偏食日記 ~説明責任~
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
先日ある料理番組で「煮込みハンバーグ」を扱っていたのですが、そこで紹介されていたある洋食店でとんでもないことをしていることが紹介されていました。
シェフ
このお店では隠し素材としてハンバーグにエノキダケを練りこんでいます。
ハンバーグにエノキダケを練りこむだぁ?いくらなんでもその素材はアカンでしょ。通常ハンバーグに入れてよいとされる素材から著しく逸脱する場合は顧客に対して情報開示する義務をうたっている法律のどこかにあったはずです。
食に関する情報公開と説明責任
情報公開法により素材内容に関し客は店側に情報の公開を求めることができる上に、本来のレシピから逸脱する素材の使用に関しては顧客に事前に十分説明する義務を店側は負っている。現行法ではこれに違反した場合最低一週間の「チーズトッピング無料」「ねぎ入れ放題」などの重い罰則が科せられる。
過去何度もこのブログで記してある通り、今回の場合もハンバーグにエノキを入れるのであれば
煮込みハンバーグ (エノキ入り危険)
ちょっとイチビってエノキ入れちゃいましたけど企画倒れの匂いぷんぷん。ちょっと変わったことして目立ちたかっただけなんで、許してつかーさい。
直球勝負できないへタレ料理長
表現としてはまだ甘いものの、最低限このような表記が必要になるのです。このような法律は「私なんでも食べられるしぃ~」などという一方的な価値観を持つ人々によってザル法になってしまっている現状はまことに嘆かわしいものであります。ましてやマスコミによってもてはやされるなんてもってのほか。当局にはきっちり取り締まって欲しいものです。
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コメント
最近の食品関係のニュースからつい過敏になってしまいますね。日頃あまり身近に感じる事の少ない細かいいろいろな制約があるんですね。そういうのをチェックしてみると、結構芋づる式にドンドンいけない事をしてる所が出てきそうですね。消費者多としては油断も隙も無いですね。
投稿: farfarsideK | 2007/01/29 14:43
>farfarsideKさん
食品会社で品質不正をする人は自分の子供にも平気でそれを食べさせることができるのでしょうか。成果主義の中厳しいのは皆同じ、誇りをもって仕事をしてもらいたいところです。
投稿: Shig | 2007/01/29 23:07