カエアンの聖靴
MINOLTA CLE + Leitz Xenon f=5cm 1:1.5
機械式時計、生地のいいスーツ、素材のいい鞄、シックな万年筆・・・・これらは実用と趣味性を兼ね備え、凝るに足る要素が比較的わかりやすく他の人からの注目度も高いアイテムです。
ところが靴に関しては「重要」といわれながらこれらのアイテムに比べ注目度としては一般的には低いと思われます。貴方は会社の同僚や上司の靴に対する嗜好性をどの程度把握していますか?逆に時計ならある程度知っているのではないでしょうか。(○○部長はロレックス、○○君はオメガ等々)これらから
靴趣味は限りなく自己満足系趣味である
といえるでしょう。むしろ「お、貴方の靴はベルルッティのタトゥコレクションですね」なんていきなり言われたら同じ趣味でも引いてしまいそうです。
ところがこの自己満足系趣味にはある特徴的な副作用があるのです。ビジネスシーンにおいての趣味には「気分を高揚させる」という要素があるかと思います。
※気に入った時計、着心地のいいスーツ、書き味のいい万年筆・・・・
でもその中で靴というアイテムは他のアイテムの効果を遥かに凌駕します。もう「バーサク」がかかりっぱなしです。
ずっと誤解していてかなり緩めのサイズばかり買っていましたが、本来靴のサイズというのは足のサイズにぴったりくるのがベスト。
上質の靴であればそれは窮屈なものではなく足に一体化したような心地よいフィット感、緊張感を生んでくれるのです。それが会議中であれ、企画書作成中であれそれを足でずっと感じることができる・・・・。この感覚は何モノにも変えがたい魅力的なものなのです。
靴趣味というのはまさにカエアンの聖衣ならぬ聖靴を探す旅じゃないだろうかと
※例えがマニアックで申し訳ないっ
具体的な靴のお話はまた後日追々と・・・・
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コメント
熱い!そして濃ゆい語り口!
いますぐにでも「博士の異常な愛情」に投入していただきたいくらい語ってますよねw
写真は網だらけですねw
投稿: ウナム | 2008/01/25 22:43
>ウナムさん
靴の世界は入り口レベルなのでお楽しみはこれからです。でも興味のない人にとってはスルー記事になるんでしょうけどね(笑)。
校舎の網写真、まだまだあります。
投稿: Shig | 2008/01/27 12:29
ソックスの王様、ラゴステ。それも紺色に限る。
これが私のこだわりです。もう何足履き潰す(?穴が開いたりかかとがすり切れたりという意味で)したかわかりません。洗濯するときもいつも同じソックスなので、取り込むときに神経衰弱状態です。はじめのころはよかったのですが、最近ロゴの取り付け位置が微妙に違ったり、使用年度で微妙に色あせ具合が違ったりと。
こだわりのShigさんのことだから、きっとこの靴には、この柄のこの靴下とこだわりがあるのでしょうね。
靴趣味も奥が深そうです。。。。。
投稿: KM | 2008/01/28 12:24
>KMさん
お久しぶりです。最近会社の人達が続々ハワイに行くので先輩面して「○○とかいいよ」とかアドバイスしたりしてます(笑)。
本来スーツに革靴の場合のソックスはホーズと呼ばれるヒザ下まである長い靴下がお決まりなんですが、どーも私はおっさん臭くさい感じがしてあれは苦手。自転車に乗るのでスネ毛はありませんし普通の長さのシンプルなソックスを常用しています。
一応スーツと靴の色に合わせて選びますがそんなに凝ってはいません。でもあまり安いものをだとすぐダメになってしまうのでバーゲン時期にそこそこの品質のものをまとめ買いしています。また微妙な厚さの違いで靴のサイズの最終調整もしてたりします。
投稿: Shig | 2008/01/29 00:44