:50
>弥二郎さん
ありがとうございますw
本当に物欲に関してはあれこれ言い訳を出すことが可能です
>yoss70さん
趣味の場合いかに得をしたかというより「いかに幸せか」ということを基準にしたいのですがついつい先走ってしまう傾向にあるようです。
投稿: Shig | 2012/07/22 10:27