いつ決める?
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
「感染ルンです。。。」の銀治さんのトリミングの話題つながりで・・・
基本的に撮影は構図から入るタイプです。とはいうものの私は決してトリミング否定主義ではありません。ではなぜ撮影時に構図を完成させようとするか・・・・・
だって、後でいちいちトリミングするのって面倒じゃないですか
デジタルでもRAW撮影を一切使わなかったのも同じ理由です。確かに撮影時の負荷は軽減できても帰ってからパソコンで画像をいじるほうが結果的に大変。撮影はテンションも上がり、いろいろ試すことは楽しいのですが私は基本的にパソコンでの画像処理は大嫌いです(面倒だから)。スキャニングも好きではありませんが、録画した「CSI」なんかを見ながらできるのでこれはこれで我慢できます。
トリミングを含む画像処理はどうしてもテキトーにはできないので「CSI」の肝心な場面を見逃してしまう可能性がある・・・・これはイカン!というわけです。
要は作業としてのトリミング(構図決め)は作品を完成させるまでのフローのどこに負荷をかけるかだけなような気がします。私の場合、撮影時にほぼすべてのエネルギーを使っちゃいますからそこで済ませておかないと後何にもやんない・・・・ってことになるだけなんですよね。
このステップを「撮影時」にやるか「撮影後」画面上(もしくはプリント時)でやるかの違いで「こうせにゃいかん」というもんでもないような気がします。ただ、
撮影時にしか見えないもの--------撮影後にあらためて気がつくもの
両方あると思うんですよね。
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コメント
トラックバックありがとうございました(^_^)/
同感です。
できるだけ撮影の時に完了したほうが、後々楽です。
ってゆうか、撮影の時にあれこれ考えるのが楽しいのかな。
再撮なんて不可能ですし。
決して「テキトーに押さえて後でトリミングすりゃーいーや主義」ではありません。
それは写真を撮る行為として面白くないですもん(笑)
投稿: 銀治 | 2006/09/07 23:47
やっぱり基本的には、いいなーと思ったモノをその気持ちや感激と一緒に写したいので、その心理を後でRAWで別のモノに作り上げるとか、あるいは全部で一つである自分の見たモノを一部くりぬくというのは、個人的にあまり好きではありません。第一印象を大切にしたいという気持ちですね。
投稿: farfarsideK | 2006/09/08 11:43
>銀治さん
とっさのスナップやノーファインダー撮影では構図はどうしても後づけになってしまいます。森山大道氏も「後でトリミングする」ことを前提にノーファインダー撮影をされていますが、それでも画角も含め構図のイメージをされています。
する、しないではなく考えているかいないかは大きな違いですよね。
>farfarsideKさん
RAW撮影も現場でしっかりと撮影して、やっぱりいろんな条件で少し修正が必要な場合って特にお仕事で撮影されている方にはあると思うのです。そういった意味では撮影時に完璧を求めようとしてもそれは無理ですよね。そのあたりをバランスよく使いこなせれば一番いいんでしょうね。
投稿: Shig | 2006/09/08 12:30