伝説のくせ玉
Leica M5 + Summilux 35mm f1.4
ライカレンズを楽しむにあたってやはりこのレンズを避けて通るわけにはいきませんでした。そのレンズとは
Summilux 35mm f1.4 球面レンズ
球面レンズである初期玉構成といってもいくつもバージョンがありそれぞれクセの出かたが違うといわれていますが、基本構成が一緒なのにそういった違いが出るということはレンズの素材やコーティングに差があるのでしょうか・・・。
この辺りはノクチルックスでも言われていて、二世代目と三世代目はレンズ構成こそ一緒なのですが、描写が違うとか。まあ、このへんは実感としてはなんともわかりません。
で、「ズミルックス35mm球面」ですが、まあ、期待を裏切らないというか想像通りというか「ほやほや、ふんわり」上がってきました。夜の電燈ほどではありませんが、光が当たったところがソフトフィルターをかけたようにふんわりと仕上がっています。
35mmは他にズミクロンを持っていますので是非とも「F2.0」描写対決をしてみたいですね。果たして2本を使い分けることができるほど「私が」違いを把握できるでしょうか。
そして私がこのレンズを「これは使える」と思うにはもう少し時間がかかりそうな気もしています。なぜならば、私が実際に撮るまでにあまりに記事からの知識で頭でっかちになっているからなのです。
ズミクロン8枚玉はある意味描写伝説が抽象化していて撮る側の解釈に任せている部分が沢山あります。でもこのズミルックス35mm初期玉はあまりに描写が語りつくされ作例が出すぎています。
自分なりの解釈ができるまでどのくらいかかるかわかりませんが、まあゆるりと味わっていきたいと思います。
Leica M5 + Summilux 35mm f1.4
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コメント
うーん。やはり球面ズミルックスですねぇ。初期玉欲しーい>おまいさんはいつもそーだ
ふんわりポワポワなのに色気はしっかりというか。
やっぱり同じ色でも絞って行くと別の顔になるのかなー。
投稿: 銀治 | 2006/07/08 22:08
八枚玉との比較撮りをして、ぼくは球面ズミを選びました。何かに感動して思わず目が潤みかけたときのような、とても美しい描写をしますね。
投稿: ありま秀丞 | 2006/07/09 00:53
>銀治さん
ど開放でやっとこレンズ描写の違いを実感できるのですが、絞った場合はかなり意識しないと今の私には???です。色の出かたとかならわかるんですけどね。
>ありま秀丞さん
あ、いい表現ですね。いやな滲みではなく感じのいい潤み方ですよね。使うシチュエーションを意識したらいい表現ができそうです。
投稿: Shig | 2006/07/09 21:48