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2010/06/12

モノクロ現像プリント講習 ~プリント編 その1~

20100612
RICOH GR1v
モノクロ自家現像

写真を趣味にしていてあのプリント作業を「面白くない」と思う人はほとんどいないんじゃないだろうか・・・。今までも「楽しいよぉ~」と聞かされてきたけど、なるほどね・・・という感じかな。

僕がリバーサルが好きな理由は何度も書いてるけど「オリジナルの所在が明確であること」。街のプリント屋さんに頼んだプリントも、スキャンして液晶画面に映し出されたモノクロ写真も胡散臭くて「オリジナル」としてのポジションが取れなかった。

でも露出を整えて自分で焼いたプリントは「オリジナル」とは違うかもしれないけど胡散臭さのない明確な出発点という印象。この辺りは気持ち的にもすっきりしたかな。

さて、自家現像から自家プリントという工程。時間もたっぷりあって仕上げるイメージも明確で、準備と片づけの手間もいとわない程のモチベーションがあって、プリントという最終出力への明確な到達点があって・・・・。いやあ、随分条件が厳しいことで(w。

同居人はポジオンリーで撮っている時も最終出力はダイレクトプリント。んなもんでモノクロを始めても「現像⇒プリント」とセットでイメージしている。でも、僕はやっぱりそうじゃない。あくまでメインはカラーポジ。

とはいえ僕もモノクロプリントをこれっきりにする気はない。実際楽しかったし、まだまだ覗いて見たい世界。道具も全部揃えなくても貸してもらえそうなアテもあるしレンタル暗室だったある。

まずはお友達から・・・ってな付き合い方だって不真面目じゃないと思うんだ。

だから勝手かもしれないけど、フィルムや現像、プリントの環境はこれ以上厳しい状況になって欲しくない。せめて今くらいのバランスで留まってくれないかな。

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コメント

あそこでトライされたのかな?
写真展を見に行った際チラリとみましたが、雰囲気が良さそうな暗室でした。
趣味とは、最終的にどうニタニタするか?
が問題で、自分の満足度に対する過程と結果が重要なので他者があれこれ言おうと、自分の工程が一番なんですよね。
ただ工程は様々で、楽しみ方もそのひとつだけではないことも事実。
好き嫌いとかがはっきりしているShigさんに対して、大上段から別の工程に挑戦させてみる(引きずり込む)ことができる(ある意味強制的に)存在は唯一同居人さんなんだと、最近の記事を読んで思いました。
最近やっていない自分がいうのもアレがソレですが、プリントは楽しいですよ。
面倒ですが(笑)

投稿: 銀治 | 2010/06/13 00:09

>銀治さん
ええ、あそこです。あそこは設備の揃っていますしスタッフの方も親切。それに何といっても写真に対しての熱い思いがビシビシ伝わってきます。今後レンタル暗室を借りるならちょっと遠くても大阪に出ようかと・・・。もう同居人はやる気満々ですから僕もご想像通り引きずられてゆくのでしょう・・・ま、楽しいからそれもいいのですが(w

投稿: Shig | 2010/06/14 19:31

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