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2008/05/31

ほくおー自転車事情  その1

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)
※クリックすると大きい画像が表示されます

欧州の中でも北欧はかなり自転車文化の進んだ国と噂には聞いていましたが、実際は私が想像していた以上にそれはもう自転車天国。(スウェーデン、デンマークとも)

■自転車専用路線
下に図を乗せましたがよほど細い路地でないかぎり明確に自転車専用路線が用意されています。一番驚いたのがこの路線上に一切車が駐車していない」という事実。
道路上での車からの荷物の出し入れもすべて車専用道路上で行われていて、自転車はまったく邪魔されることなく走行可能です。

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RICOH Caprio GX100

たぶん日本でこういった専用路線を完備したとしても「これ幸い」と車が路駐しまくると思われます。この辺りはルールの徹底あってこその区画整理だと思います。
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RICOH Caprio GX100

■自転車走行スピード
上記のように安全な走行ラインが確保されているとしたらどうなるか・・・・

自転車専用路線ではそれはもうもの凄いスピードで自転車が走っています。

街中にもかかわらずスピードレベルは日本の自転車専用道路レベル。時速25km~30kmくらいが巡航速度です。専用道路に慣れていない日本人が北欧で一番気をつけなければならないのは自動車ではなく自転車です。
スピードがスピードですからぶつかったら双方かなりダメージが大きそうです。なまじ静かなので道路を渡るときや工事中で自転車道を歩かなければならない時などかなり注意が必要です。

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RICOH Caprio GX100

■マナー、合図
まあ、その分自転車の方も歩行者にも気を使っていますので注意してくれているのですが、自転車同士でもその辺りはしっかりしていて、止まる時や曲がるときの手信号をしっかり出している人が多かったです。(まだ日本では一部のスポーツ走行グループぐらいでしか行われていませんが)

                     北欧自転車、つづきはまた明日

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2008/05/30

世界3大がっかり達成ならず

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

今回のほくおー旅行の目論見のひとつとして世界三大がっかりの達成がありました。

○マーライオン・・・・・トランジットのシンガポールで達成
○小便小僧・・・・・・・ベルギー旅行で達成
○人魚の像・・・・・・・コペンハーゲン滞在時に達成・・・予定でした

行く前調べた時は

コペンハーゲンから鉄道で2駅、歩いて1kmくらい。まあ行けるだろう

と、ふんでいたのですが、コペンハーゲンでも見るべきところもてんこ盛り。多分行って帰って2時間くらいなんとかなると思って先送りしてきたのですが・・・・・

周りたいところがまだあるのに「がっかりするために」2時間ロスするのはかなわん

こういう判断で泣く泣く(あっさりと)人魚の像は諦めました。
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だって、駅から人魚の像までもまったく撮影は期待できないし本来あそこはツアーバスがちゃっと寄ってちゃっと移動するところであって、電車と徒歩でわざわざ行くのはほぼ苦行。そういうのは街中の観光地のニューハウンあたりに立てて欲しかったな。

苦労して行けばさらなる「がっかり」が味わえたのでしょうが、僕はそこまでマゾじゃないもんで。

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2008/05/29

久々ネタ

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

ここのところ「自転車ネタ」「靴ネタ」をアップしていませんが、別に熱が冷めたわけでも封印しているわけでもありません。

■自転車ネタについて
腰を痛めてから数ヶ月遠ざかっていましたが、最近では土日に毎週乗っています。さすがに100km級の距離は走っていませんが、まずはゆっくり2~3時間流す感じで乗ってます。ただ、パーツに関してはすでにやり尽くした感があり、現在一切物欲が沸いておりません。「どこそこを走った」なんて記事にしてもなんだかなー、ということでご無沙汰している次第なんです。

■靴ネタについて
これも別に熱が冷めたわけではなく毎週日曜日に磨きながらその週のローテーションを考えています。ただ、革靴も10足近く気に入ったのが揃ってしまうと、これ以上買っても収納スペースもなく、またきっちりローテーションするとほとんど痛まず、このままだと5年くらいはこのままで回せそうな・・・・。という状況です。
決して物欲が減退したわけでもないのですが、もう次に買うとしたらベルルッティーかコルテ、アルティオリクラスになるのでここはじっくり焦らず検討したいところ。
※いまのところ英国靴志向はまだ沸いておりません

同居人 「でもこのジャンルの記事ってコメントないよね」

ほ、ほっとけ

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2008/05/28

ほくおー写真の傾向

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

色も豊富でなおかつ路地の荒れ加減も私好みだったので今回のほくおー旅行では被写体には困らず最後までシャッターを切り続けでしたが、トルコ旅行の時との大きな差といえば・・

人物を真正面からほとんど撮ってない

と、いうことにつきます。トルコでは避けようとしても

こんなんや
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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

こんなかんじに
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RICOH GR Digital 28mm f2.4

子供達がまとわりついてきましたし、おじさんたちも「おーカメラ持ってるな。俺を撮ってくれ」みたいな感じでポーズをとってくれます。
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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

ところがほくおーでは「大人の距離」が基本ということで話しかけられることもそうそうなく、「あまりかかわらんでくれ」というオーラが出まくっていてなかなか被写体に寄れません。もともと人物写真がメインではないのでこちらも遠慮がちに後ろ姿を撮るくらい。
あまり人物写真はありません。

それでも後ろ姿を撮っているときに振り向かれても、ニコっと笑って『すみません。撮ってました』と気軽に挨拶できるもの海外ならでは。日本だとちょっと気まずいので後ろ姿ですら撮れないんですけどね。

次はひと懐っこい国もいいかな。

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2008/05/27

スウェーデンゴットランド島 ヴィズビー その2

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

普通の旅行記だったらもっとゴットランドの町の全景とか廃墟とか撮っているはずなんですが、帰って現像してみるとまたいつものように

どこで撮っても同じような路地写真ばかり(涙)

※ゴットランドの本当の姿が見たい方はgoogleで検索するともっと旅行記らしい記事が見つかりますよ

港町で期待したんですけど見かけた猫は2匹くらい(涙)
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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

かなり似た家が並んでいる中でガイドブックに載っている家を発見。
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RICOH Caprio GX100

「薔薇と廃墟の町」ということで来てはみたものの、今は薔薇の季節ではないので薔薇はほとんどなし。ちょっと残念でしたが、観光客も少なめで撮影にはもってこいではありました。(一日いましたが日本人には会わず)
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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

ストックホルムのアーランダ空港から飛行機で1時間。(フェリーなら4時間)
お時間があればかなりお奨めです。
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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

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2008/05/26

スウェーデンゴットランド島 ヴィズビー その1

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

今回のスウェーデン行の目玉のひとつ「ゴットランド島」。あまり一般的ではないのですがゴットランドの中心都市ヴィズビーは「薔薇と廃墟の町」と聞いては行かざるをえません。

日本からの長旅でやっと着いた翌日の朝6時に起床してプロペラ機にて日帰りで行ってまいりました。

場所はここらへん
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で、こんなプロペラ機
2008052603

この島、ハンザ同盟が盛んな頃貿易で栄えた島(ハンザ同盟っていつ頃やったっけ)とのこと。そしてもうひとつ有名なエピソードとして

「魔女の宅急便」ではこの島の街並みをイメージしていてロケハンに来ていたとか
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「ま、そういわれりゃそうかな」くらいではありますが、雰囲気たっぷりで作品には貢献できてたんじゃないかと思います。

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RICOH Caprio GX100

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RICOH Caprio GX100

                                         つづく

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2008/05/25

旅行記にはならないけれど

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

やっと現像した21本のフィルムのうち10本くらいスキャンできました。これで少しずつ「どこそこへ行った」という記事が(前半部分だけ)書けそうです。

この調子だとひと通り紹介し終わるのはまだまだ先になりそうですが、写真ネタが山ほどあるのでお付き合いくださいませ。


なんでこんな中途半端な数字なんだ?
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RICOH Caprio GX100


こういったピクトは万国共通
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RICOH Caprio GX100


普通のジュースと菓子パンみたいなケーキで2000円くらい(涙)
2008052504
RICOH Caprio GX100

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2008/05/24

時差ぼけ治らず

20080524
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

すでに帰国から2週間経ちましたがいまだに時差ぼけを引きずっています。
さすがに朝まで寝られないというほどではありませんが、どうもへんな時間に眠くなったり、寝つけなかったり・・・・・・

同居人 「迎え酒ならぬ迎え旅行ということで、もう一度北欧に行くとええんちゃう?
     そしたらぐるっとひと回りしてもとに戻るとか。来週また行く?」

理にかなっているようでかなっていないような・・・・

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2008/05/23

同居人 Rolleiflex MiniDigi ギャラリー 2

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Rolleiflex MiniDigi. 撮影 : 同居人

イコン破壊でEOSで撮らざるをえない状況になった同居人ですが、どうもEOSで上がってきた写真がどうも気に入らないようです。

同居人 「ズームは使い勝手はいいけど写りが眠いわ。
      やっぱりレンジファインダー+単焦点でないと・・・・・」

よしよし、いい傾向だ(ふふふ)。

※でもノクチとライカは貸さないかんね

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Rolleiflex MiniDigi. 撮影 : 同居人

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Rolleiflex MiniDigi. 撮影 : 同居人

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2008/05/22

同居人 Rolleiflex MiniDigi ギャラリー 1

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Rolleiflex MiniDigi. 撮影 : 同居人

初日にイコンを破壊した同居人。EOSだけじゃつまらないということで持っていったスクエア使い捨てカメラ(そーいう世代だから仕方ない)とかモノクロ使い捨てカメラも大活躍。で、ついでに持っていったRolleiflex MiniDigiでもなかなか面白い写真が撮れているみたいです。

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Rolleiflex MiniDigi. 撮影 : 同居人

2008052203
Rolleiflex MiniDigi. 撮影 : 同居人

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2008/05/21

バーチャルコルセット

20080521
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

毎度のことですが、いくら終日歩き回っても飽食の海外旅行では体重が増加してしまいます。今回も完全に重量オーバー。これから節制して減量しなきゃならないのは重々承知なんですが・・・。

同居人 「なあなあ、もう旅行から帰ってきたんだからコルセット外しなよ」
Shig  「・・・・い、いや、今はコルセットしてないけど・・」
同居人 「・・・・・・・でぶ」

ホンマ失礼やなー。絶対へこましてやる。

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2008/05/20

かなりアバウト

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

交通運賃の高い北欧ですが、チェックや運用はかなりアバウトです。

地下鉄で超過した分を払おうとしたら「いいから通れ」と通してくれた

バスにて地元の人が「今日、パスを忘れて・・」と言ったらやっぱり「いいから
  乗れ」
とそのまま乗車

若い女の子が運転手に携帯を見せて何やら言っていたと思ったらこれまた「OK」
 とそのまま乗車

国内線の飛行機は「7番より後ろに座ってね」と自由席

基本的に大きな駅でも改札はないので国際線のX2000から降りたときホーム
  からいきなり道端に出て少々焦った。(駅はどこだ?両替が必要なのに)

駅では最近自動券売機が主流になってきたようですが、はたから見ても操作
  が煩雑でかえって混雑していたように見える。

さらに列車が止まる位置がそのつどバラバラでホームで待っていた人も列車
  が着いてからぞろぞろと自分の客車に移動する場面が多かった。

また分単位でホームが変更になるので案内を見ていないとかなりヤバイ。

海外旅行での交通機関の利用はその国の個性が出ていていつも乗るのが楽しみです。ただ、期間が短いので乗りこなせた時点で移動とかになってしまうのがちょっと残念ですけどね。

これが噂のX2000 ストックホルム→コペン (鉄ちゃんじゃないのでこんな写真)
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RICOH Caprio GX100

期待したこんなんじゃありませんでした
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2008/05/19

フィルムスキャナーその後

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

コメントをいただいて初めて知った「COOLSCAN Ⅴ ED」の製造中止。10万以下で買えるフィルムスキャナーは「エプソンPhotoPC Factory F-3200」しかないと思いきや、それすら在庫不足という追い討ち情報(涙)。

早速ヨドバシに行ってみれば案の定「COOLSCAN Ⅴ ED」は在庫なし。「エプソンPhotoPC Factory F-3200」すら在庫3台。

思わず「包んでください」って言っちゃったよ・・・・・

ま、これでブローニーのスキャンもできるし予備機としてがんばってもらうしかないでしょう。この二台が修理不能になったらもう10万超の上位機種を買うしか・・・・。でもその時上位機種が残っているかどうかもわかりませんがね。

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RICOH Caprio GX100
北欧にはこんな大きな犬を連れた人が大勢。それにしてもこの犬のでかさといったら・・・

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2008/05/18

生まれはどこじゃ

20080518
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

ストックホルムにて落下により距離計が故障したツァイスイコン。同居人は帰国後早速修理にだしました。

同居人 「修理に一ヶ月以上かかるんやて。ま、ドイツに送るんだから仕方ないね」
Shig  「ドイツ?イコンならコシナだろうから長野じゃないの?」
同居人 「コシナ?コシナって誰?」
Shig  「いや、ツァイスイコンはコシナ製だし」
同居人 「そんなん知らん。ツァイスはドイツなのになんでコシナなのよ」
Shig  「いや、ブランドはツァイスだけど製造は・・・」
同居人 「あたしゃ認めないからね。ツァイスはド・イ・ツ」

すみませんねぇ>コシナさん

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2008/05/17

フィルムスキャン

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

現像から上がってきたフィルムを少しずつフィルムスキャンしています。

一応セレクトしてスキャンするのですが、それでも今回だけで600枚くらいはやってしまいそうです。日々の写真、旅行の写真等々年間で1000枚以上はスキャンすることを考えると「Nikon COOLSCAN Ⅴ ED」はかなり酷使されていることになります。
※実際一度修理に出しているし

まだディスコンの話は聞こえてきませんが、もしそんなことになったら2台くらいは買いだめということになるんかな。

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RICOH Caprio GX100
買う気満々で覗いたものの日本より高くてがっくしの同居人。

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2008/05/16

質実剛健フィンエア

20080516
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

ポジフィルムが現像からあがってきて只今整理中です。大きな露出失敗もなくほぼまともに撮れていたのでまずはひと安心。ぼちぼちとスキャンも並行して行っています。

さて、今回の旅行はフィンエアのヘルシンキ経由で行ったのですが、ヘルシンキは完全にハブ空港として機能しており、ヨーロッパ各地から乗り入れています。ですから行きも帰りも行き先がバラバラな人たちばかり・・・・

フィンエアの航空運賃、かなりお安いです。その分質素で飛行機も最新型ではありません。でもすごく気に入ってしまったのです。

 ○古い飛行機でしたが、掃除が行き届いていて非常に綺麗だった
 ○お金の掛からない「笑顔」や「対応」のサービスが満点

でも、徹底したコストダウンでまわしているせいかお金の掛かるサービスにはシビアです。

Shig  「機内食にも飽きたのでカップヌードルがあったらください」
FA   「カップヌードルはありますが、有料になります」
Shig  「え・・・サービスじゃないんだ・・、でおいくら?」
FA   「2ユーロになります」
Shig  「あいにくユーロは持ってなくて・・(デンマークもスウェーデンもユーロ
     ではない)。日本円でなんとかなりませんか?」
FA   「すみません。お札しか扱えないので・・・・」
Shig  「ちゅうことは『千円札』のみ?うううう、じゃあ結構です(涙)」

何ぼなんでもカップヌードルに千円はないしなー。仮に100円札(いつの時代だ?)を3枚持っていてもやっぱり買わなかったであろう。

これを「セコイ」とか「ケチ」と言ってしまうのは簡単ですが、フィンエアのポリシーとしては「無料サービスと有料サービスをしっかりコスト管理することによって割安の運賃で経営をなりたたせ、笑顔や対応のような質でカバーできるサービスに注力する」ということなのでしょう。

こういった割り切った姿勢は見ていて清々しいものがありました。中途半端なサービスで従業員のモチベーションも下げながらだらだらサービスされるよりずっと堅実だと思うわけです。また乗ってもいいな>フィンエア

※だた、「ムーミン」が描かれている機体に乗ることを楽しみにしていた同居人は今回行きも帰りもそれに当たらずがっかりしておりました。

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2008/05/15

ほくおー旅行後の気持ちの変化

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

物価が高くて倹約思考になったため帰国しても倹約するようになった

もっと生活の中で自転車を活かそうと考えるようになった

国が人のライフプランをベースに考えているのが実感できたので
           もう一度自分自身のライフプランを見直すきっかけになった

写真ネタにしばらく困らないこともあり、スウェーデン製のハッセルで
                            まったりと撮影をしたくなった

シンプルなライフスタイルに触れたせいか
                 物欲が減少してしまった

※最後の「物欲減少効果」はそのうち薄れると思われ

おまけ副作用:リフレッシュ休暇でピュアになった分ストレス耐性が若干低下。
         この一週間はへろへろ状態・・・・

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2008/05/14

スウェーデンインプレッション

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

スウェーデンといえばまず

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こんなのや

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こんなのが思い浮かびますが他にも

ボルボ エリクソン IKEA ハッセルブラッド ABBA(二番目は逆)

こんなのも日本でも有名ですね。

いきなり記事で「物価が高い」ということばかり強調してしまいましたが、他にも印象的なことは沢山ありました。

○非常にシャイ 必要なことしかしゃべらない感じ。でも無愛想というわけではない。

○お父さんと仲良し お父さんと小さい子供という組み合わせが非常に多い

○ベビーカー 普通の車よりベビーカーの数の方が多い。黒のマクラーレン製が人気

○綺麗好き 街にゴミがほとんど落ちていません。デンマークは逆にちょっとゴミ多し

○「閉」ボタンがないエレベーター 複数見ました。気持ちに余裕やなー

○車はクラクションを鳴らさない 車の多い街中でも一度も聞きませんでした

○さすが福祉国 あちらこちらがバリアフリー

○国旗が大好き 国旗色の黄色と青の組み合わせがあちらこちらに

○ネコがいない(涙)

今回のフィンエアでのヘルシンキ経由というルートが結構気に入ったのでどこかのついでにもう一度くらいは訪れるかもしれないスウェーデン。物価はともかくかなりお気に入りの国になったのは確かです。

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2008/05/13

唯一の災難

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.2 (1st generation)

いままでの旅の中で一番トラブルのなかった今回のほくおー旅行ですが、実は緊張の走る災難が初日に発生しておりました。

ストックホルム初日、さあ、これから撮影に出かけようかと準備をしていたところ聞きたくない音がいきなり飛び込んできました。

ぉっっ

も、もしや・・・・

Shig  「い、今の音は?」
同居人 「・・・・・イコン、テーブルから落としてしもた・・・・」

当然イコンにはノクチルックスではなくヘキサノンが装着しているので最悪のケースではありませんが、果たしてダメージは?

いろいろボディーとレンズをとっかえひっかえして調べた結果・・・・

ツァイスイコンの距離計は完全に逝ってしまわれました

とりあえずその日、同居人は狂った距離計で目測撮影をしたのですが、やはり一発勝負の撮影旅行、翌日からは同居人はEOSでの撮影ということに。

今回、イコンは私のMPの予備としての役割もあったので私も同居人も初日から予備機なしのスタートとなったのです。(なんかあったらどーする。ほくおーでライカ買うか?)

もうひとつ問題点が・・・。イコンを落とし時

同居人 「EOSなんかバンバン落としても全然壊れなかったのに
      イコンって一発で壊れるのね」

おや?以前ノクチを使いたいとごねていた時「カメラなんか落とすわけないから心配せんでいいって」って自信たっぷりに言ってなかったっけ。

あんた、バンバン落としまくってたんかいな。ノクチは、ぜってー貸さんからね。

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2008/05/12

物価高の洗礼 そうくるか編

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RICOH Caprio GX100

物価が高いのはヨーロッパ全体のインフレと税施策のためですので、知って訪れる旅行者はこれを享受しなければなりますまい。

この話は物価とは直接関係ないのですが、2日目にして大きなショックを受けた出来事。

とはいえ、せっかくのほくおー。ジャンクフードに埋もれるわけにはいきません。晩御飯くらいはしっかりと現地のレストランでゆっくりくつろぎたいものです。高級なレストランに行くと一人1~2万円は軽く飛んでいきそうな店ばかり(それでも超高級ではない)。ですが、なんとかガイドブックに乗っている「リーズナブルなお奨めレストラン」とやら(それでもひとりあたま3000~4000円くらい)でその辺りで手を打つことに・・・・

北欧のお店は入り口にクローゼットルームのあることが多いというのもひとつの特徴です。確かに寒い時期お客の全員が分厚いコートを着てくるわけですから壁にかけるというわけにはいかないのでしょう。

二日目の晩、有名ガイドブックに載っていたそのお店に入った時のことです。まずはそこのクローゼットルームで上着を脱がされます。(まるで『注文の多い料理店』のように)預けたあとお店に入ろうとすると店員がなにやら壁の注意書きを指差しながら言ってきます。

店員 「ここに書いてあるように上着を責任持って預かるのでひとり20 sekね」

はぁぁぁ?上着を預けるだけで360円だとおぉ!!!!おい、上着返せ、迷惑にならんように畳んでヒザの上に乗せるから今すぐ返せ!!!

お店には上着を持って入れないとかなんとかでそれも通らず・・・このまま帰ろうかとも思いましたが、日本人だけがセコイと思われるのもシャクだし、まあブログのネタにもなるか・・・とそのまま入店。

入り口を観察しているとやはり全員上着を脱がされ、お金を払っています。中にはTシャツ一枚にされ寒そうにしているお客まで。でも店内は満員、地元の人も沢山来ています。

君らはこの理不尽な行為を許しているのか!!!

料理もワインも美味しくて確かにリーズナブル(ほくおーにしては)、でも・・・・

「身包み剥がされてお金まで取られた」というショックは強烈でした

料理のお値段をもう少し上げてもいいからさ、上着の預かり代はサービスにしようよ>ストックホルムの某お店の人。
→その方がぜってー感じいいから(マーケティング理論的にも)

※これ以来「20 sek=上着の預かり代」としてインプットされひとつの価値基準となる
※今に始まったことじゃないだろうしガイドブックもきちんと書きなよ

ああ、やられっぱなしだ・・・・

身包みはがされたけど美味しかったスウェーデン名物ミートボール(ちょっと塩辛風)
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RICOH Caprio GX100

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RICOH Caprio GX100

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2008/05/11

物価高の洗礼 スウェーデン編 その1

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RICOH Caprio GX100

ストックホルムのホテルについたのが現地時間で午後6時過ぎ。午後9時くらいまで明るい北欧ではまだ真昼間ですが、自宅を出てから約16時間。すでに体は疲れきっていたのでお店でゆっくり食事をする元気も食欲もなくセブンイレブンにて軽食を買ってホテルの部屋で食べて早々に休息することに・・・・
※スウェーデンもデンマークもコンビニはセブンイレブンの一人勝ち

で、ここで買ったのが

 ○ サンドウィッチ × 2
 ○ ヨーグルトドリンク
 ○ 500mlファンタオレンジ
 ○ バナナ1本

以上で111sek(スウェーデンクローネ)

日本円に換算すると・・約2000円! に、にせんえんですとぉ???????

記憶を探ってもコンビニで2000円も使った記憶がないのでしばしボーゼン・・・でもこれはこの先起きる物価高のほんのさわりにしか過ぎなかったのです。

市街地巡りの移動手段としては地下鉄が便利なんですが、そこで見たのがこの値段。

 地下鉄初乗り 40 sek・・・日本円で約720円 (涙)

東京に比べて高い大阪の地下鉄に慣れている私でさえコレは耐えられません。24時間フリーチケットが100 sekなので当然そちらを購入。(それでも1800円かよ)
北欧が自転車王国なのも頷けます。

値段は高いのですが、チェックは相当甘くキセルなんかやり放題の環境なんですが、そこはそれ大人の国なんでしょうか。ギスギスしてない雰囲気はいい感じ・・・

ああ、こんな調子で我々はほくおーに身銭を削られてゆくのです。そしてさらに強烈な試練が・・・・・

                              つづく

運賃は高いけど、ストックホルムの地下鉄はまるで美術館のよう

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RICOH Caprio GX100

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RICOH Caprio GX100

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RICOH Caprio GX100

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2008/05/10

北欧旅行 概要編

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RICOH Caprio GX100

いつものように時系列的に系統だてて記事にしていく自信がありませんので基本的にネタ別に更新してゆきますが、今回は2カ国移動しての旅行なのでまずは全体像から・・・・

■ おもな行程
 <スウェーデン> 
  ○関西空港 → ヘルシンキ乗り継ぎ → ストックホルム アーランダ空港
  ○ストックホルム市街 
  ○プロペラ機にてゴットランド島 (日帰り)
  ※主な移動手段 徒歩、地下鉄(24時間チケット)、電車、飛行機、タクシー

 <デンマーク>
  ○ストックホルム → X2000(列車)にて5時間 → コペンハーゲン
  ○コペンハーゲン市街
  ○オーデンセ(アンデルセンの故郷)
  ○フムレベック (ルイジアナ美術館)
  ○ヘルシンゴー (クロンボー城)
  ○コペンハーゲン国際空港 → ヘルシンキ乗り継ぎ → 関西空港
   ※主な移動手段 徒歩、バス、電車、タクシー、飛行機

今回は腰痛対策で移動を最小限にするため宿泊場所はストックホルムとコペンハーゲンの2箇所。あちこちの見所はそこを基点に日帰り旅行となりました。(結果正解!まる一日いるとちょっと飽きたかも>出かけた場所)

■ 天候
で、心配された天気と気温ですが・・・・・

寒いなってとんでもない!晴天続きですげー暑い!(2カ国とも)

どうも、こんなに晴天が続き気温が上がることはかなり珍しいとのこと。日中は半袖でOK。持って行ったジャケットやコートはかなり邪魔に・・・・ま、寒くて雨とかだと悲惨なので文句はいうまい。
※しかし見事に日焼けしてしまってとてもほくおー帰りには見えない(涙)

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みごとに晴れ上がったストックホルム(ガムラ・スタンを臨む) RICOH Caprio GX100

■ 撮影
60本のフィルムを持っていったのですが、かなり撮影ペースはゆっくりめで結局20本しか撮らず。でもじっくり撮影できたので一枚一枚丁寧に撮れたと思う(少ないといっても700枚っすけど)。
で、意外に活躍したのがデジカメ。今回は記録用だけでなくスクエアや広角でそこそこ狙って撮れました。やはりGRDでの28mm固定よりGX100での24mm広角&50mmスクエアの方が相性がよいようです。(デジタルでは記録含め1000枚ほど撮影)
※次回からは3本/日くらいでいいや

それでは明日からはスウェーデン編とデンマーク編を時系列を無視してネタ別に記事にしてゆきますね。(画面的に寂しいので観光写真をまぜつつ)

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クロンボー城までの道。デンマークでもぴーかん。 RICOH Caprio GX100

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2008/05/09

帰国

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RICOH Caprio GX100

本日帰国いたしました。

体調も維持し、トラブルもなく気持ちのいい旅をすることができました・・・・が・・・・

すっかりやられてきました

ほくおーの想像を絶する物価高に!

「消費税25%か、ま、日本の物価の2割高くらいと思えば・・・」

なんて甘い考えでした。基本的感覚では日本の物価の1.5倍から2倍。モノによっては3倍から4倍の物価高でした(涙)。

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高っ!高 高 高 高ぁ~   と、叫ぶ同居人

すっかりやられまくって帰国しました。私も物価高が腰にきている状態です。詳しくは後日ゆっくりと・・・・本日はまず帰国報告ということで。

※現像、スキャン、整理に時間がかかりますのでしばらくはGX100での写真になります。

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RICOH Caprio GX100

2008050903
RICOH Caprio GX100

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