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2009/11/11

RICOH GRXに関する無責任なイメージ

20091111
HASSELBLAD 500C/M + Planar 80mm F2.8

がっつり入れ込んでいるわけではないRICOH GRXに関してアレコレ語るのはあまりにも無責任と思いつつも銀塩GRファンとして、実際GX100を使っている身としてイメージくらいは言う権利はあるだろうと記事にさせていただきます。

Gxr

堅実かつ慎重になんとか生きのびなければいけないこのご時世に何ともまあバブリーな発想のギミックだこと・・・とも思ったのですが、逆にこのご時世、正常進化のコンパクトデジカメで生き抜いてけるのだろうかという緊迫感もひしひし感じます。

能天気な報道とは裏腹に実体経済はもっと厳しい状況であることは実社会に接しられている方ならご理解いただけるでしょう。そういった中こういったモデルのイメージは決してバブリーで能天気なノリではなく

追い詰められた大戦末期の旧帝国日本軍かドイツ軍の開き直った痛系兵器

に似た匂いを感じてしまうのです。
※Ba349A ナッター、マウス、震電、富嶽・・・・・

決して悪口ではありません。逆にここまで開き直れるハイリスクハイリターンの危機意識には拍手を送りたいと思っています。ただ、残念なのは「よっしゃワシも乗ってやる」と言えないところでしょうか・・・・・

でもがんばってね。

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コメント

GRXを見たときのなんとも理解しがたい感情を極めて明解に分析されていて、胸につかえていたものが解けたような気がしました。今は晴れ晴れとした気分です。リコーに求めていたのはフルサイズ、だめならAPSのGRデジタルなんですが、どうしてこういう回答になってしまったのか・・・・。

投稿: tullyz2 | 2009/11/12 00:00

GRXの50mm相当のユニットはGRレンズですね。
あと、将来構想にはフルサイズも入ってますね。
こうなると28mm相当のユニットも出さざるを得ないのでは?と思っています。
色々夢は広がっているのですが、まず続けるためにはある程度売れないといけません。。。。

投稿: がいばー1 | 2009/11/12 11:42

>tullyz2さん
PDAもそうですが、サイズが限られているコンパクト系アイテムは大きさと性能、使いやすさがトレードオフ状態になりますのでパーフェクトなものが存在しない中での差別化とマーケティングが必要になってきます。多分今回の商品もあるロジックでは正しいのでしょうが、「さて誰がどう使うのか」が見えにくい商品でもあります。見る側からすると様子を見て見たいものです。

>がいばー1さん
単純にGRD50が出ていれば速攻で買ったでしょう。でも商品化されたのはコレ。でも「こういったモンが作りたかったんじゃ!買えるもんなら買ってみぃ!」みたいな強い意志を感じる商品は大好きです。(買わないけど)

投稿: Shig | 2009/11/12 23:56

私も買いませんが・・・
極薄フランジバックのレンズ無しセンサーユニットなんていうのが出たら買っちゃいそうです。

投稿: Nash | 2009/11/13 01:31

もはやオッサンだからそう思うのかもしれませんが、システマチックなのにCanon F-1やニコン一桁シリーズのような「勘違いかもしれないけど何かできそうなワクワク」をあまり感じないなあと。

投稿: ありま秀丞 | 2009/11/13 08:27

普段は使いもせずに好き勝手な感想を述べている私ですが、ここまでコンセプトが新しいと、使ってみないと分からない部分が多すぎるので、期待も込めて手に入れることにしました。

理屈だけで言えば、かなりエポックメイキングなカメラだと思います。道具として非常に理に適っているので。

問題は、商売として成り立つだけの数のユーザーに魅力(利便性とかではなく、あくまでも魅力)を伝えきれるかどうか、その一点にかかっているかと。

そのためにも、プロジェクトのリーダーが「オーバーシュートしたユーザーをこのカメラで正道に立ち戻らせたい」というようなニュアンスの発言を公式の場で言ってしまう愚は犯さない方がいいのにな、と思いました。そういう上から目線の思想では、この製品は間違いなくコケます。

投稿: エンゾー | 2009/11/13 12:06

>Nashさん
便利とか効率的なだけではカメラ好きは反応しないような気がします。こういったユニットを交換することに楽しみがあるかどうか・・・・こればっかりは使ってみないと

>ありま秀丞さん
あれこれ付け替えるともしかして楽しいかも・・・・さあどうでしょう。もしズームではなく性能のいい単焦点を付け替えられるならもしかしていいかも。GRレンズの50、28、21の付け替えとか。

>エンゾーさん
今回のポイントはレンズ交換ではなくユニット交換であるという点。どうもそこに捉えどころのない不安と期待が交錯してしまいます。
それにしてもプロジェクトリーダーの発言はちょっと熱くなりすぎですね(笑)。コンセプチャルなカメラですから相当揉んだと思われますがその勢いでまっさらな我々についそのノリで発言しちゃったんでしょうね。

投稿: Shig | 2009/11/14 09:43

GRXに対する否定的な意見が多いようですが、私は魅力的に感じています。過去数年はフィルムからデジタルへの移行期にあり、デジタルでありながらユーザーもメーカーもフィルム感覚でカメラを見ていたように感じます。確かに膨大な数のフィルム時代のレンズが存在し、画角の面から、いつかはフルサイズと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし最近、マイクロフォーサイズなどが発売になり、デジタルって、フィルムカメラとは違うぞ!と感じ始めています。
3年、5年先を見れば、さらなる技術革新も加速しカメラに対する意識も随分変わるように思います。

投稿: hiro | 2009/11/17 00:28

>hiroさん
画質という点ではかなり行き着くところまで行き着いた感がありますが、シャッターを押すまでの過程ではまだまだ進化がありそうです。フィルムとデジタルをアクティブに使えるという素晴らしい時代を楽しみながら次なる技術を待ちたいと思います。

投稿: Shig | 2009/11/17 21:52

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