Road to Turkey ~チャレンジ~
Zeiss Ikon + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
とうとう出発まで一週間を切ってきました。
(「そろそろ出発せいっ」という声が聞こえてきそうですが・・・)
トルコでの撮影でチャレンジしようと思っていること
素直に撮る
普段の撮影も気張っているわけではないのですが、日常の街角を撮影することが多いので何気なく歩いている時の視点より若干「色」だの「モノ」に反応するようにフィルターをかけて歩いている場合が多いです。
さらにその特徴にメリハリをつけるべく「構図」などに変化をつけたりしているわけですが、今回のトルコ行ではそういった要素は要素として取り入れながらもっと自然体に取り込んでもいいんじゃないか?と思っています。
文化が違うわけですからサプライズがあった場合素直に対応した方が表現としてよくなるかも・・・と思うのです。まあ、これは日常の日本での撮影でも同じなんですけどね。「素材を殺さない撮影」。下手なこねくりまわしはいらないような気がします。
ポートレート
日本だとかわいい子供がいたとしても、おいそれ勝手に写真は取れません。親に了解を得ようとしてもだいたいが不審がられてしまいます。これが海外にいくとまったく逆で、子供に「撮っていい?」とか聞くとだいたいが喜んで撮らせてくれます。もちろん親御さんがいれば了承を得ますがだいたい好意的に対応してくれます。
小心モノの私はポートレートはなかなか照れてしまってできないのですが、海外では思う存分撮れそうな気がしています。ノクチを使ってのポートレート、結構今回の旅行のテーマなのかもしれません。
記念写真も撮る
前回のベルギー行の時に足りなかったのはこれ。絵葉書的な記念写真はついつい敬遠してしまいますが、今回はこれにもチャレンジしてみようと思います。ストレートな風景写真でその場の空気を写し取るのも簡単ではないはずです。折角の海外、普段意識しないこういった視点でもチャレンジしたいです。
おまけ 「放っておいても撮っているであろうもの達」
・自転車、リヤカー、バイク、自動車
・古ぼけた看板、標識
・セルフポートレート、ネコ
・壁のしみ、ドア、蛇口、その他錆びたもの、廃屋、etc.
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コメント
ポートレートですが、地域性には用心した方がいいです。例えばインドでは、北部と南部で写真に対する寛容度が180度違いました。(南部は人が擦れてなくて撮り放題ですが、北部ではレンズを向けると嫌な顔をされ、下手をするとその場でお金を要求されます。)
現地で気持ちよく写真を撮るためにも、宗教的な問題を含め、どなたかトルコに詳しい方に、その辺の情報を聞いておいた方が無難です。ちなみにイタリアでは、女性を撮るときは「ボニータ!」と持ち上げろと言われました(^_^;。
それから、フィレンツェでメイン機材のEOS7がいきなり動かなくなったエンゾーとしては、サブボディはホテルではなくカメラバッグに入れておいた方が、いざと言うときに慌てなくていいかな?という気がします。
また、ホテルで予備の機材が盗難にあったら身も蓋もないので、リスクヘッジという意味では、むしろ持ち歩いていた方がいいかなと思います。…重いけど(^_^;
投稿: エンゾー | 2006/04/24 10:29
いよいよですね。
なんだかこっちまでドキドキしてきました(笑)
ノクチによるポートレートが一番気になります。
無理せず撮影を楽しんできてくださいね
投稿: taka | 2006/04/24 20:09
>エンゾーさん
モロッコではインド北部に近い感覚でした。イスラム圏では基本的に女性を撮ってはいけませんし、スナップだといって無神経に人物を撮ってはいけないことは万国共通だと思います。トルコに関してはいろんな旅行記を読む限り「写して攻撃」があるくらい写され好きな国民性みたいですし、撮影するときは了解を得てするつもりです。トルコ語の本をみつつコミュニケーションを取りながらの撮影が理想です。
もし持っていたカバンを強奪されたらカメラなしになってしまいますので、リスクヘッジとしてはホテルに置いてゆくつもりです。部屋を荒らされたらある意味写真どころではありませんし(笑)。貴重品をフロントに預けるくらいの慎重さはいるかもしれませんね。
アドバイスありがとうございました。
>takaさん
ノクチでのポートレートの注意点としては「開放で撮らないこと」というポイントがあります。あまりの被写界深度の浅さに「目に合わせると鼻がぼけ、鼻に合わせると目がぼける」といった具合にとっちらかってしまいます。(経験済み)
中間距離ならいいんですけどね。慣れない撮影に無理は禁物です。
投稿: Shig | 2006/04/24 21:27