写真の解釈は無限大
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)
今回の台湾行は撮影ツアーということもあり、恒例の講評会がありました。詳しくは書きませんが、概ね前回の中国ツアーと同じような空気に・・・・
前回の悲惨な状況はこちら→「場違いな空気」
一応センセが一枚一枚講評してゆくのですが、このセンセの講評は写真の見方の幅広さを毎度のことながら痛感させてもらえます。
<今日掲載の写真についての講評>
センセ 「えーShigさん、地面に字が書かれていますが、これは何と書かれているの
ですか?え?それはわからない・・・。そうですか。後ろのスクーターが
ボケて写っていますがこれはスクーターを売っている場所の写真ですか?
あ、違う。ではこの地面の字とスクーターとは直接関係ないということです
ね。うーん、関係ないものをこう撮ってもちょっと距離がありますね。
どうなんでしょ。ちょっと意味のない写真になってますね。
はい、では次・・・・・」
写真ってすげーよ、ホント。
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コメント
Shigさんこんばんわ。
職場で鼻水吹きそうになりましたよ(笑)
あそうそう、例のあれ見ました。
ん?Xenon?何か見覚えのある取り合わせだし、自転車だし。。。。うわっ!
みたいな感じでした(^_^;)
投稿: がいばー1 | 2009/03/04 23:06
写真つうより人間てすげーな、てまいど思う。わはは。
投稿: takanasi | 2009/03/04 23:44
懲りずに撮りましょう(え、懲りてないって?)。センセにネタを提供していると思えばどうということはありません(笑)
投稿: ありま秀丞 | 2009/03/05 00:12
金村修氏よりもこのセンセに叱られたい。
新しい世界が開けそうな気がする。
投稿: X | 2009/03/05 11:40
>がいばー1さん
アップした時間にまだ会社におられたんですね。お疲れ様です。
人間日々刺激だとつくづく思います。
>takanasiさん
同じ日本語で同じ文化でも食い違いや誤解がおきるのだから写真なんて媒体だけだとそりゃ可能性は無限大です。その分人間って面白いとも言える。
>ありま秀丞さん
あーっと、確信犯です(笑)。同居人なんか日和って無難なのを持っていったにも関わらず珍講評になったりしてましたが。
>Xさん
ほんのたまに的を得て褒められると妙な敗北感が・・・・今回は圧勝です。
ただ、このセンセに心酔してその通りに撮る人もいるので本当に世の中いろいろですわ。
投稿: Shig | 2009/03/05 12:14
個人的にこれまでの台湾シリーズで最もうっとりした作品でしたが、コメント拝読すると、「では次」ですか!
某放送協会のカメラ講座でも、せいぜいこういった講評で、おやおやと思うことがあります(ほとんど見ませんが)。
それにしても、最後にこんな素敵に楽しいイベントがあるのですね。shigさん万歳!
投稿: zuoteng | 2009/03/05 20:48
>zuotengさん
センセが普段言っていること「白い空を多く入れてはダメ」「主体がどこかをはっきりさせよう」とか初心者に向けては間違っていないのですが、単にそれの組み合わせだけでは写真って楽しくないと思うのですよね。
ま、このセンセの講評はそれを期待して行っているんですけど(w
投稿: Shig | 2009/03/06 12:26