「悪童壱号」改装第一フェイズ
HASSELBLAD 500C/M + Planar 80mm F2.8
バッドボーイの第一改装フェイズは「基本性能の正常進化」です。
1、クロスバイク完成車の問題点はパーツ構成でかなりコストダウンがなされている
2、それにより本来のクロスバイクの強みが十分活かされていない場合が多い
3、方向性を変えずに基本部品をグレードアップすることにより飛躍的に性能はアップ
4、ただ、単純にグレードアップするのではなくCPを意識してヒネリを入れる事
パーツの変更ポイントは「クオリティーアップ」と「軽量化」です。ただ、軽量化はお金さえ掛ければいくらでも軽くなりますが、今回のバッドボーイは軽くするのが目的ではありません。軽いバイクならF4:13があります。あくまで
クロスバイクとして力を発揮できる軽さまで持っていってやる
これで十分なわけです。「クオリティーアップ」には部品の精度という要素もありますが、せっかくカッコモデルのバッドボーイを選んだのですから、当然もっと格好よくしなければ・・・・という色気もあるわけです。
と、いうわけで第一改装フェイズ第一弾は「ハンドルのショートカットとストレート化」
改装前のデフォルト写真を撮り忘れてしまったので比較できないのが残念なんですが、ハンドルのデフォルト仕様からの変更点は
■ハンドル幅600mm → 480mm
不必要なまでに幅広なハンドル。格好が悪いうえに操作性も悪く、公道では車との
接触も気になってしまいます。極限まで短くすることによってかなり精悍なフォルム
になりました。
■アップライトなハンドル → ストレートハンドル
ついでにステムをひっくり返してハンドル位置を低く
■極太グリップ → 極薄ストレートタイプ
目一杯極太のもっさいグリップをシンプルなものに換装
■アナトミックバーエンド追加
イメージはドロップハンドルにおけるブラケットです。ブレーキの必要のない見通し
いいサイクリングロードとヒルクライム時の対応です。
後日またゆっくり語ろうかと思うのですが、このハンドル形状にいたるまでは紆余曲折ありました。本来の構想では「ブルホーンハンドル」にする予定でした。
でもブルホーンハンドルは基本的にロードバーツなのでMTBパーツベースのバッドボーイだと根本的にパーツの総入れ替えが必要になってしまうのです。
この段階ではまだ基本進化過程ですのでコンセプトが大きく変わるパーツ変更はまだできなかったというのが実情です。
難点はぎりぎりまでハンドルを短くしたので変速が窮屈になってしまったこと・・・これはこれで対応策を画策しているのですけどね。設計思想が違うMTBパーツ構成のあれこれ・・お楽しみはこれからです。
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コメント
はっせるさんを使い出してから
なんだかサイバー?な写真に感じになってきてますね
フィルムがサイバーなんでしょうか?レンズ??
ハンドルの長さって変えれるんですね
投稿: ウナム | 2007/07/22 20:07
>ウナムさん
ハッセルはカメラ的にもフォーマット的にも違いますので撮る意識も違ってくるのでしょうね。自分ではあまり気がついていませんけど。
ハンドルの長さですか・・・・切っちゃうんですよ(笑)。
投稿: Shig | 2007/07/22 22:27