銭ゲバ
HASSELBLAD 500C/M + Planar 80mm F2.8
先週からテレビで「銭ゲバ」のドラマが始まっています。
主演の松山ケインイチもいい演技をしていたし、脚本もこのご時世の中ではがんばっている方ではあるけれど・・・・・
銭ゲバがサンデーで連載していた頃リアルで読んでいた世代としては原作のインパクトの100分の1も伝わってこない。でもこれをテレビでやること自体が無理でしょ。
-マジにやるとスポンサーがつかない
-背景となる時代が違う
-醜さの実写ビジュアル化が無理
しかしこんな醜くて重くて深い話を小学生も読む少年サンデーに連載していたなんて、当時はなんでもアリの時代だったかな、と。子供心に
こりゃ、子供が読んじゃおえまあ (岡山弁)
と思ったものです。
※ちなみに散髪屋の待ち時間で読んでました。夜寝られんかったよ。
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コメント
そうそう、サンデー、散髪屋で読んどった。
昔は女子だって小学生は散髪屋が常識やった。
子供が読んだらおえん内容じゃった。
それでも「条件付で殺人が肯定されてええわけはなかろ」という
事は学んだような気が。自分の倫理観のベース的なものがこの辺
から始まったような。
考えたら今の漫画ってそういうのんないなぁ。。。
投稿: noriko | 2009/01/26 12:37
>norikoさん
最近は規制で消費者を守ろうとするけど情報発信側をその上をいくのでいたちごっこ。規制して過保護にするよりまっとうな感覚と自己防衛の方法を啓蒙する方がいいはずなんですが・・・ま、そっちの方が難しいんですけど
投稿: Shig | 2009/01/26 18:45