« 旅の思ひ出 | トップページ | 基本はどうした »

2007/03/16

あやしさ満点

20070316
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

上海の空港でのこと。

チェックインを済ませ、出国手続きをしていたところいきなり歳の頃なら17~19歳くらいの学生風の女の子から話かけられました。(最初は中国語、途中から英語で)

・私は学生です
・今、大変困っています
・荷物の重量が重過ぎて飛行機に乗れない
・本を二冊預かってもらえないだろうか
  ※本二冊に異常にこだわった

と、まあこんな風に話かけられたのです。この類の話はよく聞きます。当事者以外に「危ないブツ」を預けて他国に持ち込む、仮に見つかっても預けられた人の責任。空港で知らない人からモノを預かってはいけない・・・。

私がどの飛行機に乗るか確かめないうちに話を始めましたから、出国審査のみパスしたいということでしょう。むむむ・・・

でもね、見た目は本当に地味な未成年の学生にしか見えない。本当はもっと早く断っていたのでしょうけど本を取り出そうとするまでつい話聞いちゃったじゃないですか・・・。仮に本当に怪しい企みだったら人選は完璧でしょう。もしかしたら受けてしまう人がいないとは限らないと思ってしまうほど名キャスティングです。

本当に困っていた学生だった可能性もあったかもしれませんが、こういったことは「君子危うきに近寄らず」に徹した方がいいですよね。

|

« 旅の思ひ出 | トップページ | 基本はどうした »

コメント

キッケーン!
確か中国から古美術系アイテムを持ち出したら死罪だったような・・・
甘い罠にハマってはなりません。
それに運び屋問題だけではなく、そんな女学生風の子と鼻の下を伸ばしながら話をしていたら、同居人さんの頭から角が・・・(以下自粛)

投稿: 銀治 | 2007/03/16 23:19

この手の内容は確かによく聞きますね。一番いいのはわからないふりをすることです。しかし、外国の人はたくましいというか言葉が通じなくても相手にYESといわせるまで粘り強く説得してきますよね。私は初めての海外旅行でヒースローでそういう目に遭い地下鉄3本くらい乗り過ごさざる得なくなったことがあります。いろいろ運び屋の話は聞きますので海外では気をつけたいものです。古典的な話も未だにあるようですし。

投稿: domvo | 2007/03/17 00:03

本というと余り問題なさそうですが、でもその本が 銀治さんがコメしてるように、古美術系アイテムに属する様な本だったら・・・。もしかしたらホントにこまっていたのかもしれないけど、起こってしまってからでは後の祭りですものね。情に流されやすい自分の性格、外国では気を付けようと思います。

投稿: farfarsideK | 2007/03/17 11:57

スパイ映画みたいに、本の中がくりぬいてあったりして(汗;)
断固、断るのが正解です。
本2冊だったら、手持ちで行けますよ。

投稿: MIYA | 2007/03/17 20:36

>銀治さん
中国は麻薬系も死刑だったような・・・・
ましてや中一日での再訪からの帰り便でしたからその時点で怪しい人物でしたしね>私。

>domvoさん
とにかく知らない人からは何も預かってはいけない法則は守るべきでしょうね。あまりバリヤーを張りすぎても楽しめない部分もありますからリスク回避も程度の問題なんでしょうけど・・・。でも何かあってからでは遅いですからね。

>farfarsideKさん
怪しそうなオジサンならもっと早く無視していたのですが、困っている風の地味な学生風だったので「まさか・・・」とは思ったのですが・・・。こればっかりは真相はわかりません。でもそれなりにいい経験にはなりました。

>MIYAさん
どんな本が出てくるか見てみたかった気もするのですが、時間的にも気持ち的にもそこまで余裕はありませんでした。あまり変な興味は持たないほうがいいかもですね。

投稿: Shig | 2007/03/17 21:46

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 旅の思ひ出 | トップページ | 基本はどうした »