ハイテクの使いどころ 2
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
昨日は仕事で遅くなって家に着いたら日付が変わっていました。すみません。
さて、前回の続きです。
サイトで調べてみると「LocationFree」が一番ダイレクトに使用されているのは海外赴任の邦人のようです。前提として日本で機器が設定できるという条件付で、Webを介して日本の番組をリアルタイム&録画で見ることができる。ブロードバンド環境があれば場所を選ばないのが最大の利点でしょう。
問題はそれ以外の人の使いどころです。
<1階リビング>
・HV対応テレビ(デジタル)
・HV対応HDDレコーダー(デジタル)
・WOWOWチューナー(デジタル)
<2階自室>
・アナログテレビ
・アナログHDDレコーダー
・スカパー (アナログ)
と、ウチの場合見事に階の違いが世代の違いになっています。特にコピーワンスの影響で録画の主流である1階での録画を2階で見ることができない互換性のなさはちょっと問題。(連続ドラマの録画を寝ながら見られない)
我が家に導入された「LocationFree」を1階のHDDレコーダーに接続。これを2階で見ることができれば、2階の機器をデジタル機器に総とっかえしなくても当面問題はないということなのです。パンフレットによると自宅での部屋間(お風呂を含め)の使用を推奨しているところもありますので、日本にいる人は同じような悩みを持っているのでしょう。
ただ、テレビ画面の大きさに耐えられる画質でこれを構築しようとするとそれなりに費用が掛かってしまいますし、今後の拡張性とも連動しにくいシステムになってしまいます。と、いうことで実はこういう使い方を私はしていません。こういう機器への興味からいろいろ探ってみると世間一般で導入されなかった理由が見えてきます。
一般生活でそこまでしてテレビ見る?
といった本質的な問題があると思います。ワンセグもそうですが、確かに場所を選ばずテレビ番組が見られるというのは一見便利なように思えます。でも、そこまでして見るかというとそういうライフスタイルの人は少ないのではないでしょうか。
そんな中あえて何故私がこのシステムを導入したかというと・・・
廊下の固定ローラーでただ自転車を漕ぐのって退屈するじゃん
この時間を利用してたまったドラマを処理しよう!
これだけです。まあ、世間ではスルーされているとはいえコンセプトは気に入っていましたからいっぺん使ってみたかった、というのもありますけどね。
ハンドルのところにちょこんとPSPを乗っけて「プリズンブレイク」や「ハケンの品格」なんか見ているわけです。と、いうわけでウチの「LocationFree」は自転車生活の備品というわけですね。最新技術の結晶の使い方ってまあ、実際そんなもんです。
※固定ローラーが居間にあったら買ってません
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