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2005/11/15

究極のライフライン

20051115
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0

恥ずかしいお話ですが独身時代、電気代の振込みを忘れて電気を止められたことがあります。テレビも見られず、本も読めず真っ暗闇の中ひたすら寝るしかない状態。精神的には凹みましたが生きてはいけます。

一度お風呂場の水が出っ放しになることがありました。翌日修理するまで玄関の外の元栓を締めなければなりませんでしたが、トイレやお風呂など水を使う時は開けにいけばよいので面倒ですが生活はできました。

今回のトイレに行けない状態が過去のトラブルの中で一番厳しかったです。人間には我慢できることとできないことがあるというのが身にしみて理解できました。

トイレに関する下水周りこそ究極のライフラインでありましょう。(短期ベースで)

結局自力では改善しなかったトイレの詰まり。専門業者(救急対応)でも復旧は無理でした。トイレ側の問題ではなく汚水管の詰まりという根本的な問題でした。
翌日管理会社の担当業者が修理するまでトイレの使用不可。これが我々に与えられた厳しい試練だったのです。

なんとか本日専門業者によってこの究極のライフラインは復旧し、当面の危機は脱しましたが、この間に下痢など起こそうものならそれこそ「ブログの記事にもならないとんでもない事態」になっていた可能性すらあるのです。

肉体的だけでなく精神的に大きなダメージを受けてしまう危険性のある究極のライフライン「下水処理」。文明とは何かを考えるいいきっかけになった一晩でありました。

※無事流れるトイレを見て不覚にも目に涙が・・・・・

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コメント

Shigさん、こんばんは

笑わせてもらいましたよ(笑)
トイレが復旧して良かったですね。
確かに食事等の水については、外食やコンビニで済ませられます。
風呂だってスーパー銭湯で済ませますし、風呂に入らなくてもなんとかなります(周りに迷惑をかけることはありますが…)
でもトイレだけはどうしようもありませんからね。
通常であれば近所の公園にある公衆トイレでなんとかなりますが、緊急時には死活問題です(ブログネタにはなりますが…)
なんにせよ1日で復旧して良かった良かった(笑)

投稿: a_hase | 2005/11/15 22:44

>a_haseさん
ありがとうございます。
阪神大震災時も停電、水不足に悩まされましたが幸い私の地域は早期回復いたしました。その時でさえトイレは使えたのは助かったといえるでしょう。
普段当たり前のことだからこそ、いざトラブると厳しいことを痛感しました。まあ、これといって対応策もないわけですが、次回(次回があっては嫌ですが)起こったときの対応はもう少しロスなくおこせそうです。ふぅ~。

投稿: Shig | 2005/11/15 23:34

凄く楽しく読みました笑
でもおしっこならお風呂でしてしまう事は出来ますが、大きい方だと
困りますね。下痢してなくてほんと良かったですね。
夜大きい方へ行きたくなったらどうしてたんでしょうね。
急いでコンビニまで走って?
でもほんとに良かった良かった。
今日のタイトルと写真の斜めの線、バッチリですね。
緑が鮮やかで背景が凄く奇麗nぼけてるので、凄く立体感が感じられます
ね。

投稿: こうせい | 2005/11/16 11:41

私も、嫁さんも笑って楽しく読ませていただきました~。
我が家はマンションなので、災害に備えて、簡易トイレも備えておきました。

投稿: ベルボン | 2005/11/16 21:55

>こうせいさん
トイレに行きたくなると困るのでビールは我慢し、とりあえず寝ることに集中しました。真夜中にもよおすことが一番怖かったです。朝もそそくさと出かけ、駅についたらなんかホッしました。

この写真はフォルティアですので緑が強調的に出るだろうと思って撮りました。いい感じの緑にあがりました。

>ベルボンさん
簡易トイレでも大の方が精神的にきつそうですね(笑)。でもいざというときのために用意は必要ですよね。

投稿: Shig | 2005/11/16 22:38

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