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2012/01/31

トラクタブルヘッドライト その2 可変ギミックへの憧れ 

20120131
Leica MP + Summilux 50mm f1.4 ASPH.

リトラクタブルライトに少年時代憧れた理由としてもうひとつ

可変ギミックへの憧れ

が、あったように思う。当時のロボットもの、戦隊モノ、ヒーローものには必ず登場メカが変形、合体するものが登場した。子供心にもそれはTVの中だけの憧れの存在だと理解していたのだけど、それがいい大人が実用車という大義名分の中で大真面目にやっちゃってくれたのである。

大人になったらリトラクタブル搭載車に乗って対夜間仕様に変形してやるんだ!

と、心に誓ったものであった。な、もんで僕が最初に乗った車、ユーノスロードスター(初期型)なんかは「リトラクタブルヘッドライト」「オープンカー」という変形ギミックの塊だったりするw

そんな子供の憧れであったリトラクタブルライトもすでに新車としては消えて久しくなるのだけど主な理由としては

・生産コスト面
・フロント重量軽量化
・対人事故の際の対象への影響度
・ライトが展開しなくなるリスク
・展開時、空気抵抗の増大
・北米におけるライト最低地上高規制の緩和。
・ライトの小型化
・一部の国や地域でのヘッドライトの走行時終日点灯を義務付け

などがあるのだけど・・・・

はいはい、わかりますよ。でもね全部大人の事情ってやつですよね。こんなもん子供心の事情で最新技術を使ってなんとかすりゃいいじゃん!カッコだけのためにさ。

生産コスト
余計なもんばかりつけておいていまさらそれはないだろう

安全面
最新技術の柔らかい素材で作りなよ。固定ライトは人を全く傷つけないの?

空力性、フロント重量
どんだけの人がそんなの気にしてんだ?

常時点灯
どんだけの地域が対象なの?

故障リスク
手動でも展開できる仕組みにすりゃいいじゃん

需要が全くないならそれは商売だから仕方ないけど、どこか「やれない」のではなくて「やらない」だけのような気がする。昔の車はどこか「ロマン」を感じるものがあったのだけど、ここのところ車に「萌え」がないのは経済的観念のみ優先して単なる「実用消費財」になってしまったからじゃないだろうか。

そんな中で今でも乗りたい車に乗っていられるだけ僕は幸せかもしれない。もう壊れて動かなくなるまでずっとこのまま今の2台を乗ってゆきます。少なくともこの2台にはロマンがあると思うから。

僕にとって車とはそんな存在。

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2012/01/29

リトラクタブルヘッドライト  その1

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Leica M7 + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (初期玉)

先日の記事で書き足りなかったので調子に乗って加筆してみようと思う。

リトラクタブルヘッドライトは何故かっこいいのか?一番の理由は

重要な保安部品たる「ヘッドライト」を隠すことによってレーシングカーに近い純然たるスポーツカーデザインを追及できたから

と、いうものだろう(自説)。特に当時の技術や規制からはある一定の大きさ、位置でのライトの存在は不可欠であり、それをスポーツカーデザインとして両立させるためにリトラクタブル方式が生まれてきたのである。

とってつけたように「空気抵抗が」とかの理由もあるだろうけど開けて走れば通常デザインより空気抵抗はあるし、ギミックによって一番重たくしたくない場所が重くなってしまう。要は

ライトのないデザインが格好いいから隠しました

それが本音だろうし、それでいいと思う。ただ、ライト格納時デザインはそれでいいだろう。でも実際にライトを上げた状態でのデザインといえば・・・・むしろそのトレードオフでファニーなイメージになってしまうものが多い。

2000gt

R002

R003

でもこのギャップもまた魅力だったりするんだよなぁ

このリトラクタブルヘッドライト、惹かれる理由はそれだけではなかったり・・・・・

                  つづく

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2012/01/26

懐古趣味じゃないけれど

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RICOH GR1v

先日発表された新型NSXのモックアップが青山のホンダショールームに展示されるらしい。
※NSXには僕なりの一家言はあるのだけど、それはまたいずれかの機会に

Nsx
  

新型NSXに限らず最近のスーパースポーツカー(スーパーカー)に何故か「萌え」を感じない。デザイン的にも洗練されているし、流線的なフォルムは綺麗だとは思うのだけど

 ・どうもずんぐりむっくりのファットな感じ
 ・フロントマスクが皆釣り目気味
 ・リアデザインの処理に個性がなくなってきている

そしてなんといっても

リトラクタブルライトじゃない!

今回の新型の紹介時にニュースで「あの伝説のNSXが甦ります」ってw。旧モデルはクラッシックカーかよww

懐古趣味じゃないと思いたいけど、やっぱり子供の頃、男の子として「かっこいいなぁ!!」と思った感触が刷り込まれているのかもしれない。

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さあ、どうする?

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Leica M7 + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (初期玉)

約一週間後に迫った台湾旅行、天気や気温を見てみると・・・・


天気 : 限りなく雨 (降水確率95%連続)
気温 : 11℃〜23℃ 

どないせっちゅうねんw。服の選択が難しい〜。

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2012/01/25

ライカも急ぎ足

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Leica M7 + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (初期玉)

コダックの今後にも暗雲がが垂れ込め、35mmフィルムを定着させたライカも
デジタルカメラのハイペース投入で生き残りをかける・・・・。
これも仕方のないところだろう。

インターネットにこんな記事が

「デジカメinfo」ライカがフォトキナでM10と新ミラーレスシステムを発表?

ちょっと想定より番号繰りが早いかな。僕が手にするのはM14辺りか?w

※天邪鬼な僕はできるだけ語呂の悪そうな番号で行こうと思ってたので
 M10は最右翼だったのだけど登場が早すぎるや

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2012/01/23

アートな休日

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Leica M7 + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (初期玉)

先週末は同居人と下町撮影&アートギャラリー巡り&雑貨ショップ巡りをしてまいりました。
廻ったおもなギャラリーは以下の通り。

横浜美術館
 「松井冬子展」

東京都写真美術館
 「ストリート・ライフ ヨーロッパを見つめた7人の写真家たち」

21_21 DESIGN SIGHT
 「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展

BOOK246  小林紀晴 × BOOK246
 『写真と生活』トークショー  (guest:本城直季/写真家)

ライカ銀座店サロン
 「Herbie Yamaguchi HIKARI 」

もっといろんなところを行きたかったのだけど、いかんせん寒くて寒くて・・・・・

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2012/01/19

KPI

20120119
CONTAX T3
撮影 : 同居人

ビジネスでKGI(key goal indicator)、KPI(key performance indicator)などの評価や目標の指数の数値化が重要なのは当たり前ですが、スポーツの実力を数値化するのはなかなか難しいことです。特に相手のあるゲームだと相手のレベルや状況によっていろんな要因がありますので何勝何敗だからといって真の実力の数値化とは言えません。

その点スリークッションというゲームの場合勝ち負けに関係なくその内容が完全に数値化されるところが特徴です。

当てた数/イニング数=アベレージ

練習ゲームにせよ公式ゲームにせよ必ず相手と同じイニング撞くことができます。このアベレージ、一回一回のゲームでは凸凹がありますが、直近25ゲーム、50ゲームの平均をとっていくと結構その時期のパフォーマンスが的確に把握できるのです。

これによってハンディが決まり、上級者とのゲームでも成立してしまうのはゴルフと同じかもしれません(ゴルフは環境変化が大きいですけどね)。まだまだ初心者ではありますが日々0.数%ずつアベレージが上がってゆくのを見られるのは自分の実力を実感できますしいいモチベーションになっています。

Billard
CANON EOS Kiss X5
撮影 : 同居人

※この写真からだけでどの玉をどういう取口で得点しようかとしているか、スリークッション経験者なら分かったりしますw

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2012/01/17

本当のbar

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Leica M7 + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (初期玉)

auからinfobarの新モデルが発表になりました

C01

実はスマートフォンinfobar A01発表時にはこういったやりとりをTwitterでしておりました。

「barっていう割には普通のスマートフォンじゃん」
「やっぱり縦長で出して欲しかったよね」
「え?その場合すべて長体に?www」
「いや、普通に縦長にコンテンツ押し込めたらいいじゃん」
「でもアプリとか見えにくいだろうなあ・・・」


結果的に同居人の買った「infobar A01」は見た目こそbarではなかったものの中身はinfobarのDNAを受け継いだものでした。

A01

ところが今回の「infobar C01」は本当に初代infobarを連想させるスティック形で出てきたのです。

A01と併売することからも明らかなようにこれは「アンドロイド」で動く「ガラケー」ですw。一応タッチパネルも動くのでスマートフォンと称していますが、スマートフォンの利点をことごとくスポイルしてまでbar形態にこだわったモデルです。

なんだかんだいってiphone以外のスマートフォン展開は日本独自のガラパゴス的進化(?)を今後も模索してゆくのでしょうが僕はこういったモデルはありと思いますね。

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2012/01/15

キャパシティー

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Leica M7 + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (初期玉)

最近ブログの更新が少し不定期になっているのには理由があります。

今年から新部署になり、あれやこれやと考えなくてはならない事が多くなってきているのです。これは業務時間の問題ではなく思考回路のキャパの問題で、同じことが一昨年も起きておりました。

ブログってのは無理すると継続できませんからね。こういう時は自分のキャパに見合ったペースにするのがいいようです。今年はそろそろ開設以来の記事エントリー数が2000の大台を超えそうですし今まで通り無理をせずマイペースで次の3000エントリーを目指したいものです。

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2012/01/12

ちょっと気の早い台湾機材選び

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Leica M7 + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (初期玉)

なんだかんだで後3週間後に迫ってきた台湾撮影旅行。

年始から何かと慌ただしく、あっという間に来てしまいそうなのでちょっと早めに機材選びを・・・

2泊3日と期間も短いためあまり予備機材とかも考えずに限りなく絞ってゆきたいのですが、なんといってもポイントとなるのが「腰の状態」。幸いにも現段階では全く持って痛みはないのでこのまま持てば以下の装備で臨もうかと・・・

<カメラ>
・Leica M7    メインカメラ  ポジフィルム
・RICOH GR1v  サブカメラ   モノクロネガフィルム
・iPhone4s    記録用カメラ

<レンズ>
・NOCTILUX-M 50mm f0.95   メインレンズ
・Summilux 50mm f1.4 ASPH.  腰痛対策予備レンズ

※絞ったとはいえトラブったらダメージでかいな・・・・

同居人 「なあなあ、ここは思いきってハッセル持っていかへん?♪」

いやいやいやいや、それはないから・・・・・・

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2012/01/10

東京下町撮影

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RICOH GR1v

今月は台湾旅行に先駆けて同居人と「東京撮影散歩」をする予定です。

なかなか土日にゆっくり東京を廻る機会はなかったのですがひさびさに下町をまったりと撮影できればと・・・・

※これで台湾前に腰をいわさなきゃいいですけどね

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2012/01/07

哀愁の同期会

20120107
CONTAX T3
撮影 : 同居人

もうこの歳の同期会ともなると髪の毛が寂しくなってきた人もちらほらといて、たまたまその人たちが近くの席にいてこんな会話をしていました。

「いやあ、洗顔料ってどこまで塗っていいか難しいわ。どこまでが顔で
どっからが頭やら」

「いきつけの散髪屋じゃ僕だけリンスしてくんねぇんだ」

「俺なんか髪がほとんどないうえに白髪だろ?この間、新入社員の女の子に
『それって二重苦ですねっ♪』って笑顔で言われちゃったよ」

ううう、涙でてっちりが見えません・・・・・

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2012/01/04

明けましておめでとうございます

20120104
Leica MP + Summilux 50mm f1.4 ASPH.

しばらく更新環境にいなかったので今日が今年初めての更新になります。

今年は2月に台湾撮影旅行、6月に小さなグループ展参加がすでに決まっています。(例の会もあったっけ?w)

まあ、どのような展開になるかさっぱりわかりませんが今年もいつもの調子で続けていくつもりです。

今年もよろしkお願いしますね。


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