雨はキライだけど
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
寒いのもキライ、雨もキライ
今年の冬は寒くて雨の日が多い。こういう日、会社は臨時休業にすべきだと冗談抜きで思ってしまう。(まだ雪の方がマシ)
でも雨が降ると思い出してしまう話もあります。時は○○年前の中学時代。その時の社会の先生は雨が降ると外を眺めたまま授業が頓挫することがよくありました。その理由とは・・・
私はね、雨が降るといつも思いだすんだよ。死んでいった戦友をね。私は太平洋戦争の時満州に出兵していてね、終戦間際ロシアがどんどん攻めてきてもう地雷を抱いて戦車に飛び込むくらいしか方法がなくて戦友は次々と特攻をかけてね。
とうとう自分の順番になった時一週間雨が続いてロシアは攻めてこなかったんだよ。そしてそのまま終戦。あの時雨が降っていなかったら私は死んでいた。雨がもう何日か前から降っていたら生きられていた戦友もいた。
雨が降るたびにそれを思い出してね・・・・・・・
当時12歳の中学生には重い話でしたが、平和な今の時代にこういった話を思い出させてくれる雨はキライじゃないです。
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コメント
おおっ!懐かしい。あの頃、「戦争の悲惨さ」という実感出来ない言葉よりも、そこに生きた「寂寥」を感じたね。あれが教育だったのか。そういえば誰かと決闘したね(笑)。「喧嘩の悲惨さ」はしっかり実感したよ。
投稿: Mr.X | 2008/02/26 23:24
>Mr.Xさん
あ、そっちのクラスでもやっぱりこういう展開だった?(笑)。
※注)Mr.Xさんとは中学で同級生
どんな授業より印象に残っているし、大事なことだったと今更ながらに思うよ。あ、取っ組み合いの話は・・・・・お互い若かったねぇ(汗)
投稿: Shig | 2008/02/28 12:29