物欲王のいいわけ ~ジュラルミンの誘惑~
Zeiss Ikon + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
オーバースペックなスーツケース。堅牢性からすると「ゼロハリバートン」がまっさきに候補にあがります。ただ、個人的趣味からすると「ゼロハリ」はなんだか洗練されすぎてるんですよね。
で、目に止まったのが「RIMOWA Topas」
■素材のジュラルミンは90%のアルミにマンガン、マグネシウム、 ニッケル等を混合さ
せた軽合金、マイナス200度~プラス720度の高温まで耐えられる。
超合金Zに胸を躍らせた世代としては「合金すればよし」みたいな刷り込みがありま
す。気分的には5万度の熱にも耐えられそうです。(どこにそんな熱が)
■1935年当時のドイツの代表的航空機であったユンカース52(JU52)の外板設計技
術にヒントを得て作られた表面リブ加工(凹凸)。
いやあユンカースですよ。ユンカースといえばJu87急降下爆撃機が有名ですが、
JU52も通称「タンテ」(ドイツ語で「おばさん」)と呼ばれ親しまれた名機です。
航空機がルーツ。もうそれ以上の薀蓄はいらんでしょう。
以前からリモワの存在は知っていましたが、ハードケースを日常で使うイメージがわかなかったのでなんとなく敬遠していました。今回あらためて「使うモノ」として意識してみるとそこには物欲魂を揺さぶるマグマが眠っていたのです。
買って、触って、持ってみて・・・・なんでもっと早くこの魅力に気が付かなかったのでしょう。
近い将来アタッシュケースまで手に入れそうな勢いです。「袋乞食」もとうとうハードケースの領域まで進出?今回スペックだけではなく予算もオーバーしてしまいましたので「M3」や「R-D1s」の購入は当面保留となりました。あーやれやれ。
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コメント
そうですか!ZEROかなと思ったんですが、きっと何かヒネリがあるのでは、と期待していたんです。リモワ、ちょっと柔らかめでへこみやすいそうですが、味も出てカッコイイですね。ZEROはあまりに堅牢でポーターとかが投げるそうですね。
僕のスーツケースはTUMIです。これもある意味オーバースペックですかね。
投稿: Tohdo | 2006/03/31 00:13
ジュラルミン、いいですよね。欲しいー
オーバースペックというのは分かってるのですが、なぜ
だか最高の物が欲しくなります。
R-D1sも欲しい物の候補に上がってるのですか?
僕も欲しい様なきがするのですが、僕の場合は、何だか
ライカはライカでありつづけて欲しいという気持ちが
ありデジタルでライカレンズを使えるのは凄く楽しい
のでしょうけど、ライカレンズやライカワールドは
filmの方が合っていて、デジタルにすると素敵な部分
が半減するような気がしてしまいます。
投稿: farfarsideK | 2006/03/31 10:41
>Tohdoさん
リモワにしてもあまりひねりはなかったですね。チタン製とかの特注品なら大ネタになったのでしょうが。リモワは傷や凹みが味になるのであえて選んだんです。ああ、普段使いのカバンも欲しい~。
>farfarsideKさん
R-D1sはライカとはまったく違ったベクトルで魅力を感じています。ですからライカのデジタル版とは思っていないんです。R-D1sは「Mマウントレンズの味を味わうデジタルカメラ」と認識しています。主役はあくまでレンズ、それをかなり忠実にデジタル化してくれる趣味性たっぷりなデジタルカメラ。これにモノとしての色気が出てくれば本当に文句ないんですけどね。
投稿: Shig | 2006/03/31 12:42
すばらしいスーツケースですね。
空港の係員にほり投げられること間違いなし。
このカバンでは、銃撃戦で生き残れませんかね?
拳銃の弾くらいは止めてくれる!?
投稿: まなぶ | 2006/03/31 12:44
>まなぶさん
投げられてボコボコになるのもある意味リモワらしいので、かえって新品で綺麗な時のほうが恥ずかしいです。ただリモワは直撃のダメージには弱そうなので銃弾なんか簡単に貫通しそうです。ゼロハリならかなり強そうですけど。
投稿: Shig | 2006/03/31 12:59
ここは強化プラスティック製のペリカンなどはどうですか?ボクは小さなサイズのものをカメラバッグとして使っているのですが非常に使い勝手が悪いです(笑)機密性と堅牢性は抜群なのですが。
投稿: 襟井hide | 2006/03/31 23:14
>襟井hideさん
使い勝手・・・・悪いんですか?(笑)
調子に乗ってリモワのアタッシュとか物色しているのですが、格好はいいのですが柔らかいバッグに慣れた身としては持ち歩き時にカバンが開けられないのはかなり不便そうです。頑丈さでいえばペリカンが一番強そうですね。
投稿: Shig | 2006/04/01 10:41
それです。歩きながらなど立ったままで開け閉めするのが難しいのが難点なんですよ。ボクが使っているのは1200という縦横20センチほどの小さなケースでショルダーストラップで肩掛けすることもできないので撮影すらしずらいんですよ。まさに本末転倒^_^);;
投稿: 襟井hide | 2006/04/02 14:08
>襟井hideさん
でもハードケース、カッコイイですよね。私はショルダーストラップ必須なタイプなのでさらにハードルが高いです。しばらく楽しみながら悩んでみます。
投稿: Shig | 2006/04/02 22:51
なんと、ShigさんもリモワですかΣ( ̄□ ̄;)奇遇ですね。(しかもゼロハリを敬遠したところまで一緒とは。)
先日、イタリア行きのことも考えた上で、結納返しと言う名目で相方にリモワ買ってもらったばかりです。収納力と剛性重視で、デザイン的には古いタイプに属する「パイロット」にしました。
普通の旅行かばんと違い、スライドハンドルが本体の外に直付けされているため、いまひとつ見た目が洗練されていませんが、その分荷物はたくさん入ります。
それにしても、最初の傷が付くまでは、あまり傷だらけになる姿は想像したくないですね。いくら勲章と言い聞かせても、心で泣いてたりして(^_^;
投稿: エンゾー | 2006/04/03 02:33
>エンゾーさん
エンゾーさんもリモワですか・・・・実物を触りまくって「リモワにして良かった」と実感しています。「パイロットシリーズ」で大きめなのってありましたっけ。私は80Lくらいは欲しかったのでトパーズにしてしまいましたが、格好はパイロットの方が断然いいですよ。
キズに関しては付き方次第でしょうか、ボロっちく付くか格好よく付くか・・・・。まあゼロハリのキズだらけよりは様にはなりそうですけど。
投稿: Shig | 2006/04/03 12:34
あーすんません、語弊がありました。
ただのパイロットではなくて、トパーズの中の「パイロットトローリー」の方です。やっぱハンドルとキャスターは必須ですので…。
小さいのとデカいのがあって、デカい方を買いました。と言っても、容量はshigさんが購入されたジャンボトローリーの半分くらいしかないですが。
パイロットトローリーに超大型のモデルが無いのは、たぶんあの蓋の開き方で80Lクラスのものを作ると、底の方に手が届かなくなる恐れがあるからでしょうね(笑)
投稿: エンゾー | 2006/04/06 01:06
>エンゾーさん
あ、わかりました、トパーズのトローリーですね。実はあれの小さい方が国内旅行にいいかなーと思っていたのですよ。使い勝手なんかまた聞かせてくださいね。
投稿: Shig | 2006/04/06 20:51