« あらたなる趣味の鳴動 | トップページ | カエアンの聖靴 »

2008/01/23

新たなる深遠の淵で

20080123
Leica MP + CANON LENS 50mm f:1.2

今までの私のビジネスシューズ感は

いかに楽に歩けるかがポイント

というもので、これはある意味「正しくもあり」「これだけでは不十分」なものでありました。フォーマル用にチャーチの黒革靴を2足と、行きつけの靴のセレクトショップが輸入している

ぎりぎりビジネスとして使えるイタリア製レザースニーカー(無名のブランド)

を愛用していて、買う時はまとめて3足ほど買って履き潰しては買い足すというかなり乱暴なやり方を続けていました。ところが

 ■そのいきつけのセレクトショップが潰れてしまった
 ■押さえのチャーチがだいぶくたびれてきてしまった
 ■いくらなんでもいつまでもスニーカーベースの靴じゃまずいだろ

と、いうわけで今後の展開を模索すべく去年の中頃より靴の世界を調べ始めたのです(若干怖いもの見たさで)。ところが・・・・・・

この間まで単なる実用物と思っていた靴という世界は実はライカ趣味並に深くて暗いデンジャラスなものであり、「こりゃ相当ヤバイわい」と気がついた時にはすでにどっぷりハマって抜けられなくなってしまっていたのでありました。

                                 つづく

|

« あらたなる趣味の鳴動 | トップページ | カエアンの聖靴 »

コメント

紳士の身だしなみは両端から、てことで、靴と帽子がキーだったりする。
戦前はこれにステッキが加わって、初めて一人前の男の恰好になった。
まあ、戦後帽子は急速に廃れちゃったけど、靴は今なおディープな世界ですよ。
基本はオーダーメイド。銀座に老舗が何軒かあります。
あ、あたしは怖いから足踏み入れてないけど、友人何人かが凝ってる。

投稿: takanasi | 2008/01/23 22:51

>takanasiさん
本来ならビスポーク(靴のフルオーダーメイド)が靴道楽としても終着点なんでしょうが、スーツ以上にハードルが高いのでまだまだといったところです。ただ、足の形が似ている人のオーダーメイドに乗っかって町靴工場で一緒に作ってもらった一点ものは一足持ってます(格安で作ってもらった)。ブランド追従だけではない楽しさが靴にはありますね。

投稿: Shig | 2008/01/24 12:23

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« あらたなる趣味の鳴動 | トップページ | カエアンの聖靴 »