平清盛 ~タルカス~
Leica M7 + NOCTILUX-M 50mm f0.95 (4th generation)
視聴率が下がりっぱなしと話題の大河ドラマ「平清盛」。個人的にはここ数年の軟弱路線に比べるとハード系で好みなのだが、一般的エンターテイメントとしては時代背景も戦国時代や幕末に比べてわかりにくいということもあり視聴率云々は仕方がないところだと思う。
今回なんと言っても一番驚いたのは劇中で使用されている「タルカス」という曲(アレンジはされているけど)。タルカスは知る人ぞ知る「エマーソン・レイク&パーマー」のセカンドアルバムのメイン曲なのだけど、僕も発売当時のリアル世代ではない。高校時代プログレにハマっていた友人の影響で聴き始めた「E.L.P」、「恐怖の頭脳改革」「展覧会の絵」ときて3枚目に聴いたアルバムだったと記憶している。
ここのところずっと聴いていなかったのだけど、去年の「平清盛」の予告の時久々に聴いた時はびっくりしたなぁ。とてもじゃないけどこれと大河ドラマを合わせるなんてまったくの想定外。ミスマッチなのだけどでも妙にイメージが合うので気に入っていたりする。
若い人にはこの曲の出自を知っている人は少ないのだろうけど、何とか知っている僕らの世代にはなかなかのサプライズだ。そういった思いもあるのでついつい「平清盛」のドラマ自体にも評価が甘くなってしまうのかもしれない。
※ CMも含めて僕らの世代の印象曲が使われるのは制作者の年代に僕らの世代の人達が多いのだろな・・・と、思ってしまう。まあ、最近は次の世代に移りつつあるのだけど
| 固定リンク
コメント