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2009/10/03

アーティストはひとり

20091003
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f0.95 (4th generation)

同居人 「なかなか日の目を見ないアーティスト志望の男を経済的に奥さんがずっと
     支え続けて最後に世の中に認められて苦労が報われるって話よくあるよね」
Shig  「いきなりなんだ?」
同居人 「ウチもこの路線でいかへん?」
Shig  「ん?」
同居人 「どっちかがアーティストを目指して、もう一方が経済的にすべて支え続ける
     のよ。でも一家にアーティストはひとり」
Shig  「どうやって決めるのさ」
同居人 「最初に会社を辞めた方がアーティストになる権利を得るの。明日の朝からス
      タートよ。貴方も覚悟を決めたら迷ってる暇ないわよ」
Shig  「いきなりなんちゅう無茶な提案を(涙)」

2人同時に辞めたら最悪やんか。いや、それ以前にこの提案に無理ないか?

※あくまで同居人の戯言ですからマジにとらないでください
                        >リアルなお付き合いの方々

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コメント

じゃあアーティストは同居人に譲って、サイエンティストになるだ。
サイエンティストは1研究室に1人。

投稿: takanasi | 2009/10/03 22:18

単に仕事辞めたいだけだったりして・・・(^^;
私も先立つものがあれば、旅人として生活していきたいんですが・・・

投稿: domvo | 2009/10/04 17:17

ちょっとドキッとしました。
…というのも、私はよく同居人に「仕事をやめて写真でも撮って楽しく暮らしたら?」と言われるのです。共働きですので、まぁそれでもなんとかやっていけるとは思うのですが、真意をはかれぬまま過ごしています。

もともと主夫(?)願望が強いというのも伝わっているのかもしれませんけれど、今の仕事を否定されているような気もしたりして、複雑な気持ちです。

Shigさんの場合、同居人さんがアーティストになったとしても、"最後に世の中に認められて苦労が報われる"という事なのですから、案外いいのかもしれませんね(^-^)

投稿: omote | 2009/10/04 22:31

>takanasiさん
ところがふたりとも完全文系で理系が全くダメという体たらく。

>domvoさん
仕事から離れたいと思うのは人の常。本当に辞めてしまうこととはまた別なことではありますが。

>omoteさん
アーティスト志望が報われるなんてほとんど御伽噺じゃないでしょうか。本当にそうなろうという意思と信頼関係がないとそういう関係は成り立ちません。ウチみたいに軟弱な指向ではお話にならないといったところでしょうか。
仕事がすべてではありませんが、仕事以外で何をすべきかを考えるのはいいことだと思います。

投稿: Shig | 2009/10/04 22:41

不労所得を得るしかないのでしょうなあ(涙)
とはいうものの、やはり何らかの仕事は必要ですねえ。

投稿: ありま秀丞 | 2009/10/06 00:12

ウチは僕が働いて、相方がクリエイター志望で
ソレ系の仕事をしながらアーティストを夢みています。
主婦という仕事はしていただいてますので、やっぱり
副業ではありますが。
好きなことをさせているつもりですが
「いちにんまえ」になったら出て行きかねないので
こちらも必死という現実ですね。
非常に貧乏生活というのも現実ですねw

投稿: とおりすがり | 2009/10/06 09:52

>ありま秀丞さん
まあ、あまり今の事とか将来の事とか考えないのもアーティストなのかもしれません。

>とおりすがりさん
基本的にはそれぞれ自立して責任を持つのが理想なんでしょうけどなかなかそうはいかないのが現実でしょう。やりたいこと、やれること、生活すること・・・人生ずっと悩みっぱなしです。

投稿: Shig | 2009/10/06 20:28

ども、おひさっす。岡山でご一緒したT.Oです。
いつも楽しく拝見しておりやす。

アーティスト・・・いい響きっすよね。
このまえ劇団燐光群を主催している彼(S君)と
ひさびさに飲む機会があって(同窓会、です)
立派なアーティストとして自立している彼と、僕らとの
「違い」についてけっこう真剣に考えました。

結論は「覚悟」の違いかな、と。「才能」とか「運」とか
それぞれに大事だけど、「覚悟」の深さが実はアーティストの
ありようを規定しているような気がして。

そんなことを感じました。
最近、関西出張がふえそうです。
またお会いしたいですね・・・では!

投稿: T.O | 2009/10/23 18:00

>T.Oさん
ご無沙汰しています。

何をもってアーティストというか定義が微妙だとは思います。
商業目的の創作を純粋アートと認めない人もいるかもしれませんが、クラッシックの名曲も多くはお金や名声のために作られていますし、宗教絵画においても同じです。
ただ、会社勤めの会社員でもビジネス設計という点でもクリエイティブな要素も含んでいますので私の定義ではアーティスティックな意味合いを感じています。
おっしゃられる「覚悟」という点でも共通かな・・・と。
またどこかで飲みに行きましょう。

投稿: Shig | 2009/10/23 23:25

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