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2006/05/31

絶品トルコのサバサンド

2006053101
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

トルコにはB級グルメの宝庫ですが、その中でも特に絶品だったのがこの「サバサンド」。

レシピは以下の通り
 ■開きにしたサバを鉄板でグリル、塩味をつける
 ■レタス中心のサラダにドレッシングをかける
 ■それらをバゲットパンにはさんでハイできあがり

現地で最初に見かけた時はやたらパンが大きくて

「全部食べきれるかな?それにパンとサバではノドにつまりそう」

と、実はちょっと敬遠していたんです。でもエミニョニュ(港付近)ではみんなサバサンドを立ち食いしていましたし、一度は食べてみなきゃ・・・・ということでカドキョイの港付近で思い切って注文したところ・・・・・

そりぁあもう、めちゃくちゃ美味い!!!

○パン
トルコのパンはパサパサしていません。パリっとした外側と裏腹に中の生地の部分はしっとり柔らかくて適度な甘さと塩加減。飲み物なしでも十分パン単体でガンガン食べられる美味しさです。

○野菜
しゃきっとして新鮮、昔の野菜嫌いの私でも美味しいと感じる本来の野菜の味。

○サバ
確かにサバなんですが、青臭くなくてほっこり柔らかい。味付けは塩だけなんで、醤油がいるかな?と持っていったのですが、そのままの味付けで十分美味しかったです。

一人分がフランスパンの半分くらいの大きさでしたが、あっという間にペロっと平らげてしまいました。確かに食べたシチュエーションがよかったというので美味しさ上乗せなんでしょうが、単に焼いた魚をパンにはさんだだけの料理がこんなに美味しいなんて・・・。シチュエーションと素材のよさはどんな料理にも負けないレシピなんでしょうね。

書いていてたまらなく食べたくなってきた・・・・ヤバイ

2006053102
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
※うしろで手を上げているおじさん、横で愛想してくれたおじさん、ゴメンナサイ

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2006/05/30

トルコ面白写真シリーズ その1

20060530
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
全部面白写真にしてしまったらブログのアイデンティティーが崩壊してしまうので、一応一枚目はちょっと真面目な写真をアップしつつ・・・・

■怖いぞトルコの赤ちゃん人形
2006053001
RICOH GR DIGITAL 28mm f2.4
これでは子供がひきつっちゃうんじゃないだろか。でもこれはトルコに限った問題ではなく・・・・

2006053002
CANON EOS 10D + CANON EF17-40mm F4L USM F4L USM
こっちも怖いぞベルギーの赤ちゃん人形

■Hello baby
2006053003
RICOH GR DIGITAL 28mm f2.4
いやあ、堂々としたパチもんですなぁ。

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2006/05/29

コダクロームで撮るトルコ

2006052901
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

今回は久々にコダクロームでの撮影もしてきました。普段はどうしても一週間以上の現像期間や通常の倍近い現像代で少し敬遠してしまいがちです。

以前撮っていたときも通常フィルムよりアンダー目に出ることはわかっていたのでオーバーめに撮ったのですが、まだまだアンダーでした。コダクロームのキャッチフレーズは「重厚な色彩」なんですが・・・・・重い、重すぎるぜ>コダクローム
で、相変わらずクールな青に転んでいますし、発色もめちゃ渋いです。

これがコダクロームだ、と言ってしまえばそれまでなんですがなんとも難しいフィルムです。立体感や描写は素晴らしいのですが、この表現をどう活かすかが最大の難関です。
※こんな渋さで上がるならノクチルックス初期玉と組み合わせるとたぶん水墨画の世界

このフィルムで写しだされたトルコは実際のトルコのイメージとは違います。その違いをどう解釈して意図的に表現に昇華させるかが写し手の本来の役割なんでしょう。正直言って、今回は

とりあえずコダクロームでトルコを撮ったらこんな写真になりました。
後は野となれ山となれ、はれほれひれはれ~~

ちゅう感じです。このレンズは印象で捉えるイメージフィルムだと思いますので、このフィルムが活きるシチュエーションとイメージが明確になって初めて使うべきフィルムなんでしょうね。

2006052902
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

2006052903
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
※ところで使ってるのか?この扉

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2006/05/28

スキャン一段落

20060528
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

この週末でとりあえずスキャンが一段落しました。

すべて終わったわけではありません。1500枚のポジのうち650枚ほど・・・。さらにカッパドキアの奇岩写真にはまだ手をつけていません(岩はどう撮っても岩?セレクトの基準に迷っています。)

これからトルコの写真のまとめ方なのですが、まず優先したいのはブックの作成です。ポートフォリオ作成で目覚めたプリントでの整理が当面の目標。「例の会」までに第一弾はまとめてしまいたいですね。(別冊でネコだけで一冊になりそう)

このブログでの写真アップもスキャン作業の途中でしたので、とりあえず3枚ずつ掲載という感じできましたが、今後はもうすこしテーマに沿ってアップしてゆこうと思います。

まだスキャン後の整理もこれからですので今日は1枚ですが、一日何枚と制限せずに臨機応変に構成していく予定です。

面白写真もありますのでたまにはそういったお遊び写真シリーズもいいかもですね。申し訳ありませんが、まだまだトルコ写真シリーズは続きそうです。

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2006/05/27

Turkish holiday ポートレート その2

2006052701
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
サフランボルの子供達。でも目線は同居人の方へ(涙)。

2006052702
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
これもサフランボルのおじいちゃん。このおじいちゃんも家からすっとんできて。
「写真を撮ってくれ」と撮られる気満々。何故?。

2006052703
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
最後もサフランボルのフドゥルルクの丘で工事をしていた現場監督のおじさん。「写真撮っていいすか?」というと小林旭ばりにポーズをとってくれました。

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2006/05/26

トルコ小ネタ集 その3

2006052601
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

撮ったらあかん
トルコは軍隊のある国でもありますし、地域的にテロに対しての警戒も強い国でした。街の警官の多くはマシンガンを携帯していますしその数も多いです。
アナドルカルヴァでネコを追いかけて撮影していたらその先は軍事施設の門だったらしく兵士が飛んできてカメラを取り上げられそうになったこともありました。
「ネコ撮ってただけなんすよ、本当に。ええ、マジでネコだけ・・・」と必死に言い訳してなんとか許してもらえました。

そのほかにも街中の銀行の窓の写りこみが綺麗だったのでカメラを向けると、そこでも警官が飛んできて「銀行は撮ったらあかんのや」と厳しく注意を受けました。
あんまり怪しいと本当にスパイ容疑がかかるので注意が必要とのことです。やっぱり日本は平和~。

日本が恋しくなかったわけ その1
以前ブログの記事「冷たいのがお好き」で海外で冷たいものが飲めないのがツライという記事を書きましたが、トルコの飲み物の冷え方は氷も入っていないのにそれはもう「キンキンに冷えている状態」。多分冷蔵庫の設定は「最強」

何を撮ってるんだ?
ある街角で店先に留めてあった味のある自転車の写真を撮っていたら、お店の中から凄い勢いでおじさんが飛び出してきて「いったい何を撮ってるんだ。なんか事件でもあったのか?」と問い詰めてきました。「いやあ、この自転車をね・・・」と説明しても「何でこんな自転車を撮るんだ?わからん、さっぱりわからん」と散々と首をひねりながらお店に戻っていきました。すんませんねぇ、変な趣味で。

2006052602
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
※ここが叱られた軍事施設前 (ちゃんとネコ撮ってますよ>警備の兵隊さん)

2006052603
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

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2006/05/25

2種類の通貨基準

2006052501
Zeiss Ikon + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

ほんの数年前までトルコは毎年100%を越えるインフレ率でモノの価値概念の把握が困難だったそうです。そんなインフレが毎年続くもんだから通貨単位もとんでもないことになり

1000000リラ(100万リラ)=80円

という状況になってしまいました。ちなみに平均的ケバブが160円くらいですからケバブ一個食べるとお店のおっちゃんから

「へいっ、200万リラねっ」と言われるのです。

大阪でたこ焼きを買ったときに

「へいっ、お兄ちゃん!350万円!」

と言われるのと違ってマジです。ただ去年から「100万分の1」のデノミをおこなっており使用する通貨の単位は

100万リラ → 新1リラ = 約80円

に変更されています。
ただ、店員さんの中では以前の単位で請求してきますので一瞬びっくりすることもあるんですよね。

今後はこういったインフレは段々落ち着いてくるらしいのですが、そういうこともありトルコ国内では自動販売機なるものはありません。(インフレ対応で設定をいちいち変えてらんない)と、いうことでトルコの人が日本に来ると自動販売機の多さにまず驚くとか。

それにしても年100%のインフレにも平然と対応してしまう懐の深さに脱帽です。

2006052502
Zeiss Ikon + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

2006052503
Zeiss Ikon + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

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2006/05/24

トルコ小ネタ集 その2

2006052401
Zeiss Ikon + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

お返事くださいね
最後の三日間泊まった旧市街のアンティークホテル。送り迎えの相談や予約の最終確認を日本からメールしていたのにまったく返事がない。すでにクーポンはあったので間違いはないと思っていたのだけど何度メールしても全く無反応。(メール届いてない?)
ところがチェックイン時「ええ、メールをもらってたんで空港までの手配はできてますよ」なんておっしゃる。だったらメールの返事くらい書いてくれぇ(涙)。

Nice hairstyle
観光ルートからちょっと外れると勧誘ではない純粋な挨拶をよく受けてました。トルコの人たちってとにかく「ウェルカム精神」が旺盛。普通に街を歩いていてもよく挨拶されてしまいます。
旧市街角を歩いていた時もブティックの店番をしていたイケメンのお兄さんから声が掛かりました。

トルコのお兄さん 「Hey! Japan?」
Shig         「Yes!」
トルコのお兄さん 「Good! nice hairstyle!」

ないすへあすたいる?トルコのイケメンお兄ちゃんから髪型を褒められちゃったよ。男でもこういって具体的に褒められると嬉しいものです。今度いきつけの美容院の担当さんに報告しなくっちゃ。

切りなさい
髪型続きでもう一話。
サフランボルでハマム(トルコ式サウナ風呂)に行った後、ちかくの商店に入ってジュースを買ったのですが、そこの貫禄ある店長さんがひと言

店長さん 「ハマム行ってきたのか?とりあえず前髪が長い。切りなさい」

トルコのお父さんにチョキで前髪を切る仕草をされながら風紀委員のような注意を受けちゃったよ、とほほ。

2006052402
Zeiss Ikon + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

2006052403
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

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2006/05/23

同居人’s Gallery モノクロ編

同居人は私よりモノクロを撮っています。今日はモノクロ編
2006052301_1
CANON EOS 7 + CANON EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
撮影者 : 同居人
※クリックすると大きい画像が表示されます

2006052302
CANON EOS 7 + CANON EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
撮影者 : 同居人
※クリックすると大きい画像が表示されます

2006052303
CANON EOS 7 + CANON EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
撮影者 : 同居人
※クリックすると大きい画像が表示されます

2006052304
CANON EOS 7 + CANON EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
撮影者 : 同居人

2006052305
CANON EOS 7 + CANON EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
撮影者 : 同居人


<おまけ>
サフランボルでノリノリ
2006052306
CANON EOS 7 + CANON EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
撮影者 : 同居人

ネコと戯れHAPPY
2006052307
CANON EOS 7 + CANON EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
撮影者 : 同居人


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2006/05/22

使えない

2006052201
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

日本人は海外では実際より若く見えるといわれますが、トルコではある年齢から特に顕著なようです。と、いいますのはトルコの人は25歳くらいまではモデルのような美男美女だらけなのですが、その後の結婚を境に

男性:しっかり食べて貫禄をつけて、ヒゲをはやしてこそトルコの男
女性:しっかり食べてふくよかになっていい母になることが魅力的な女性への第一歩

まあ、こんな思考があるためか一気に「おじさん化」「貫禄女性化」する人が多いようです。早く老けるとまでは言いませんが、早く渋くなるといった感じでしょうか。

で、私なんですが、日本でも実際の歳より若干若めに見られる上に、旅行中はカジュアルな格好。更に明かりの暗めなトルコのレストランなんかでは更に倍がけで若く見えるようで、歳を答えると店員さんにお店の壁まで張り付いてびっくりされるわけです。

せいぜい○○歳くらいにしか見えなかった・・・・私より年上なんて・・・・
 ※あまりに極端な年齢を言われたので自主規制

と、渋いオジサマから言われてしまうのです。あるお店では店中の従業員を連れてきて、

○○歳なんだって・・・・信じられるかい?ほらほら、見て見て!

と見世物状態。まあ、そんなこんなで大げさなことになってしまいましたが、本人としては若いと言われて悪い気はしないわけです。ところが同居人ときたら・・・・

同居人 「若く見えるって言われて嬉しいようだけど、もし海外に労働力目当ての
      「人さらい」がいて貴方をさらったとしても、見た目は若くても実際は
      全然使えないことがわかって処分されちゃうよ」

ひ、ひどい・・・・

2006052202
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

2006052203
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

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2006/05/21

Turkish holiday 色の街「カドキョイ」

2006052101
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

色の街と言ってしまうとなんか「お色気の街」のように聞こえてしまいますが、言葉通り「色が溢れている街」という意味です。

イスタンブールのアジア大陸側の街「カドキョイ」。イスタンブール中心街からは船で20分くらい。若者も多く、活気のある街です。写真を見ての通り街中「色」「色」「色」・・・・・。
原色も多いのですが、不思議ばバランスがあり決して下品な色使いになっていません。

色好きの私にこの街でモノクロフィルムを入れろということは無理な話で、2時間くらいの短時間ではありましたが、カラーフィルムを5本くらい消費しちまいました。

しかしこんな色の中に放り込まれた頭は飽和状態。何を撮っているのやらさっぱりわからず、ただフィルムを巻き上げシャッターを押す・・・もはやシャッタージャンキーと化してしまう私。

色に捉われているフォトグラファーをこの街に招待するだけでフィルムの消費量は倍増しますぜ>コダックさん、フジフィルムさん

2006052102
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

2006052103
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

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2006/05/20

同居人’s Gallery

国内と違ってあまり距離をとらずに撮影していましたので被写体、結構被っています。とはいえレンズの画角も違いますし、視点も違っていたりして比べると面白いものがあります。
今後同じシチュエーションでの比較写真も載せてゆければ、とも思っています。

2006052001
ANON EOS 7 + CANON EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
撮影者 : 同居人

2006052002
ANON EOS 7 + CANON EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
撮影者 : 同居人

2006052003
ANON EOS 7 + CANON EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
撮影者 : 同居人

2006052004
ANON EOS 7 + CANON EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
撮影者 : 同居人
※クリックすると大きい画像が表示されます

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2006/05/19

銀塩の受難

2006051901
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

今日コダクローム分の現像があがってきてこれでトルコ旅行でのフィルム現像がすべてアップしました。久々のコダクローム現像でしたが・・・・相変わらず高い・・・。

ところで6月からコダック、7月からフジでフィルムの値段が最大20%も値上りするそうです。今回の湯水のようにフィルムを使う旅行はもう出来ないかもしれません。
銀塩派にとっては受難の時代に突入したようです。

※値上がり前にどこまで買いだめできるだろうか

2006051902
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)


2006051903
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

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2006/05/18

Turkish holiday ポートレート

2006051801
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

サフランボルのバスステーションは広い割には閑散としていて、係の人はもう「暇で暇でしょがない状態」。そんなところへひょこっと東洋の二人組がバスを探しにきょろきょろ来たものだからもう大変。すっかり暇つぶしのネタにされてしまいました。

こちらのお兄さんは観光案内ブースの人。わざわざ私のところまで来て観光案内ブースまで連れて行って、「トルコでいいところ教えてあげるよ」と地中海方面がいかにいいリゾートかを延々説明してくれました(特に女性が美しいと熱弁)。バスの到着時間が近づくと悲しそうな顔をして「もうひとバスくらい遅らせられない?」と名残惜しそうでした。
※後ろの肖像画はおきまりアタテュルク像
※さらに観光案内ブースにもサフランボル独特のソファ「セディル」が

2006051802
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

こちらのお兄さんは総合案内の人でサフランボルの日本語パンフレットをわざわざ倉庫まで探しにいってプレゼントしてくれました。そのパンフレットの訳が超直訳で大笑いなんですが)
親切にしてくれたのはいいのですが、肝心のバスの発着場を勘違いしたらしく結局、別便のバスに乗ることに・・・・。でも申し訳なさそうに発車まで付き添ってくれて最後まで見送ってくれました。無事カッパドキアに着きましたのでドンマイです。

2006051803
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

サフランボルの悪ガキ軍団の中心メンバー。ちょっとでも目が合うと飛んできて「写真写せ攻撃」の連続でなかなか離してくれません。気前よくお菓子を分けてくれたりと仲良くはなったんですが、あんたらちょっといちびりすぎやって(笑)。でもホンマにいい子ばかりでした。

※トルコの小学生は基本的に青い制服です(デザインは自由)。これぞトルコブルー。

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2006/05/17

Turkish holiday のんびりサフランボル

2006051701
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

サフランボルは世界遺産に指定されている町なんですが、観光客もまだそんなに多くなくスレた感じのない牧歌的なところでした。(このままこの雰囲気を持続して欲しい)
※名前からも分かるとおりサフランの産地です

ホテルも独特な様式の民家を改造しところが多く、民宿という感じで宿泊しながら町を体感できます。ホテルの従業員も非常にのんびりしていて、まずフロントにいません(笑)。最初は焦りましたが、実は近所の庭でバックギャモンをしていたりするのでどうしても必要な場合はよく探しにでかけました。

ホテルの人が鍵もかけずに近くに遊びにいってしまう・・・・セキュリティー的にはアレですが、別段問題もなくそういった町なのでしょう。←すぐ慣れました

私はこの町でハマム(トルコ式サウナ風呂)に行ってケセジさん(洗ってくれる人)の手荒い手厚い歓迎を受けました。その話はまた後日・・・・・

<お知らせ>
去年末に「AFTERGLOW in Leica 」の echoizmさん主催でフォトブロガーさんのオフ会「例の会」が京都で開催されました。
その第二弾が「takaのつれづれ日記」のtakaさんのご尽力によって6月10日に名古屋にて開催されます!京都に引き続き私も参加させていただくつもりです。

ご興味のある方、参加希望の方はこちらからどうぞ
「takaのつれづれ日記」例の会案内ページ
「AFTERGLOW in Leica 」例の会案内ページ

2006051702
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

2006051703
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

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2006/05/16

Turkish holiday トルコ小ネタ集(1)

2006051601
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

まだまだ新市街の写真があるのですが、スキャンが進んでいますので今日は晴れた日のサフランボルでの写真をお届けします。

では小ネタ集を・・・・・

停電&断水
トルコに行くときは懐中電灯が必須と聞いていたのですが、その理由はしょっちゅう停電があるからだそうです。幸いホテルでは停電、断水はなかったのですが、現地の旅行社にバスのチケットを受け取りに行った際10分ほど停電がありました。当然パソコンもダウン、回復するまで待ってました。それでも10分ですんだのはラッキーで長いときには数時間に及ぶそうです。
子供の頃日本でも、もう少し停電がありましたし、夜停電してロウソクで過ごすのがなんとなくワクワクした記憶があります。
しかし仕事中に会社が停電でパソコンがいきなりダウンとか想像するとゾッとします。

意外に少ない日本人
カッパドキアでは日本人ツアーの方とも遭遇したのですが、その他の場所ではあまり会いませんでした。トルコ旅行は国内移動が大変なので団体ツアーの方が多いのですが、ツアーはどうしても遺跡、名所をベースに行動しますのでちょっとその線を外れるといきなり出会わなくなります。バックパッカー系の人もGWは避けていたのでしょうか。
別に海外で日本人に会うのが嫌なわけじゃないんですが、「ここは日本か?」というほど溢れかえっているのも「ちょっと何だかなぁ」なのでいい感じでした。

どうも名前が変らしい
トルコでは子供と目が会ってしまうとこちらに寄ってきてどんどん話かけてきます。博物館で中学生の団体に囲まれて質問攻めにあっていた時のことです。「名前は何?」と聞かれたので「my name is ○○○」と答えたらえらいウケるのです。で、さらに友達を連れてきてもう一度答えさせては大笑い・・・・・。どうも私の名前の発音はトルコ語で変な意味の単語のようです。気になる~。(どうかシモネタ系でありませんように)

2006051602
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

2006051603
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

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2006/05/15

Turkish holiday トルコX線検査事情

2006051501
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

今回はフィルム中心の海外撮影ということでなんといっても空港などでのX線検査をどうクリアするかが課題でした。と・こ・ろ・が・・・・・・。

問題は空港だけではなかったのです。

日本よりテロの警戒が強いトルコでは空港でも「入り口」と「搭乗口」の2箇所でX線検査がありました。さらに「博物館」や「有名モスク」でもX線検査があったのです。

 1、伊丹空港搭乗時
 2、成田空港搭乗時
 3、カイセリ空港入り口
 4、カイセリ空港搭乗時
 5、軍事博物館入り口
 6、軍事博物館建屋入り口
 7、ドルマバフチェ宮殿入り口
 8、ドルマバフチェ宮殿建屋入り口
 9、アヤソフィア入り口
 10、アタチュルク空港入り口
 11、アタチュルク空港搭乗時
 12、羽田空港搭乗時

と、まあ12回も試練があったわけです。ですが結果的に

一度もフィルムをX線検査機に通しませんでした

トルコの検査は厳しいものでした。普通にお願いしたら「問題ないから通しなさい」の一点張りだったのです。ところが実は我々には最終兵器があったのです。それは・・・・

東洋のカッパの世界一情けない顔による懇願攻撃

同居人がクチをへの字にして、目じりを目一杯下げてウルウル目で「お願い攻撃」をしたのです。そうしたら、いかめしいトルコの係官も最後には大きなため息をついて

トルコの真面目な係官 「はぁ~~・・・・・タマーム(OK)・・・・」

と言うしかなかったのです。

トルコの検査に東洋のカッパが勝利した瞬間です。フィルムX線検査でお悩みの貴方、ご希望があれば東洋のカッパをレンタルでお貸しいたします。(怪しいアジア人もセットでいかがでしょうか)

※ちなみに日本の検査では普通のお願いで目チェックしてくれました。

2006051502
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

2006051503
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

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2006/05/14

Turkish holiday  Excuse me

2006051401
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

トルコ初日のことです。

Shig  「あー、最高級ホテルのくせにここカミソリおいてないやん」
同居人 「せっかくのトルコなんやしヒゲはやしぃな」
Shig  「でも俺ってヒゲが薄いからしょびしょびして貧相なんだよ」
同居人 「ええやん、その方が怪しくて。悪い人が気味悪がって寄ってこんし」
Shig  「えええ、そんなぁ~」

と、いうことで私は初日のホテルにカミソリがなかったことで旅行中ヒゲを伸ばし続けることに・・・・・

トルコ旅行9日目。私が公園でネコを戯れているとき

Shig  「なあなあ、ネコと遊んでいるトコこのGRで撮ってよ」
同居人 「ああ、これで?」
同居人 「・・・・・・・・・・・・・・」
Shig  「ど、どうしたん?」
同居人 「あんた、ヒゲ・・・・怪しくてキタナイなぁ」
Shig  「お、お前がゆうんかい、お前がぁ」

そして最後にとどめは帰りのアタチュルク空港の免税店のレジにて・・・・日本人団体ツアーらしき日本のおじさんから声を掛けられた時です。

日本人の旅行者 「え~、Excuse me・・・」

あんたは俺を何人にしたんやぁ(涙)

※ちなみに同居人は横でケラケラ笑っておりました

2006051402
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

2006051403
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

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2006/05/13

Turkish holiday 色の洪水

2006051301
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

トルコの街中は「色の洪水」でした。
とてもじゃなですがしばらくはモノクロフィルムを詰める気がしませんでした。
※さすがに途中でカラーを撮り疲れてモノクロもしっかり撮ってまいりましたけど

とりあえず時系列にポジを整理するところからスタートしています。自然にスキャンも時系列になってしまいますので当面はイスタンブール新市街シリーズをお届けいたします。

 1、イスタンブール新市街 ←まだスキャンはこのあたり
 2、サフランボル ←ファイルセレクトはこのあたり
 3、カッパドキア
 4、イスタンブール(カドキョイ)
 5、アナドルカヴァウ
 6、イスタンブール旧市街

新市街は残念ながら曇りがちでしたのであまりパキっとした色は出き切りませんでしたが、イスタンブールのアジアサイドであるカドキョイ辺りではとんでもない色が出ています。(デジタル化でどこまで伝えられるかちょっと心配ですが)

明らかな失敗写真や完全にカブってしまっているものはファイリングセレクト(マウント)から外していますが、結局フィルム一本当たりでの脱落は1~3枚くらいでほとんど残しておきたい写真になってしまいました。

こりゃ、マウントバインダーを追加購入しなけりゃならんわ。

2006051302
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

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Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

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2006/05/12

現像アップトルコ写真

2006051201
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

今日トルコでのフィルム分の現像がアップしてきました。(コダクローム分はもう少し時間がかかりますけど)

いやあ、いっぺんに現像に出すと現像代、凄いことになっちゃいますね(涙)。大枚が数枚飛んでいってしまいました・・・・

帰宅して整理を始めたのですが1500枚もの写真です、まだすべてを見きれていません。こんな調子ではセレクトしてスキャンなど気が遠くなってしまいます。

大きな失敗もなく何とかかんとかそれなりに写っているようでまずはひと安心。あまりシビアにセレクトせず、多めに残していこうと思っています。

お願いだからスキャナー壊れないでね・・・・

2006051202
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)


2006051203
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)

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2006/05/11

Turkish holiday 魅惑のトルコ

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RICOH GR DIGITAL 28mm f2.4
※クリックすると大きい画像が表示されます

一晩休んで落ち着く・・・・と思ったのですが、かえって興奮が高まっているようです。(ヤレヤレ)それほど魅力的だったトルコですが、どういった辺りが私のツボを直撃したのでしょうか。

1、とにかく食べるものが目茶苦茶美味しい
何がどう美味しかったかという話はまた後日するとして、まずは基本となる「パン」「野菜」が驚くほど美味しいのです。お魚もお肉も最高です。「美味しいもの食べにトルコに行く」というのも立派な理由になってしまうほどです。

2、日本人に通じるマインドがある
このあたりは難しいところもあるのでまた追々と・・・。でも単なる親日国ということだけでは片付けられない接点もちょっぴり感じられたりしたのです。流行の歌謡曲はもう演歌そのもの。そう、演歌にこめられた日本の魂と通ずるものがあるのです(結構ロマンチスト)

3、東洋と西洋のぶつかり合う見事な文化
私達アジア人の感覚を残しながら生活様式はかなり西洋的。ただその交流の歴史は紀元前まで遡ってしまうのでその融合性も表面的ではないのです。色の使い方ひとつとってもひとつ間違えば難しい原色系を見事な美的感覚で使いこなしています。

4、人間的なおおらかさ
両替も買い物もバスの時間もかなり適当なんですが、考えてみると日本の感覚があまりに紋切り型なのかもしれません。「別にそんなに困らないでしょ?」と言われれば確かにそう。そういった感じが笑って許せてしまいますし、心地よかったりするのです。

5、ネコ天国
めちゃめちゃネコ多いです。街の人とネコが共存している感じで街に自然と溶け込んでいるのです。大のネコ好きにとってはもうたまりません。ついついネコを見つけては撮りまくっていたので「日本にはネコはいないのか?」と思われたことでしょう。

まだまだこれはトルコの魅力のほんの一部にしかすぎません。トルコの旅の記事ですが、時系列的に追いかけていくと膨大な量になりそうですしブログ的でもありません。基本的に「ネタ別」にエッセイ風に書き留めていくつもりです。(時間があったらHPでまとめてみたいのですが)

とりあえずはフィルムの現像ですね。←うまく上がるかちょっと緊張

2006051102
RICOH GR DIGITAL 28mm f2.4

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2006/05/10

とりあえず帰国報告

2006051001
RICOH GR DIGITAL 28mm f2.4

先ほど無事自宅に戻ってまいりました。

今回も完全個人旅行ということもあり、「東洋の河童」と「怪しい髪型の貧相なアジア人」が織り成すスリリングでエキサイトな旅でありました。

トルコというところはそれはもう素晴らしいところで私にとっては「パラダイス」としか言いようのない国でした。すでに

「またいつか行きたいなあ」ではなく「さて次はいつ行こうか(戻ろうか)」

というくらい第二の故郷と呼んでも差し支えない存在になっています。

さて今回のトルコ撮影旅行ですが撮影枚数は以下のようになりました。

 ■撮影フィルム本数・・・・・・42本
 ■GRデジタル撮影毎数・・・約900枚

観光、記録、押さえ込みで約2500枚といったところでしょうか。実質滞在日数は9日でしたが、国内を地元長距離バスの乗り継ぎで移動したために丸々一日移動の日もあったりで正味撮影可能日数が7日弱だったことを考えるとかなり精力的に撮ったのではないかな?と思います。

さあて、デジタルはともかく肝心のMP+ノクチルックスでのトルコの写真はどんな感じで上がってくるでしょうか。駄作、凡作の山を築いた感触がぷんぷんしますが、目一杯楽しみながらじっくり撮影できたと思っていますので、少しでもまともな写真があればワタシ的には十分満足です。

イスタンブールのホテルを出発してそろそろ24時間になります。現地では気力で歩きまわりましたが、そろそろ疲労もピークのようです。詳細は追々記事にしてゆくとして今日はひとまず休息を取ることといたします。

トルコ旅行、本当に最高な旅でした

2006051002
RICOH GR DIGITAL 28mm f2.4

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