デジタルカメラ棚卸し
Leica M7 + Summilux 50mm f1.4 ASPH.
メインカメラは銀塩ですが、ずっとサブとしてのデジタルカメラは模索し続けています。
銀塩、デジタルに限らず「これ一台あれば十分」というカメラはなく、携帯性を重視すれば画質や機能に問題があったり、あれもこれも盛り込んだら逆に中途半端になったり・・・。
結局ケースバイケースに対応していくともうカメラは増える一方。これって自転車や靴、時計などにもよくあることですw。
ただ、いくつかの妥協点を見つけながらもある程度の範囲に集約できればそれはそれでいいこと。すべてのピースがぴったりとははまらないまでも、使い勝手のいいラインナップにまとまれば気持ちはいいものです。
今回は手持ちのデジタルカメラの棚卸しをしてみましょう。
※過去記事と被る表現があるのはご勘弁を
※対象は現段階で現役のデジタルカメラ(D-Luxのような鑑賞用は除く)
エントリーするのは以下の機種
・EPSON R-D1
・SONY NEX-5
・RICOH GR DIGITAL Ⅲ
・iphone
・SIGMA DP2
■ EPSON R-D1
もうあれこれいい尽くされたことをここで書くつもりはないのだけど、絵作りは独特で僕自身としても好みのそれである。ただしあまりに真面目にレンジファインダーなカメラなので「これで撮るならMPでいいじゃん」ってなことになってしまっている。僕の中でフォーマットがデジタルでないと駄目というシチュエーションが少ないためもあろう。
もうひとつ使わなくなった大きな要因は約1.6倍の画角の違い。50mmの距離感に慣れてしまっているので真面目にファインダーをのぞいての違和感がどうも厳しい。
好きなカメラなんだけど使わない、というパターン。でも時々いじってる
■ SONY NEX-5
同じMマウント互換カメラとして続けてこれ。RD-1があるのに何故これを買ったか。え~っと、え~~っと・・・・軽いから?(笑)。と、何故買ったか忘れてしまうほど不思議なカメラ。極めてデジタルなカメラなの倍率の違和感もなく割り切って使える。ただ、あまりにピントを合わせる行為が面倒で楽しくないため使用機会は激減。ひと通り遊んだあと手放す人が多いのもうなずけるような気がする。今は会社で動画撮影に使うという変な使われ方をしていたり。
■ RICOH GR DIGITAL Ⅲ
普段使いに最適で常に鞄の中に入れている。バッテリーの持ちがよいので充電は週末くらいで全然OK。ただ、いかんせんコンパクトカメラである限界はあって、特にカラーで真面目に撮ろうとはあまり思わない。高感度撮影にも向かないので夜も駄目。記録写真かクロスプロセスで遊ぶくらいというちょっと可哀想な待遇。じゃあモノクロで・・・といったらそこには銀塩のGR1vが登場する。超スーパーサブであることには変わりないのだけどねぇ。
■ Iphone
カメラじゃないだろ、と言われそうだけど十分にカメラとして機能するくらい便利だと思われ。記録用+トイカメラと割り切れば銀塩とこれでいいのかもしれない。実際ベトナム旅行はその組み合わせで行ったし・・・。ただ、ホールド性が悪いのでしょっちゅう落としそうになる。
■ SIGMA DP2
操作性は悪いし、動きももっさりしているし、色もクセあるけど・・・どこか憎めないやつ。持って出てもあまり使わないというこれも不遇なカメラ。でも列記したカメラから一台だけ選んで旅に出ろと言われたらDP2を選ぶかもしれない。このカメラならではの絵ってところはやっぱり惹かれる。
これだけ揃えてもサブとしてのポジションはジグソーパズルのピースのようには埋まらない。多分ずっと埋まらないのだろうけど画質、撮り味、携帯性ともにいい感じのカメラを今試してます。この話はまた後日ということで・・・・
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