モノの価値
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
安いことには理由があり、高いことには理由がない
といわれますが、まあ全てがそうではないにしろモノが高価になるにつれ人によっての価値観の違いが顕著になります。
工業製品に関しては「コレコレこういう素材とこういう行程を経て作られているからこの値段」と比較的説明がつく場合が多いのですが、ブランドものに関しては目に見えない価値観がそこにオンされてきます。そこで無理やり
「いやあ、ヴィトンのバッグは丈夫で長持ちするからあの値段なんだよ」
なんていうからワケがわかんなくなるんですね。別にヴィトンが好きなわけじゃないんですが、こんなこと言っちゃうとヴィトンに対して失礼でしょ。
モノとしてのクオリティー、ブランド、デザイン、サービス、歴史・・・目に見えないからこそモノの奥に秘める価値の本質を見抜いて提示された価格がその対価として適正かどうかを見極める買う側のセンスが必要だと思われます。
※しかしセンスを磨けば磨くほど「この値段はモノの絶対価値としてお買い得」と物欲の言い訳に使われてしまうリスクも伴っていますけどね。
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