「昼の学校 夜の学校」 森山大道氏
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
会社の帰りにふらっと寄った書店で見つけた森山大道氏本。こういった気づきがあるんでアマゾンだけでなくやっぱり書店は必要だよな・・・と思います。
森山大道氏は過去にもいろいろとエッセイ集を出しておられますが、一部表現が難解であったり、誤解を招きそうな表現があったりと人に奨めにくい雰囲気があったんですよね。でも、この本は学生との対話形式で書かれていることもあって、臨場感をもって大道氏の言葉が伝わってくるんですよ。
何度か生で講演を聴かせてもらいましたが、その時の感触ですね。この本は最良の「森山大道氏の解説本」ではないでしょうか。
ああ、やっぱり「にっぽん劇場写真帖」が欲しいなぁ・・・・
| 固定リンク
コメント
写真だけでなく、好きな写真家の考えてる事、感じてる事、ライフスタイル、ポリシーみたいなモノを探りたくなります。またなんとか自分の好きな写真家の事をなぞ解きというか理解したくなります。いろんな本を読みあさり、そうやって読んでいくと、ほんの少しその人の感性に触れる事が出来る様に思えるんですよね。
投稿: farfarsideK | 2006/09/12 11:50
>farfarsideKさん
写真家さんも人間ですから、作品だけでなくその作品を撮る作者にも当然興味がわきます。森山大道氏は何度がお会いしていることもあり、写真ともども大ファンなので今回も内容は読まずにレジに持ってゆきました(笑)。感覚を言葉にするのは難しいですが、なんとなく伝わってくるだけで十分です。
投稿: Shig | 2006/09/12 12:23