曖昧な距離感
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0 (2nd generation)
この明るさにも係わらず開放付近で撮りましたので植木の一部にしかピントがきていません。こういった奥行きの風景を撮ること自体あまりないのですが、微妙な植木とその背景の白い板に惹かれて（惹かれるか？普通）つい一枚。不思議な一枚となりました。
シフトレンズを使ってアオリ写真を撮ると本来ピントがあっているはずの風景の距離感が合わなくなり、まるでミニチュア写真のようになる場合がありますが、これはそのノクチバージョンといったところでしょうか。この距離、この明るさでほんの一部にしかピントがこない写真はf1.0ならではの表現でしょう。
ルーぺを覗いてこういった写真を見つけると思わずニヤリとしてしまいます。
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コメント
うん。
素敵な雰囲気の写真ですね〜〜。
大好き！
投稿: ロム | 2006/01/19 23:36
いや～ほんと素敵です・・・。
投稿: Ｈ．Ｏ | 2006/01/20 00:01
いつもの最短近辺もいいですけど、こういう距離でのなんとも言えない絵はまさしくノクチならではなんでしょうねえ。標準にも関わらず、ワイドマクロ的な絵とでも言うのでしょうか？ボケ方が優しくて好きですね。こういうの。
投稿: itamura | 2006/01/20 02:20
結構イロイロ写り込んでいて広角的だけど、ボケのせいで距離感が喪失して望遠的。…こういう見たことなかったんで、最近使ってないT90+50mmF1.4にフィルム込めて真似してみようかと思ったくらい新鮮な感じがしました。
（外は雪･大雪のため、当分難しい感じですが…）
投稿: フェルメール | 2006/01/20 05:42
ニコンに続いて、今度はコニカミノルタまで・・・
でも、その一方でフジfilmの嬉しい発表！
filmはずーっと伝統を守って行くため、続けますと。
もうfilm使いは、これからどうすればいいか決まりましたね
ドンドンfilm使って楽しみましょう！って感じですね
投稿: こうせい | 2006/01/20 09:17
＞ロムさん
ポジを取り出した時は気がつかなかったのですが、ルーペを覗いた時にこんな表現になっていることが分かりました。至福の瞬間です（笑）
＞Ｈ．Ｏさん
ありがとうございます。
まあ、この写真は「素敵」というより「不思議」って感じですけどね（笑）。
＞itamuraさん
こんな感じに写るとは思いませんでした。まだまだ新しい発見のあるレンズです。今度はキリキリに絞ってパキッとしたのもアップしてみますね。
＞フェルメールさん
F1.4から2.0くらいのレンズなら近い感じが出るのではないでしょうか。明るい場所での開放はシャッタースピードに影響しますのでカメラを選んでしまいますけどね。ちなみに私はNDフィルターは必須になってます。
＞こうせいさん
楽観的なのでしょうか、私はあまり心配していません。どこかでバランスを取って安定した供給になるのでは、と思っています。確かに主流ではありませんが、確実に使い続ける人がいる限りそんなにマイノリティーになる気がしないのです。
投稿: Shig | 2006/01/20 23:16