気持ちのいい役不足
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f0.95 (4th generation)
使い方が難しい言葉として「役不足」というのがありますが、先日ドラマですがすがしいほど気持ちよく正しく使われていました。
A 「○○部に配属になったからといって左遷じゃないだろ。十分力は発揮できるだろ」
B 「○○部じゃ物足りないんだ。はっきりいって役不足なんたよ!」
逆に使われてしまうことも多々あるこの言葉の正しい意味は、「素晴らしい役者に対して、役柄が不足している」ということ。晴れがましい場所でのスピーチを頼まれ
「こういった場所でのスピーチは私にとって役不足ではありますが・・・・・」
なんて言ったひにゃ目も当てられません。イメージとしてはわからなくはないんですけどね。
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コメント
わたくし、こいつ相当の自信家なんだな、と看做して応対することにしております。
え、嫌がらせ?
投稿: takanasi | 2009/12/04 23:06
何を隠そう、先日まで間違って覚えてました(滝汗)。
投稿: エンゾー | 2009/12/05 02:29
>takanasiさん
「いやあ、今の使い方はね」となかなか言えません。嫌がらせではなくとも。
>エンゾーさん
私だって知らないだけで間違って覚えている言葉がありそうですしね。この年になるとあまり恥はかきたくないなー。
投稿: Shig | 2009/12/06 10:59
「流れに棹差す」てのも意味を取り違えやすいですね。日常会話での使用頻度は低いですが。
投稿: ありま秀丞 | 2009/12/06 23:41
潮時も勘違いされやすい言葉ですね。
引き際的な使い方をよくしますが、それは誤用で、本当の意味はその物事を行うのに一番いいとき。
投稿: がいばー1 | 2009/12/07 00:35
>ありま秀丞さん
確かに間違えやすい言葉ですよね。「おっとり刀」や「煮詰まる」も同様ですね。
>がいばー1さん
よくよく字を見ればわかるのですが、何となくイメージで言ってしまうと違った意味の言葉が多そうです。
投稿: Shig | 2009/12/07 21:25